ハイスクールクライシスDxD!~遺物使いの竜契約者の軌跡   作:カオスサイン

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EPⅥ「遺物使いと堕ちた天使の陰謀PARTⅠ」

Side蒼真

「駄目よ!」

「なんでなんすか!?」

此方でシスターであろう少女アーシアを一時保護した事をグレモリー先輩に報告しにいくと何故か駄目出しを受けた。

それに兵藤が何故かと問う。

ちなみに俺が沈ませたあのフリードとかいう神父は俺が去った後に異変を感じてやってきたグレモリー先輩達が捕縛しようとしたが堕天使側からの予想外の増援が来た事で逃げられたらしい。

「貴方達は私達と関わっているのよ!それが向こうに知られれば只じゃすまないのよ!

それにはぐれシスターを保護してくるだなんて…」

グレモリー先輩は俺達の身の心配をしているみたいだが…

「すまないが協力関係を結んだとはいえそちらの軍門にまで下った覚えは無いぞ?」

「う…それはそうだけど…」

「という訳なんで其方で保護が出来ないのなら彼女は引き続き此方で保護させてもらうぞ。

戻るぞ兵藤」

「あ、はい…」

「待ちなさい話はまだ!…」

グレモリー先輩の静止を振り切り俺達は旧校舎を後にした。

さて、シスターアーシアについての話だ。

アーシアは生来から天涯孤児の身でカトリック系の教会に拾われて過ごしてきていたようだ。

どうやら彼女は回復系のいぶ…じゃなかった神器を持っていたようでそれで訪れる教会信者達の傷を癒して聖女だと祀り上げられていたようだ。

だがある日何故か敵陣地である筈の教会の敷地内で酷く傷付いて倒れている悪魔を発見したアーシアは持前の優しさを発揮してその悪魔を癒した。

それが間違いだった…悪魔をも癒す事が可能であったその力を他の神父に目撃されてしまった事で他の者達も掌を返したかのようにアーシアを魔女だと罵り始めて遂には教会から追放処分を受けてしまい、途方に暮れていた所を堕天使勢力に拾われて今に至るとの事だった。

「これが私に与えられた主の試練なのでしょう…」

「酷え…」

「何よソレ…」

「かわいそう…」

「…」

アーシアの話を聞いた兵藤とレンカ達が同情を示していた。

一方俺は訝しむ。

もしかしたらと…後で聞いておく必要性があるな。

「兎に角アーシアは兵藤の家でホームステイするって事で良いんだよな?」

「は、はい!」

「という訳だ!彼女の事よろしく頼んだぞ兵藤」

「了解っす!」

話し合いの結果、窮屈であろうビアンカのラボで保護するよりも兵藤の家でホームステイという形でアーシアには居てもらう事になった。

兵藤の親は二つ返事で了承したみたいだ。

だが数日後に事件は起きた。

街中を出歩いていた兵藤とアーシアが突如現れた堕天使の男に襲われてアーシアが連れ去られたとの事だった。

 

ドラゴン卵誰に渡す?

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