戦姫絶唱シンフォギアエターナル   作:ルオン

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プロローグ:NEVERの生き残り

かつて、ある街を地獄に変えようとした者たちがいた。

 

その者たちの組織名は【NEVER】

その組織に所属しているのは、生物兵器、正式名称【NECRO-OVER(ネクロオーバー)】と呼ばれる化学薬品・クローニング技術を駆使した死亡確定固定確定術にて蘇生された死者で()()形成された組織である。

身体能力は生前の数倍に増幅され、通常兵器を一切受け付けない高い耐久性と、驚異的な再生能力を持ち、更に死に対する恐怖心も喪失している。

NEVERのリーダー、大道(だいどう) 克己(かつみ)を筆頭に、仲間である(いずみ) 京水(きょうすい)羽原(はねはら) レイカ、芦原(あしはら) (けん)堂本(どうもと) 剛三(ごうぞう)は、風都(ふうと)と呼ばれる街へ行き、財団Xと呼ばれる死の証人から、輸送されていた、【T2ガイアメモリ】と呼ばれる、地球の記憶が宿った次世代型メモリを奪いとる。奪い取り、互いに引かれあうメモリを入手し、その街を守る【仮面ライダーダブル】と【仮面ライダーアクセル】と戦う。

大道克己は、【ロストドライバー】と呼ばれるベルトと、自身が手にした【エターナルメモリ】を使用して【仮面ライダーエターナル】へと変身し、【ドーパント】と呼ばれる姿へと変わった仲間たちと共に、仮面ライダーたちを撃破した。

撃破した彼らは、風都のシンボルである風都タワーを占拠し、風都に住まう人々をNEVERにしようとした。だが、復活した仮面ライダーたちにより、大道克己たちは倒され、死んでしまった。

これによりNEVERは滅びた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()

 

 

 

 

とある国ある財団Xの研究所

その研究所は今、1人の男の襲撃により、壊滅寸前であった。

 

「早く研究資料を持って逃げなければ!!奴にこの資料を奪われてなるものか!!」

 

「ほう、何を奪われてなるものかって?」

 

「ッ!?」

 

研究資料を鞄に詰め込んでいた研究員は、突然聞こえてきた声に驚き、声のする方へ顔を向ける。

そこには、右手に銃を、左手にナイフを持った、男が立っていた。

 

「よぉ、見つけたぜ?所長さんよ?」

 

「くっ!!何故だ、何故貴様が我々を襲う!?NEVERの大道晃人!!」

 

男の名は大道 晃人(あきと)。NEVERのリーダー、大道 克己の義理の弟で、唯一、生きた人間でありながらNEVERに所属していたメンバーである。

彼は、風都襲撃時は、別の国で傭兵としての仕事をしていた。任務を終え、風都へ向かう途中、大道 克己の市民へ向けた報道を見て、自身の知る兄と違っていて、急いで向かったが、駆けつけた頃には、仮面ライダーダブルに倒された後だった。

様々な感情が渦巻く中、晃人は克己が使用していたロストドライバーと、砕けたエターナルメモリ、そしてNEVERのメンバーが使用していたメモリを含めた全てのT2メモリを回収し、仮面ライダーダブルに『兄を…………優しかった兄を止めてくれて………ありがとう』と言って、その場を後にし、1人、NEVERとして活動していた。

それから暫くの月日が経ち、彼は現在、ある人物の依頼で、財団Xの研究所を襲撃していた。

 

「そんなの簡単だ。ある人物から、お前らのアジトを潰すように依頼があったんだよ」

 

「だ、だったら、倍の金を「それに」!?」

 

「それによ…………財団X(テメエら)を潰すのは、兄さんの…………大道克己の願いだったんでね」

 

「ふざけるなぁ!!」

《ハイマグマ!!》

 

研究員は、首元へメモリを突き刺す。

それにより、研究員の姿は見る見るうちに変わっていき、その姿をドーパントへと変えた。

 

「ハイマグマ…………噂に聞くハイドープをマグマメモリで無理矢理再現したか」

 

「そうだ!!この力があれば、貴様など敵ではない!!」

 

「そうか…………ま、無意味だがな」

 

そう言った晃人は、ロストドライバーを取り出して腰に装着し、1つのメモリを取り出す。

そのメモリを見たドーパントは、驚きを隠せないのか、後ずさるように、左足を退いていた。

 

「な、何故だ!?そのメモリはダブルによって砕けたはず!!何故貴様がそのメモリを所持している!?」

 

「簡単だ、俺が直したからな」

《エターナル》

 

「変身」

《エターナル》

 

晃人は取り出したエターナルメモリをロストドライバーに装填し、克己と同じ仮面ライダーエターナルへと姿を変える。

 

「バカな!?エターナルメモリに認められただと!?」

 

「そういうことだ。かかってこい」

 

「舐めるなぁあああ!!」

 

ドーパントは拳にマグマを纏わせ、エターナルに投げつける。だがその攻撃は、あらゆる攻撃を無効化するマント、【エターナルローブ】により防がれる。

 

「ば、バカな!?」

 

「しっかりエターナルのことを調べとくんだったな…………さて、終わりだ」

《エターナル・マキシマムドライブ》

 

「ハァッ!!」

 

「ぐぁあああああああ!?」

 

晃人は専用武器である【エターナルエッジ】に、ドライバーから抜き取ったエターナルメモリを装填し、エターナルエッジを包み込むように発生した青い炎を斬撃としてドーパントへ放つ。

その攻撃を喰らったドーパントはその場で爆発し、体からメモリが出てきて砕けた。そしてそのメモリを使用していた研究員の体が、徐々に粒子となって消え始めていた。

 

「な、なんだコレは…………何故、体が消え始めているんだ!?」

 

「当たり前だ。本来なら長年使用して手にする力を、無理矢理メモリで使用したんだ、その代償が大きくても仕方がないだろ?」

 

「そ………んな…………消えたくない…………………まだ私には…………やらなければ―――!!」

 

研究員は言い終わる前に、粒子となって完全に消えてなくなった。

それを確認した晃人は、スマホを取り出し、ある人物へ電話をかける。

 

「『はい』」

 

「大道だ、依頼されていた財団のアジト、潰し終えたぜ」

 

「『ありがとうございます。依頼料は口座に振り込んでおきます』」

 

「ああ、頼む。それじゃあ切るぞ」

 

「『待ってください。此方に来て()()()()()に会って行きませんか?そこからでしたら、そう遠くないはずです』」

 

「…………悪いが教授、それは出来ない。あんたの気持ちも分かるが、俺が行けば面倒になるのは予想つくだろ」

 

「『…………そうですね、無理を言ってしまい、すみません』」

 

「謝るな。また何かあれば依頼してこい」

 

「『分かりました。では、お元気で』」

 

そう言って、電話の相手は通話を切り、晃人はスマホをしまう。

 

「さて、久々に日本に帰るか」

 

そう言った晃人はアジトを爆破し、日本へと向かった。そして彼は、日本である出会いを果たし、彼の運命の歯車が動き出すことを、まだ誰も、知るよしがなかった。




ということで、企画に向けて作ったエターナルとシンフォギアのクロス小説です!!

次回は晃人が、あの事件に巻き込まれます!!

次回も是非読んでください!!
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