今回は晃斗があの事件に巻き込まれます‼️
それでは本編をどうぞ!!
「たく、なんでこんなことに」
日本へ帰国した彼、大道 晃人は、溜め息をつきながら、あるライブの長い列に並んでいた。
こうなってしまったのは、彼の交遊関係が原因である。
彼が日本に帰国後、住みかにしているマンションへ、1枚の封筒が届いた。
中には、1枚の手紙とチケットが入っていた。
手紙の送り主は、入っていたチケットで見るライブの歌手、
彼女たちとは、晃人がそれぞれ幼少期の時に、NEVERの任務で行った任務先で出会ったのがきっかけである。
兄である克己から、現地の調査にNEVERのメンバーと一緒に行くように言われた晃人は、行った先々で天羽奏と風鳴翼と出会った。
そしてNEVERのメンバーが死に、自分1人でNEVERとして活動して、久々の休日を過ごしていたある日、いきすぎたファンと呼ばれるファンたちに囲まれ、困っている天羽奏と風鳴翼がいたのを見つけた。
晃人は関わる気はなかったが、道の邪魔だったため、ファンの1人の腕を捻り、殺気を飛ばしたら、一目散に逃げていった。
そのまま、行こうとした晃人だったが、奏に腕を掴まれ、名前を言い当てられる。
その際、翼も晃人だと気づき、お礼をしたいと言い、晃斗は無理矢理な形で喫茶店に引きずられていった。
喫茶店で奏と翼の2人と過ごしていた際に、奏と翼に住所を聞かれた。教えないと言った晃人であったが、奏に抱きつかれ、翼に手を握られてしまう中、喫茶店にいた店員を含めた客から(男性人)送られてきた、嫉妬が混ざった殺気に面倒くさいと思い、2人に住所を言って、注文したコーヒーを飲みほし、その場を後にした。
そして今回、チケットが送られてきたのだ。
行かなければいいだけたのだが、『来なかったら夜中に侵入して歌いまくってやる!!』という手紙が同封されていた。
誤魔化せば良かったものの、訪ねられて探されたりしたら面倒と思い、本当の住所を言ってしまったことに、晃人は後悔しており、現在に至るのだ。
「(自分の交友関係が嫌になってくるぜ。まさか、こんな面倒に巻き込まれるとは…………京水姐さんが言ってた『晃人ちゃんはいつか、女関係で色々巻き込まれるわね!!』って、こういうこと言うのか?)はぁ……」
京水に言われた事を思い出しながら、ため息をつく晃人。
すると
「あの、どうかしたんですか?」
「ん?」
晃人の後ろに並んでいた1人の少女が、晃斗へ声をかけた。
「いやな、知り合いにチケットを貰ったんだが、詳しくないユニットのライブだから、あまり乗り気じゃなくてな」
「そうだったんですね。実は私もなんです。私も詳しく知らなくて、友達に誘われて来たんですけど、友達が来れなくなったんです」
「そうか…………まぁ何にせよ来ちまったからな。お互いに楽しんで行こうじゃないか」
「はい!!」
晃人の言葉に、元気良く返事をする少女。
「あ、そういえば自己紹介してませんでしたね。私は
「俺は大道 晃人。好きな物は特にないな」
互いに自己紹介をした2人は、中に入るまで話をし、中に入ってペンライトを購入してから別れた。
一方その頃、舞台裏では、ある計画と同時進行で、ツヴァイウィングのライブ準備が行われていた。
「スゥ………ハァ~…………」
「緊張してるのか翼?」
「奏…………」
ライブステージの裏で、緊張を解すため、深呼吸するツヴァイウィングの1人である、翼。
そしてその翼に声をかける奏。
この2人には、歌手としての顔以外に、もう1つの顔があった。
人類共通の特異災害【ノイズ】。
ノイズには、通常兵器での攻撃は通用せず、ノイズに触れられた人は、炭素化して死亡してしまう。
そのノイズに唯一対抗できるのが、【聖遺物】と呼ばれる欠片から作り出された【シンフォギア】と呼ばれる物である。
そのシンフォギアの1つ、【天羽々斬】の【装者】と呼ばれるのが翼である。
そして奏も、シンフォギアの1つである【ガングニール】の装者である。
今回のライブは、観客に歌を聞かせるのと同時に、装者の2人が歌うことで発生する【フォニックゲイン】で、新たに発見された完全聖遺物【ネフシュタンの鎧】を覚醒させるためである。
「奏は、緊張しないの?」
