ハイスクールクライシスDxD!~遺物使いの竜契約者の軌跡 作:カオスサイン
Side蒼真
兵藤を保護した翌日、俺はブレイカーになる事を決意した兵藤にブレイカーの基礎を叩き込んでいた。
まずは兵藤が発現させた篭手以外に何か得物があった方が良いと俺が所持し持て余していたロストプレシャスのいくつかを並べて兵藤が今のレベルで扱えそうな物を選別する。
ちなみにビアンカが計測したら現在の兵藤のブレイカーレベルはⅢだそうだ。
「ン?…コレは…」
兵藤は気になるロストプレシャスを手に取る。
それは
「出した俺が言うのもなんだけどそれ未だに用途不明なコイン型ケースだぞ?」
「でもそれにしては何か違和感を感じるんすよねえ…」
「ふむ…」
兵藤が手に取ったのはコイン型ケースのランクCクラスのロストプレシャスだった。
何か違和感を感じたと言ったがもしかしたらロストプレシャス自身が兵藤を所有者として選んだ「選別する遺物<チョイスプレシャス>」の可能性が高いな。
だが用途不明のままの代物だけでは流石にいけないので持たせてはおいて別の物を選別させる。
「コレなんかどうだろう?」
「ソレか」
兵藤が次に手に取ったのはかの有名なロビンフッド…に憧れたアマチュアなどっかのチンピラが作ったリボルバー式拳銃とボウガンを融合させた弓銃型ロストプレシャス「リボルビングアローボウ」だった。
使い勝手はあまりよろしくないのでこれもランクはC相当だが今の兵藤にはうってつけの得物かもしれない。
あの竜の篭手へと装着併用すれば使い勝手も改善されるだろうしな。
決まったようだな…じゃあ模擬戦という名の試験としゃれこもうか!
「試験は至って簡単だ。
俺の作り出した水壁を最低一つ突破してみせろ!」
「は、はい!」
かくして兵藤の覚醒を促す為のトレーニングが開始された。
「篭手で突き破ってみせらあ!」
「奇抜な判断だ…しかし甘いぞ!敵が防御の手を緩めると思うな!」
「うわっ!?…」
俺が水鉄扇で作り出した水の壁を兵藤はまずは篭手を権限させて殴りつけようとする。
「大丈夫だ、威力は抑えてるから精々ズブ濡れになるだけだ」
「ぶわっぷ!?…だったら…!」
「良い判断力だ…しかし…!」
俺の追撃を受けてズブ濡れになりながらも唯殴るだけでは突破出来ないと見た兵藤はリボルビングボウを装備し撃つ。
だが水の壁は少しの水飛沫を上げるだけで崩れる事は無かった。
「クソ!…だったらこれならどうだあああ!」
今度は八連射の弾丸を撃ち込む。
だが結局水飛沫を上げるだけで崩れ去る事はない。
「もうリタイアか?」
「いえ!…そうか!これなら!…」
「む?…」
兵藤は踏ん張り何かを篭手から感じたのか再び腕を構えた。
一体何をする気なんだ?
「コレが今の俺の持てる最大の一撃だああああ!」
【BOOST!】
「ほう!?…」
篭手から聞こえてきた音声と共に途端に兵藤自身の力が上昇したのを感じた。
兵藤は回り込んでその一撃を繰り出した。
それと同時に弾丸も発射していたのか三つあった水壁が跡形も無く崩れ去ったのだ。
これは予想だにしていなかったな…。
「…合格だ」
「は、はい!よろしくお願いします!」
かくして兵藤は協会に登録されていないブレイカーとしての道を歩む事になったのだった。
翌日
「先輩実は…」
「ン?…成程分かった」
休み時間に学業に復帰した兵藤が落としていた財布の行方について俺のクラスを訪ねて来た。
どうやら拾った人の代理人である生徒を介して何故か旧校舎に呼び出しを受けたそうで俺について来て欲しいと頼んできたのだ。
先方への許可は取っているらしいが一体…
俺も気になるので二つ返事で了承し旧校舎へと向かった。
「兵藤一誠です。付き添いの人と一緒に来ました」
「入りなさい」
「む?…」
兵藤が「オカルト研究部」と書かれた部屋のドアをノックすると奥から聞き覚えのある女性の声がしたので入室した。
「兵藤一誠君、それに彼の命を救って下さった二年の神那戯蒼真君ね?」
「は、はい!リアス・グレモリー先輩!」
「ああ、やたら騒がれてた先輩方か」
「そうよ。あ、財布はお返ししておくわ」
それにしてもグレモリー…どっかで聞き覚えがあるな…真逆な…
「唐突だけどよろしくね。
悪魔として」
「「る!?」」
予想的中か…!
グレモリー先輩は先日の美女とは違う禍々しさを持った翼を広げて見せながらそう言ってきたのだった。
ドラゴン卵誰に渡す?
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ミラ
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雪蘭
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ジャンヌ
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イリナ
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ミッテルト
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レイナーレ