イオンモール四国沖店
ロイ「・・・まあ、その、なんだ。色々巻き込んですまない。
だが取り敢えず晴風に戻ろう」
一人の青年が少女や淑女に伝える。
しかし彼女達は全く動く気配を見せない。
彼女達は目の前の青年を見て固まっている。
そう、右胸に小さな穴が開き、右腕が無く、血を流しながらも、
さもいつも通りと振る舞う青年に、驚いて固まっている。
美波「取り敢えず・・・止血の方を・・・」
養護教諭として、応急処置をしようとするも、
それはロイが軽く首を振って拒否する。
「でも・・・」というが、「必要ない」で潰される。
平賀「と、取り敢えず直教艦があるから、それに乗っていきましょう」
ロイ「分かった」
なお、この後ヲ級を晴風で面倒見るよう美波さんにお願いした。
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海上
ロイ「ぬえ?、何か晴風艦橋組が騒がしいぞ」
晴風が見えたかと思うと、ロイは晴風艦橋の異変に気付き、明乃に声を掛ける。
振り返って渡された指向性マイク付き双眼鏡で艦橋を見る。
明乃「えっ?、本当だ。たまちゃん?」
ロイ「ドンキーコングのマリオみてえだな」
晴風では志摩が艦橋から飛び出したかと思うと、あちこちを飛び回ってある場所に着く。
ロイ「対空機銃だ。こっちを狙ってるぞー」棒読み
志摩がこっちを狙っていることに気付く。
すると双眼鏡が志摩の声を拾う。
双眼鏡「明石!間宮!、てめえなんて怖くねえ」
明乃「ひぃ!!」
双眼鏡「野郎ぶっ殺してやあぁーる!!」
双眼鏡から出てくる志摩の声に驚き一歩下がるも束の間、
対空機銃から銃弾が飛んでくる。
ロイ「真似っこはよく育つ」
ジョンを空に向け一回のみ発砲する。
すると銃弾が全て予定されていたコースを大分逸れ、命中することなく海に沈む。
平賀「艦隊を何者かが包囲しています!!」
美甘「ええええ!!」
美波「四面楚歌・・・」
媛萌「あわわわ」
明乃「皆・・・」
晴風に明石、間宮それに護衛艦。それが全て包囲されている。
パニックなった一同と晴風の心配をする明乃。
そして・・・バケツを要請するロイ。
平賀「ちょっと・・・大丈・・・夫・・・」
海から勢いよく飛び出てきたバケツの水を被り、声を掛けようとしたが・・・
それよりもあることに驚く。
右腕が・・・ロイの無くなった右腕が元通りになっていたのだ。
ロイ「晴風に通信して回避行動を取るよう呼びかけろ、
俺は昔の友人の友人をバラしてくる」
また光を発し海面を走っていくロイ。
それを見るのは、状況が読み込めない者達だった。
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左腕の義手の表面がスライドし、中に隠されていた拳銃が出てくる。
それをロイは手に取り、徐に目の前にある巡洋艦に一発撃つ。
発射された弾丸は一直線に巡洋艦を貫き弾薬庫へと駆ける。
待つこと数秒、巡洋艦は弾薬庫からの誘爆が原因となり轟沈した。
ロイ「臨時用だからゴミかと思っていたが、パーフェクトじゃないか」
一人喜ぶロイ。包囲艦隊は上陸用舟艇やボートに乗り込み、
少し奇妙な海戦の様な陸戦に思える海戦が発生した。
兵士「この戦争狂が!!」
ロイ「可哀想な犬風情が、調子に余り乗るな」
兵士「ぬぐぉ!!」
しかし近づいた兵士は何の前触れも無く斬られた様に肉体がバラバラになる。
兵士「こ、これは・・・」
ロイ「動くんじゃあねえぞ、良く切れる鋼鉄線は俺から半径凡そ60mに展開されている、
これが嘘だと思うなら動いてみるがいい」
兵士「ぐぬぬ・・・」
動こうとする兵士は誰も居ない。
この膠着状態が永遠に続くと思った者も居たが、それはすぐに破られる。
兵士がまた斬られて死んだのである。
鋼鉄線をロイが動かしたのである。
全ての鋼鉄線は左腕の義手から出ていたので、それを少し動かせば死人が出るのは当然だった。
兵士「艦砲射撃だ!、全艦であの狂人を殺せ!!」
ロイ「来たねえ、重巡洋艦が4、戦艦が3、駆逐艦が7、
かなりの艦隊じゃない、何人生き残るのかな?」
ロイ目掛け放たれた砲弾は、全てがロイに当たる前に爆発する。
兵士「狂人め、鋼鉄線をバリアの様に使いやがって」
艦隊司令「第二射急げ、一部乗員を除いて全艦乗組員は武装し目標を攻撃せよ」
ロイ「弾幕が厚くなってきたな、そろそろ本気出すか、
ヨーゼフに命令、魚雷攻撃開始、目標全敵艦」
艦隊司令「360度全方位から攻撃せよ、鋼鉄線の穴を探せ」
ロイの元に集まりつつあった艦船、そこに一本の魚雷が現れる。
その魚雷は海中からミサイルを宙に放ちながら、巨大な戦艦に直撃する。
魚雷の命中した戦艦は大音を出して沈み、
他の艦船もミサイルの餌食になって沈んでいった。
兵士達もミサイルに巻き込まれたり、飛んでいった先で鋼鉄線に斬られ死んだ。
ロイ「アベルの奴は居ないか、敵殲滅完了、帰投する」
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晴風
静かに語り始める仮面の男。その男が冒頭にこう話した。
「異世界から来ました」
説明とは・・・
まあ気にするな!