「するさ。でも、それ以上に、こんなおっきなステージで歌える嬉しさが大きくて、緊張なんて吹っ飛んだよ‼」
「そっか♪」
「それに今日は、晃人も見に来るんだ。緊張して、失敗なんてできないよ‼」
「そ、そうよね//////」
「だから翼、あいつにいいとこ見せるためにも、楽しくやろうぜ♪」
「……うん‼私も、彼にに誇ってもらえるよう、頑張るわ‼」
「いい顔だな、2人とも‼」
「叔父様……⁉」
「ダンナ」
奏と翼が話している所へ、彼女たちが使用するシンフォギアや聖遺物の管理、及び対ノイズ対策部署である【特異災害対策機動部二課】の司令官で、翼の伯父である
「2人とも、今日は頼んだぞ‼」
「任せておきなダンナ‼あたしらの歌で、会場を盛り上げてやるよ‼」
「そして、私たちのフォニックゲインで、ネフシュタンの鎧を覚醒させてみせます」
「期待してるぞ2人とも‼」
そう言った弦十郎は、その場を後にし、奏と翼は、ライブの準備に取りかかった。
それから暫く経ち、ライブが始まった。
元気良く、そして楽しそうに歌う奏と翼の姿と歌声に、観客たちは盛り上がる。
客席で歌を聞いていた晃人は、自然と笑顔になっていた。
「(いい歌じゃねぇか)」
そう思いながら目を閉じ、歌を聞く晃人。
やがて、歌が終わり、観客たちから、アンコールの声があがる。
「もっと盛り上がっていくぞぉおおお‼」
『『『『『オォオオオオオオ‼』』』』』
奏は観客たちのアンコールに答え、翼と共に、再び歌い始める。
だがその時
―ドゴォオオオオン!!―
「ッ⁉なんだ⁉」
突如、ステージの一部が爆発した。
そしてそれと同時に、開閉された天井から、大量のノイズが出現した。
『の、ノイズだぁあああああ⁉』
ノイズを視界に捉えた観客たちは、慌て逃げ惑う。
「(ちっ!!面倒なことが起きやがったな)」
内心でそう思いながら、ノイズを睨み付ける晃人。
すると、ある方向から攻撃が飛んできて、数体のノイズが倒された。
攻撃が飛んできた方へ、視線を向けると、ガングニールを纏った奏と天羽々斬を纏った翼が、【アームドギア】と呼ばれる槍と剣で、ノイズを撃退していた。
「まさか…………奏と翼か?」
奏と翼がノイズを倒していることに驚く晃人だが、奏に違和感を感じていた。
「何だ?動きが鈍い?」
「くっ‼時限式じゃここまでか‼」
奏は【LiNKER】と呼ばれる、シンフォギアの適合率が基準値に満たない人に投与される適合率を上げる薬の効果が切れてしまい、ガングニールの力が下がってしまった。
そんな時
「うわぁあああああ!?」
「ッ!?アイツは!?」
客席の一部が崩れ、入場するまで話していた響が落ちる。その響を狙ってノイズが襲いかかるが、奏が何とか撃退して守る。
だが
『¥∞¢℃&#@$§』
「くっ⁉」
大型のノイズが、奏に向かって液体を放つ。
それに気づいた奏は、槍を前方で回転させて攻撃を防ぐが、槍に亀裂が入る。
そして
「……えっ?」
「しまった⁉」
槍が砕けてしまい、その破片が奏の後ろにいた響に突き刺さり、大量に出血してしまった。
ノイズの攻撃が止んだのを確認した奏は、響の元へ駆け寄る。
「おい‼しっかりしろ‼目を開けてくれ‼生きることを、諦めるな‼」
響に必死に呼び掛ける奏。
すると、奏の呼び掛けに答えたのか、響の瞳がうっすらと開く。
それを見て安心する奏。
そしてその場に、翼が駆けつける。
「奏‼大丈夫⁉」
「大丈夫だよ、翼」
奏が無事だと分かり安心する翼。
すると奏は、ノイズがいる方へ顔を向ける。
「いつか……体の中空っぽにして、おもいっきり歌ってみたかったんだよな」
「奏?」
「今日はこんなにも聞いてくれる奴等がいるんだ…………あたしも全力で歌うよ」
「奏…………まさか絶唱を⁉」
【絶唱】……それは装者への負荷を省みず、シンフォギアの力を限界以上に解放する歌。
だが強力な分、装者への負荷が大きく、最悪の場合体ごと消滅してしまう。
奏が絶唱を歌おうとしていることに気づいた翼は、奏に駆け寄って必死に止める。
「やめて奏‼今のあなたが絶唱を歌ったら死んでしまう‼」
「ノイズを倒せるなら、それでもやるさ……」
そう言い、立ち上がる奏。
それを見ていた晃人は、懐からロストドライバーを出していた。
