ハイスクール・フリート   若き人魚と転生者   作:ロイ1世

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出店要請

ブルーマーメイド横須賀基地

 

ロイ「ブルーマーメイドフェスタ、なんだそれ・・・」

真霜「年に一度行うブルーマーメイド主催の祭りよ。

貴方も参加してみない?、スペースに空きがあるから」

 

実の所これは嘘だ。ロイのことを世間に広げるため、

不人気の所を潰して交代させた。

 

ロイ「ああ・・・参加しようかな、何でもやっていいんだな?」

真霜「もちろん。企画書を提出して許可が降りれば、何でも良いわよ」

ロイ「なににしようかな・・・スキッパーはつまらないし、出店でいいか」

 

早速考えが纏ったロイに、真霜が尋ねる。

 

真霜「あなた・・・料理できるの?」

 

一番の不安。出店が原因のトラブル。何かあったらヤバい。

 

ロイ「勿論。そんなに不安なら今からお昼ご飯作ろうか?」

真霜「ええ。出来れば出店で出す奴と同じのでお願い」

ロイ「あいよ。買出し行ってくる」

 

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ロイ「只今お戻り。直ぐ作るから、待っててくれ」

真霜「はぁい」

 

この間に真霜は色々考える。

何を作るのか。祭りの定番、唐揚げや綿菓子、りんご飴。

しかしそれでは昼食として真霜に出せない。

じゃあカフェのような軽食か。となればサンドイッチか。

そう考えていると、ロイが皿を持って帰ってくる。

 

ロイ「どうぞ。これが出店で出す予定の料理だ」

 

皿に乗っているのは、80g位のステーキ牛肉だった。

 

真霜「こ、これを出店で出すのね・・・」

ロイ「そう。量が多くないから他の店も回れる。

椅子と机を出すから食べやすい。

安い肉を使っているから赤字にはならない」

真霜「お、おいしい。柔らかくて肉汁もたっぷり。だけど脂は少ない・・・、

これ本当に安い物を使っているのよね!?」

 

あまりの美味しさに本当に安いかを聞いてしまう真霜。

 

ロイ「ぬふふふ、真の料理人は、安い食材で高級の味を作るのだよ・・・」

真霜「ど、どうやったらこんな風になるのよ!!」

 

どのような技があるのかを聞く真霜。

 

ロイ「企業秘密かな。とにかくこれでいいか?」

 

しかしロイはそれに答えない。

 

真霜「・・・まあ良いわ。これが詳しい予定だから。

それとこれが地図ね。無くさないでよ」

ロイ「分かった。ありがとう」

 

こうしてブルーマーメイドフェスタに参加することになったロイ。

しかしそれを一番嬉しがっていたのは、真霜では無くとある

艦船の乗務員であることを、まだロイは知らない。

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