かつて、ある街を地獄に変えようとした者たちがいた。
その者たちの組織名は【NEVER】
その組織に所属しているのは、生物兵器、正式名称【
身体能力は生前の数倍に増幅され、通常兵器を一切受け付けない高い耐久性と、驚異的な再生能力を持ち、更に死に対する恐怖心も喪失している。
NEVERのリーダー、
大道克己は、【ロストドライバー】と呼ばれるベルトと、自身が手にした【エターナルメモリ】を使用して【仮面ライダーエターナル】へと変身し、【ドーパント】と呼ばれる姿へと変わった仲間たちと共に、仮面ライダーたちを撃破した。
撃破した彼らは、風都のシンボルである風都タワーを占拠し、風都に住まう人々をNEVERにしようとした。だが、復活した仮面ライダーたちにより、大道克己たちは倒され、死んでしまった。
これによりNEVERは滅びた
とある国ある財団Xの研究所
その研究所は今、1人の男の襲撃により、壊滅寸前であった。
「早く研究資料を持って逃げなければ!!奴にこの資料を奪われてなるものか!!」
「ほう、何を奪われてなるものかって?」
「ッ!?」
研究資料を鞄に詰め込んでいた研究員は、突然聞こえてきた声に驚き、声のする方へ顔を向ける。
そこには、右手に銃を、左手にナイフを持った、男が立っていた。
「よぉ、見つけたぜ?所長さんよ?」
「くっ!!何故だ、何故貴様が我々を襲う!?NEVERの大道晃人!!」
男の名は大道
彼は、風都襲撃時は、別の国で傭兵としての仕事をしていた。任務を終え、風都へ向かう途中、大道 克己の市民へ向けた報道を見て、自身の知る兄と違っていて、急いで向かったが、駆けつけた頃には、仮面ライダーダブルに倒された後だった。
様々な感情が渦巻く中、晃人は克己が使用していたロストドライバーと、砕けたエターナルメモリ、そしてNEVERのメンバーが使用していたメモリを含めた全てのT2メモリを回収し、仮面ライダーダブルに『兄を…………優しかった兄を止めてくれて………ありがとう』と言って、その場を後にし、1人、NEVERとして活動していた。
それから暫くの月日が経ち、彼は現在、ある人物の依頼で、財団Xの研究所を襲撃していた。
「そんなの簡単だ。ある人物から、お前らのアジトを潰すように依頼があったんだよ」
「だ、だったら、倍の金を「それに」!?」
「それによ…………
「ふざけるなぁ!!」
《ハイマグマ!!》
研究員は、首元へメモリを突き刺す。
それにより、研究員の姿は見る見るうちに変わっていき、その姿をドーパントへと変えた。
「ハイマグマ…………噂に聞くハイドープをマグマメモリで無理矢理再現したか」
「そうだ!!この力があれば、貴様など敵ではない!!」
「そうか…………ま、無意味だがな」
そう言った晃人は、ロストドライバーを取り出して腰に装着し、1つのメモリを取り出す。
そのメモリを見たドーパントは、驚きを隠せないのか、後ずさるように、左足を退いていた。
「な、何故だ!?そのメモリはダブルによって砕けたはず!!何故貴様がそのメモリを所持している!?」
「簡単だ、俺が直したからな」
《エターナル》
「変身」
《エターナル》
晃人は取り出したエターナルメモリをロストドライバーに装填し、克己と同じ仮面ライダーエターナルへと姿を変える。
「バカな!?エターナルメモリに認められただと!?」
「そういうことだ。かかってこい」
「舐めるなぁあああ!!」
ドーパントは拳にマグマを纏わせ、エターナルに投げつける。だがその攻撃は、あらゆる攻撃を無効化するマント、【エターナルローブ】により防がれる。
「ば、バカな!?」
「しっかりエターナルのことを調べとくんだったな…………さて、終わりだ」
《エターナル・マキシマムドライブ》
「ハァッ!!」
「ぐぁあああああああ!?」
晃人は専用武器である【エターナルエッジ】に、ドライバーから抜き取ったエターナルメモリを装填し、エターナルエッジを包み込むように発生した青い炎を斬撃としてドーパントへ放つ。
その攻撃を喰らったドーパントはその場で爆発し、体からメモリが出てきて砕けた。そしてそのメモリを使用していた研究員の体が、徐々に粒子となって消え始めていた。
「な、なんだコレは…………何故、体が消え始めているんだ!?」
「当たり前だ。本来なら長年使用して手にする力を、無理矢理メモリで使用したんだ、その代償が大きくても仕方がないだろ?」
「そ………んな…………消えたくない…………………まだ私には…………やらなければ―――!!」
研究員は言い終わる前に、粒子となって完全に消えてなくなった。
それを確認した晃人は、スマホを取り出し、ある人物へ電話をかける。
「『はい』」
「大道だ、依頼されていた財団のアジト、潰し終えたぜ」
「『ありがとうございます。依頼料は口座に振り込んでおきます』」
「ああ、頼む。それじゃあ切るぞ」
「『待ってください。此方に来て
「…………悪いが教授、それは出来ない。あんたの気持ちも分かるが、俺が行けば面倒になるのは予想つくだろ」
「『…………そうですね、無理を言ってしまい、すみません』」
「謝るな。また何かあれば依頼してこい」
「『分かりました。では、お元気で』」
そう言って、電話の相手は通話を切り、晃人はスマホをしまう。
「さて、久々に日本に帰るか」
そう言った晃人はアジトを爆破し、日本へと向かった。そして彼は、日本である出会いを果たし、彼の運命の歯車が動き出すことを、まだ誰も、知るよしがなかった。
ということで、企画に向けて作ったエターナルとシンフォギアのクロス小説です!!
次回は晃人が、あの事件に巻き込まれます!!
次回も是非読んでください!!