ハイスクールクライシスDxD!~遺物使いの竜契約者の軌跡 作:カオスサイン
Side一誠
「よっと!」
「あれ?ここってパパ達が通っているがっこーだ?!」
「そうみたいだな」
悪魔の技術凄いなと思いつつもこのぐらいの事なら出来るロストプレシャスがあるのかもしれないと邪推しつつテリカと一緒にフェニックス眷属達が居る地点へと向かった。「よくものこのこやってきたわねこの変態ポーン!」
「「ボコボコのバッラバッラにしてやりますぅ~!」」
「…」
会敵一番に三節棍を構えた茶髪の少女とチェンソーを構えた双子にそんな事を言われた。
この世界の俺って何仕出かしたんだ!?
「テリカは下がっててくれ俺が相手するから」
「うん、分かった!」
まだこの時点でテリカの力を見せる訳にはいかなかったので俺が彼女達を対応する事にした。
「喰らいなさい!」
三節棍の少女が思い切り振り被って俺へ向かって振り下ろしてこようとする。
【BOOST!】 「ブーステッドリボルビングボウ!」
「なっ!?…きゃあ!?」
即座に倍加して矢を放ち少女の得物を弾き飛ばす。
少女は必死に抵抗するが虚しくその手から離れてしまう。
「「こんのお~!」」
「!遅いな!」
「「きゃ!?」」
チェンソーの二人が背後から襲いかかってくるが此方も冷静に矢を連射し又も得物を弾き飛ばす。
「今度は誰が相手なんだ?」
三人をノックアウトに追い込んだ俺は態勢を整えた。
Sideグレモリー眷属
「凄い!…」
「もうライザーの眷属の三人を追い詰めてる…」
「…」
「子猫?」
一誠と彼が連れて来た謎の少女とライザーの眷属のゲームを観戦していたリアス達は予想していたものとは180度違う展開に驚いていた。
その中で子猫だけが怪訝な顔をしていたのにリアスは気が付く。
「戦い方が今迄のイッセー先輩とはまるで違う!それにこの気配って…」
「どういう事なの子猫?」
「えっと…なんて説明すれば良いのか…」
子猫が呟いた言葉にリアスは?を浮かべる。
しかし自分達が知りたいのは何よりもあの謎の少女の事である。
気が付けばゲームは既に一誠がポーン全員を倒して騎士と僧侶を相手取っている所まで進行していた。
Side一誠
「グレモリーのポーン!この私と一騎打ちを…」
「ああ、そういうのいいからさ」
「あふん!?」
「きゃあ!?」
「あ…」
騎士を倒そうと思っていたら流れ弾で僧侶まで倒していた。
「あ、貴方この短期間に何がございましたの!?」
「レイヴェル様此処はお下がりを!この男は私めが!」
「ま、任せましたわよ!…ユーべルーナ」
「は!」
そう言ってレイヴェルといわれた僧侶は視界外に下がっていった。
「あの僧侶の子は戦わないのか」
「?お前には説明している筈だが?あのお方は我らがキング、ライザー様の妹君でレーティングゲームには勉強で参加しているにすぎないと」
「ああ…そうだったな悪いド忘れしてたわ」
あの焼鳥野郎、実の妹も眷属にしてんのかよ…。
「テリカ、いけるか?」
「うん!テリカはあの人と戦えば良いんだよね?パパ」
「ああ、そうだ」
俺はテリカにクイーンの相手を任せる事にした。
Sideテリカ
「よーし、いっくよー!」
「あら?あなたみたいなガキが私の相手なの?舐められたものね!」
「テリカ、ガキじゃないもん!」
「はいはい、ちょっと痛いかもしれないけど喰らいなさい!」
パパにクイーンのお姉さんの相手を任せられたあたしはお姉さんが撃ってくる魔力弾を軽くジャンプして避ける。
「へっへーん!当たらないよ」
「クッ!?すばしっこい小娘ね!これならどうかしら?!」
お姉さんは当てられない事に苛立って私の周囲に逃がすまいと魔力を収束させてきた。
「Bomb!」
お姉さんがそう言うと収束されていた魔力は一気に弾けた。
「おーほっほ!これで終わりね!」
「ちょっとだけビックリした~!」
「え?…」
勝利を確信していたお姉さんだったが未だ五体満足なあたしの姿を目にしてありえないといった表情を見せる。
「わ、私の全力ですよ!無事で済む筈が!?…」
「あれで全力なの?片手ででも防げたけど」
「は!?…」
私はドラゴン化させた右手を見せる。
ユーべルーナの全力の一撃が効かなかったのは無理もない。
そもそもがテリカに宿る光の力で半減されていたのだから。
「!?そんな馬鹿な!?…何故小娘から光の力を感じるの!?」
テリカがイエロードラゴンとしての外皮を出してきた事で漸くユーべルーナは彼女が自分達の天敵である光の力を持っている事に気が付き驚愕する。
「なんでってテリカ、イエロードラゴンだしね!今度はこっちの番だよ!そりゃあ!」
「なっ!?ドラゴンですって!?って待っ…!?」
あたしの正体に驚くクイーンさんに対し爪で連続ひっかき攻撃を繰り出した。
「がっ!?…今残っている魔力ではとても対応出来ない…も、申し訳ありませんライザーさまあー!」
クイーンさんはそう言いながら転送されていった。
「やったなテリカ!」
「えへへ~!」
私がパパに報告しにいくと褒めてくれた。
「真逆、俺の眷属達を倒してくるとはな」
そこにパパが焼鳥と呼んでいたおじさんがやってきた。
Side一誠
「後はお前だけだな焼鳥!」
「焼鳥言うな!又俺の炎で痛い目に遭いたいのか!」
「来なよ!俺を舐めてるとアンタがその目に遭うぜ?」
「弱小の転生悪魔の小僧如きがあー!」
俺が軽くライザー・フェニックスを挑発すると奴は炎を放ってきた。
「ほらよっと火の用心だ!」
俺は懐から神薙戯先輩から一時的に借りさせもらっていた水鉄扇を取り出して水壁を発生させて防いだ。
