ソラ、シロ、マックロドールズフロントライン   作:弧蒼 ソタ

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アッシュ=指揮官が警察官だったころの名前

テンググサ=人類人権団体。と言っても過激なことはせず、むしろ共産主義と言うかロボットを働かせることではなく富が分散されないことに義憤を感じ立ち上がった派閥。共産主義万歳的な人たちのリーダー、狂犬。



指揮官災難(前編)

5:00  ドリーマーの住処

 

ふと、無音の痛みを伴った眠りから俺は目覚める。視界には鉄血特有のデザインの天井が見える。

その事といやな予感と嫌悪感を伴いながらゆっくりと自分の体を見下ろす、やはり見覚えのないつぎはぎの鉄と皮膚の手だった。その予感が的中してしまったことを感じた。

 

 

「自分が鉄血の人形になっちまうとはな」

 

 

 

 三日前

 

 

「さて、仕事も終わったし、サウナでもはいりたいもんだな。」

 

高く積まれた物資の山を見てソラリドは呟いた。

ココはアオアクルの新ブール社の第七倉庫。ある物資の護衛を任され、無事倉庫まで送り届けた分の物資をソラリドは見ていた。

 

「指揮官様はいつも汗っかきですよね。」

 

同行しているMP40が話す。

 

「ああ、この体質がどうにかなればいいもんなんだけどな。あ、えーっと、次はPSPの要人を警護する前の練習か。ペーペーシャとパン焼き娘、G41とダネルの担当か、うまく計画書通りにやれているかな?」

 

タブレットからカメラ映像を呼び出し模擬のライブ中継を見る。

ソラリドはなるほど、と頷いた。

ペーペーシャが練度の低いM45のカバーに入りG41が援護、ダネルは周囲の警戒を怠らないようにしている。これなら問題ないだろうと判断する。

 

「今日の業務も大体終わりでいいだろう。MP40、何ならサウナ、付き合うか?」

「仮にも指揮官様女の子と一緒に入ろうと誘うのはどうなんですか、、、、」

 

MP40はあきれ返った。

不意に後ろから高い足音が聞こえた。こちらを狙っているかのようなねっとりとした足音、不意に拍手をしながらその人影が路地から姿を現した。

MP40は前に出て、守るように体制をとる。

 

「よう、元気にしてたか?指揮官さんよお?」

「へえ、まだくたばってなかったのか。アッシュ。」

「おうよ、人類人権団体はまだまだ不滅よ。」

 

ニヤニヤとした笑いを張り付けた坊主頭の男は不穏な空気をまといながら指揮官たちの周りをグルグルと回る。

「ッ!?指揮官様!こいつはヤバいですっ!逃げてください!」

「へえ、こいつからは逃げるわけにもいかねえんだよ。」

「そうさ、もう何年も前の因縁を今決着づけてもいいんだぞ?」

「おととい来やがれ、ファ〇ュー。」

 

両者は力強く踏み込み距離を詰めていく。あと3メートル、あと、2メートル、

一メートルの距離まで来たところで両者は襟袖をつかんだかと思うと後ろへと体をそらす。

激突。鈍い音とともにぶつかり合った。

両者が激しく頭突きをかましたのだ。

 

「いいねえ。ソラリド、愛してるぜ、ベイビー。」

「どうせ追っかけられるなら女がよかったんだけどな。」

 

謎の男と頭突きをかました近くにある公園にて。

 

「ソフトクリームおいしい。」

「あっそ、で何の用よ?テンググサ?」

「あの、申し訳ないんですが指揮官、この人は知り合いなんですか?」

「ああ、紹介してなかったな、人類人権団体、穏健派、テンググサと呼ばれてる男だ。」

「え?ええっ!?人類人権団体ッ!?それじゃあ敵じゃないですか!?」

 

俺はMP40のおでこにデコピンをかます。

 

「イテッ」

「穏健って言ってるだろ?こう見えてこいつ頭いいんだよ。作業用ロボットを何体か所有して自家生産した製品を売ってたり大手株主に協力して相手を邪魔したりして協賛金をもらったりとにかくうまく立ち回ってる。そこら辺の指揮官よりいい仕事してるぜ。」

「がはっは、そりゃいいほめ文句だぜぇ。え?今日来た目的か?それはな、ここんところ暴れまわってる過激派の連中にお灸をすえてくれってことかな?」

「ああ、あいつらか、いいぜ、俺は気分がいい、いつやろう?」

 

肩組したままタバコをテンググサの肩の向こう側から腕を通して咥えさせてやる。

 

「明日、午前3時に町のはずれで集会がある。後はわかるだろ?派手に頼むぜぇ。」

「もちろんだとも、わが盟友の頼みだ、とびっきり感度のいい女がイッて失神するときの声のような派手な奴を打ち上げよう。」

 

午後三時、S30地区の街のはずれ

 

「さて来てみたは良いものの。」

 

双眼鏡で確認すると数キロ先に目的の建物がある。どうやら昔何かに使われていた廃工場らしい。

 

「どうされます?指揮官様?」

 

副官のMP40が尋ねる。

 

「どうもこうも見張りが立ってるからモシンナガンとM14にサプレッサーを用意して狙撃。異変に気付かれるとまずいから素早く南の空き地からお前とステン、イングラムを前進させる。後は最も警戒している東側のプール方面から何か気を引かせるものがあればいい。そうだな、手っ取り早くて安いのはそこらへんにあるドローンに何かカメラっぽいゴミを用意してきたから括り付けて飛ばしてあたかも偵察してるかのように仕向ける事かな。そのあとそのドローンを町方面へ戻す。その間にナイフを使って音を出さずに全滅させろ。バレたら人質をとれ。その間に別のショットガン部隊にやらせるから。

人間、非常事態が起こると様子見してしまうものだ。保留の麻雀ってやつだな。覚えておくといい。指揮官の代わりをするときに役に立つかもしれん。

 




カリーナ>は?あっち(ガーリーエアフォース)の小説書いてるのにまた代筆するんですか?

明日架橋>いいじゃないかどうせソラリドがめんどくさくてレベリングしてないんだし。うちは作戦報告書あんまりないからお金だけでも稼いでおかないと。

カリーナ>はあ......あんまり時間もないしこっちに来てちゃんと購買で買ったり(課金)裏のビジネス手伝ってくださいよ?

明日架橋>ああ、保証する。とりあえず代筆として俺たちの華々しい戦果を記録したこのソラシロマックロドールズフロントライン(プロパガンダ)をもう一章今日中に上げておいてくれないか?

カリーナ>いい年した64歳のおっさんが自分を主人公にした作品なんてドン引きですけどね.....

明日架橋>いやいや違うんだって!なんかエルフェルト事件の時にいろいろあって記憶がパーッと流れ込んできたんだよ!きっとあれは別世界の俺の事実だよ!

カリーナ>エルフェルトさんがいるせいでなんでもあり得るから否定できないのが怖いですね...........
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