「…………死なれたら、寝覚めが悪いしな」
そう言って晃人は、ロストドライバーを腰に装着し、エターナルメモリを取り出す。
《エターナル》
「変身」
《エターナル》
晃人はロストドライバーにエターナルメモリを装填して、エターナルへと変身する。
晃人が再び奏たちへ視線を向けると、液体をはいたノイズが再び、奏たちへ向けて液体をはいた。
晃斗はすぐに駆け出して跳び、奏たちの前へ着々し、ノイズのはいた液体をエターナルローブで防ぐ。
「なっ!?あんたは!?」
「白い…………死神!?」
「白い死神…………懐かしいな」
白い死神
それは、晃人が変身したエターナルのよび名である。晃斗は日本に滞在している際、度々ノイズと遭遇しているため、エターナルに変身し、ノイズを倒していた。
エターナルの目撃情報が全国へ知れ渡り、世間から白い死神と呼ばれるようになったのだ。
「さて、お前らはその少女を守ってろ。ノイズは…………俺が倒す」
「死神…………」
「任せて…………いいんだな?」
「ああ」
晃人はそう言って、エターナルエッジを取り出し、2つのメモリを取り出して、1つを右胸の【マキシマムスロット】に、もう1つをエターナルエッジに装填する。
《アクセル!!マキシマムドライブ!!》
《ヒート!!マキシマムドライブ!!》
「さぁ、地獄を楽しめ」
「~~~♪~~♪」
「これは………」
「歌?」
晃人は、生前克己が歌っていた歌【cod-E Eの暗号】を歌いながら右胸のマキシマムスロットに装填した【アクセルメモリ】の能力で加速能力で高速移動し、エターナルエッジに装填した【ヒートメモリ】の能力で、エターナルエッジに炎を纏わせ、ノイズを次々と斬りつけていく。
斬りつけていかれたノイズは、燃えて炭素へと変わる。そしてその炭素が燃え続けてる影響で、ノイズのほとんどが炎に囲われるようになってしまう。
晃人は高速移動をやめ、別なメモリを胸のマキシマムスロットに装填する。
「さて、次はコイツでも喰らっとけ」
《ウェザー!!マキシマムドライブ!!》
晃人は、新たにマキシマムスロットへ装填した【ウェザーメモリ】の能力で竜巻を発生させ、ノイズを吸い込む。それと同時に燃えてるノイズの炭素も吸い込まれ、竜巻は炎を纏い、吸い込まれたノイズたちは炎で燃えつきた。
「さて、後は…………ヤツだけだな」
『℃$¢ヰ♀ゑ§#♯!!』
巨大ノイズへ視線を向ける晃人。
その晃とへ、巨大なノイズは液体をはくが、再びエターナルローブによって防がれる。
「無駄だと分からないようだな。まぁ、地獄へ行くから構わないか。大サービスだ、受け取っとけ」
《アクセル!!マキシマムドライブ!!》
《ヒート!!マキシマムドライブ!!》
《ユニコーン!!マキシマムドライブ!!》
《ジョーカー!!マキシマムドライブ!!》
《エターナル!!マキシマムドライブ!!》
晃人は右手に、【ユニコーンメモリ】の能力でドリル状のエネルギー波を纏い、そのエネルギー波にヒートメモリの赤【ジョーカーメモリ】の紫、エターナルメモリの青の三色の炎を纏わせ、アクセルメモリの能力で一気に巨大ノイズの目の前まで移動する。
『♀¥¢ヰ$Ψ†◎℃♯!?』
「地獄へ落ちな」
晃人は拳をノイズへ叩き込み、ノイズは三色の炎によって燃えつきた。
「ふん…………少しは歯ごたえあれば良かったんだがな」
そう言った晃人は、奏たちの元へ歩いていく。
「死神…………」
「どけ…………その女に用がある」
「何をする気だ!?」
「傷を多少治す」
「「え?」」
『ヒール!!マキシマムドライブ!!』
晃人は自作した【ヒールメモリ】の能力で、響の出血を止め、治せる傷を治した。
「傷が!?」
「治ってる!?」
「これで病院まではもつだろう。」
「死神………お前…………」
「後は任せる」
そう言った晃人は、奏たちに背を向けて歩き出す。
その晃人を、翼が引き留める。
「ま、待て死神!!お前には聞きたいことが――!!」
「その女を………頼んだぞ」
《ゾーン!!マキシマムドライブ!!》
晃人は【ゾーンメモリ】を使用して、その場から姿を消した。
to be next memory
今回はここまでです!!
次回は晃斗が怒ります。
次回も是非読んでください!!