「なっ!?俺の炎がその程度の水量に掻き消されただと!?…」
「その程度のチンケな炎なんじゃねえの?」
「なんだとお!?これでも喰らえええー!」
激昂したライザーは先程よりも出力を上げた炎を放ってくる。
が
「パパに危害は加えさせないよ!」
「ナイスだテリカ!」
「なんだと!?何故その小娘から光の力を感じる!?…」
「おいおい、もしかして自分達の揺るぎない勝利に酔いしれてて戦闘見てなかったのか?だったらお前に見せてやるよ俺達の力をな!テリカいこう!」
「うん!初めてだけどやってみせる!」
「な、何をする気だ!?」
ライザーを無視し俺とテリカはお互いの手に触れる。
「「エンゲージ!!」」
エンゲージを結んだ事でお互いの薬指には眩い輝きを放つ金色の指輪が填められて、俺にテリカの力が流れ込んできた。
「よしライザー…ってン?」
「此処ドコ!?」
ライザーに向き直ろうとして前を向くと俺達は先程迄とは違う空間に居た。
もしかして…そう思い少し進むと其処には巨大な赤いドラゴンが居た。
「漸くか…今代の俺の相棒よ」
「お前が俺の神器の…」
「ああそうだ、赤龍帝ドライグ・ア・ゴッホだ。
目覚めるのにはまだ時間が必要と思っていたのだがな…」
ドライグと名乗ったドラゴンはそんな事を言ってくる。
「ドライグおじちゃん?あたしテリカだよ!同じドラゴン同士よろしくね!」
「お、おじ!?…今何と言った?」
「え?あたしはおじちゃんと同じドラゴンだよって」
「成程…そういう事か…」
テリカにおじちゃん呼びされて若干のショックを受けていたドライグだったが彼女が自身と同じドラゴンである事を知ると納得したかのような顔になった。
「どうやら相棒にその小娘の力が何らかの方法で流れ込んできた事で目覚めの時期が早まったようだな。
俺の精神空間にまで来れているのも副次効果か」
「そうか、テリカとエンゲージしたから!」
ドライグの考察を聞いて俺はすぐに思い当たった。
「って今は焼鳥とバトってた最中なんだった!早く戻らないと…!」
「そういう事ならば力を借すぞ相棒!」
「サンキューな!」
ドライグの力が解放され、テリカとのエンゲージも結んだ!
これで俺達が負ける要素は最早無いといってもいい。
『いくぞ相棒!」
「おう!禁手<バランスブレイク>!<閃光赤龍帝の鎧【シャイニングブーステッドギア・スケアメイル】>ーー!!
<WelshDragonBarannceBreake!!>
「テリカ!」
「うん!」
ドライグの力を解放させた俺はテリカの手を掴んでドライグの精神世界から現実世界へと戻った。
「馬鹿な!?…貴様に禁手など扱える程の力は無かった筈!?…そ、それに何故転生悪魔が光の力を纏っているのだ!?」
「ああ、その事だったら今迄騙していて悪かったな…俺は悪魔じゃねえよ」
「「は!?」」
俺の劇的なパワーアップに驚愕する焼鳥に俺は種明かしする。
すると観戦していた者達も驚く。
「ど、どういう事だ!?貴様はリアスのポーンの筈だ!」
「俺達実は平行世界からこっちに呼び出された存在みたいなんだわ…お前に凹られて未だ目覚めないこの世界の俺の代理という事でな。
俺はグレモリー先輩の眷属じゃないからグレイフィアさんに頼んで気配を誤魔化してたんだ」
「そんな馬鹿な事が!?…」
「そういう事だったんですか…」
焼鳥は目の前の現実が受け入れられずに喚き、子猫ちゃんはどこか納得していた。
「だ、だが所詮は光の力がある所で人間!この俺が負けるなんて事がある筈がない!」
「やってみるか?ただし泣き言はきかないぜ?」
尚も己の勝利が揺るがないと過信している焼鳥を尻目に俺は懐から新たなロストプレシャスを取り出す。
力が覚醒した今の俺ならコイツを扱える!
「だったら受けてみな!このランクAのロストプレシャス「ウィンドパイル」の力を!」
「そんな玩具で何が出来る?!喰らええー!」
【BOOST、BOOST!】
「<ブーステッドドラゴネスシャイニングウィンドパイル>!!だりゃああー!」
「な、何!?…この俺が人間如きに負けるだ…ぐわああー!?……」
完全に舐めきっていた焼鳥はテリカとのエンゲージで得た光の力とロストプレシャスの風の力、そしてブーステッドギアの相乗攻撃を押し返せる訳もなく直撃を受けて不死能力を使う間も無く気絶した。
「か、勝ったの?…」
「そのようですね…」
俺達の圧倒的な勝利にグレモリー先輩達は安堵し他の悪魔達は何やら喚いていた。
「ン?…」
「わあ~、きらきらだ~!」
そこで俺とテリカの体から光が溢れ出した。
「な、何!?…」
「どうやらこの世界の俺が目を覚ましたから俺達はお役目御免という事みたいだな…」
「待っ!…」
別れをいう間も無く俺達は元の世界に帰還したのだった。
ドラゴン卵誰に渡す?
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ミラ
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雪蘭
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ジャンヌ
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イリナ
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ミッテルト
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レイナーレ