活気のある商店街の裏路地。
そこは、表の世界の活気もなく人気もない。
狭い道を走り抜けると、小さな空間のある場所についた。
そこには、工事などに使われたであろう資材や道具が乱雑に置かれていた。
クリスタはこんなところに来て何をしようって言うんだ?
この疑問は、この後のクリスタの行動によって解消された。
乱雑に置かれた資材をどかすと、そこにはマンホールがあった。
おもむろにマンホールの蓋を開けると、クリスタはそのまま梯子を伝って降りた。
「ちょっと、待てよ!」
クリスタは返事をしなかった。
マンホールの中を降りていくのに抵抗はあったが、このままでは置いて行かれそうな雰囲気だ。
我慢して降りるしかないだろう……
降りるたびに増していく汚臭。
ふつうは耐えられないだろう。
ふとクリスタのほうを見ると、そこまで臭いを気にしていない様子だった。
大抵は、嫌がるのによく我慢できるな……と感心する俺。
梯子を上りきると、汚臭まみれの下水道にたどり着いた。
クリスタはさっきから口をきいていない。
いくら話しかけていても、無視してくる。
今のところ、あのペスト野郎もおってくる気配は無い。
以前は鬱陶しいくらいに話しかけてきたクリスタ。
そんな彼女にどこか心の拠り所として接していたのかもしれない。
クリスタは迷路のように入り組んだ下水道を歩き続けているが、どこに行こうとしているのか全く見当がつかない────
下水道を歩き始めてから、10分はたっただろう。
いまだに歩き続けている…そう思った時、クリスタの歩みが止まった。
クリスタが止まった目の前には、扉があった。
クリスタが扉をたたくと、扉の一か所に隙間が空いて誰かの目が見えた。
扉の向こう側から鍵を外す音がして、髭面の酒臭いオヤジが出迎えてくれた。
「よぉ、ヒストリアちゃんじゃねぇか!元気にしてたか?」
なんだ、このおっさんは……何やら視線がこちらに
「そこのお連れさんは……もしかしてコレ?」
と小指を立てて示してくるオヤジ、一体いつの時代なんだかと呆れてしまったが、クリスタ……いや、ヒストリアはどうやら適当にあしらっていた。
「そんなんじゃないって、グリシャさんの息子さん……」
「お、おい、そりゃ本当か……!?」
ボソボソと小声で話していたが、確かに聞こえた─グリシャ─
そうだ、親父の名前だ。
コイツらは親父を知っているのか……!?
だとしたら親父が今どこで何をしているのか……いや、もういいんだ。親父の事は……
─嘘だ本当は親父の行方を知りたいくせに……─
「ま、まぁ、取り敢えず入って来いよ。そっちの臭いは耐え難いからな」
ガッハッハと笑いながら、場の空気をよくしてくれたオヤジに心の中で感謝し扉をくぐったのだった。
どうも皆さん。長らくお待たせしました。
リアルの方で色々と多忙期でして、中々書く時間がなく今回も何ヶ月かかけて完成した次第です。(他のパートも台詞を修正したり……)
本当に申し訳ないm(._.)m
もう一から作り直すという計画も……
とまあ、いつも通りたったの1000文字程度しかありません(笑)
全く進んでおらず申し訳ないんですが、もう少しお待ちくださいませ。
追記
どうも、作者です。
誠に勝手ながら本作品を打ち切りとさせてもらいます。
理由は本作品を執筆しているうちに構成を変えて一から作り直そうと思ったからです。(執筆未定)
正直、執筆をする中で色々と葛藤していました(笑)
まあ、紆余曲折ありまして皆様には申し訳ありませんが打ち切りとさせて頂きました。
読んでくれた方々、本当に申し訳ございません。
そして、ありがとうございました。