ダンジョンに賢王がいるのは間違っているだろうか?   作:ひまわり先生

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まぁ、タイトル通りです。
はい。


episode 9 レベルアップ

ポロンたちは一行はホームに戻り、幹部メンバーとアイズを除く一軍メンバーがロキの部屋に集まる。

一同がそろったところで事のあらましを話した。

 

 

「ポロンが魔法を使っただと?」

 

「嘘はついてへんみたいやな・・・」

 

「だからロキにも伝えたのよ」

 

 

ポロンが魔法を使用したことに驚くリヴェリア。

ポロンが魔法を使ったという確証はロキがいることで取れたがベートは納得できなかった。

 

 

「こいつがバカゾネス達が苦戦する程のモンスターを葬っただと?」

 

「やんのかバカ犬」

 

「上等だゴラァ」

 

「いまはケンカしてる状況じゃないだろう・・・が」

 

 

リヴェリアは2人の喧嘩に対し注意をし、話題となる人物に目を向けるが・・・

 

 

「くか〜むにゃむにゃ」

 

「「「「「「「「・・・」」」」」」」」

 

 

逃げないようにと拘束され、椅子に括り付けられながらぐっすりと眠っているポロンがいた。

 

 

「むにゃむにゃ・・へへっそんなには食べられないってば〜」

 

「ポロン・・・」

 

「むにゃむに・・フッフッフ、レフィーヤここが良いのかほれほれ」

 

「なんて夢見てんですかこの変態!!!」

 

「なんて夢見とるんだこの馬鹿者!!!」

 

「ばらもすっ!!!」

 

 

レベル3の平手打ちとレベル6の拳骨、会心の一撃。

 

 

「いって〜!!!何しやが・・・レフィーヤさん?ちょっと落ち着いデボラッ」

 

 

ポロンはレフィーヤに胸ぐらを捕まれ、ひたすらビンタされた。

そして・・・

 

 

「あー・・・ポロン平気かい?」

 

こりぇがでゃいじょうぶゅにみぇるか?(これが大丈夫に見えるか?)

 

「ガハハハ、元気そうで何よりだ」

 

 

頭にタンコブをつけ、頬がリスのように大きく腫れた状態になっていた。

口元が晴れているせいで呂律が回っていないが、案外元気な状態だったのを見てガレスは笑う。

 

 

「んん、本題に戻すけどポロン、君が魔法を使ったのは本当かい?」

 

「私も気になっている点がある、無詠唱の魔法を使用したと聞いたのだが本当なのか?」

 

ああ、ひょんとうら(ああ、本当だ)

 

「・・・誰かポーションを持ってきてくれ」

 

 

呂律が回らないポロンを見てフィンはポーションを持ってくるよう指示する。

フィンの指示でハイポーションが持ち込まれポロンは元の顔に戻る。

 

 

「おいロキ!!本当にこのバカはレベル1なのか!!!」

 

「そうね、あれだけの魔法を使っててレベル1ってのは正直考えられないのよね」

 

「そないなこと言うてもな〜」

 

 

ロキに真相を言うように迫るベートとティオネ。

しかしロキ自身もポロンについてはよくわかってない。

 

フィン達以外に隠してることはレベルと文字化けしたスキル欄のことだけだがそれだけしかロキ自身にも情報がない。

 

 

「確かにポロンのステータスについて隠してることはあるんやけどな、うちらも詳細はわからんのや」

 

 

そう言ってロキは前回写したポロンのステータスを全員に見せた。

 

 

「レベル0ですって!?」

 

「それにスキルの欄全然読めないね〜」

 

「そんな・・あり得ません!!!」

 

「なるほど、だから訓練とかしてもなんも伸びなかったのか〜」

 

「おめぇはなんでそんなお気楽なんだよ」

 

 

ポロンのステータスに各々反応を見せるもお気楽な態度のポロンにベートはツッコミを入れる。

 

 

「ん〜多分だけど今ステータス更新したら多分色々解放されてるんじゃね?」

 

「それはどうしてかなポロン」

 

「切っ掛けがあったからだよ団長様」

 

 

切っ掛けと聞き、幹部組は眉を動かす。

ロキも思うことがあったのか真剣な顔つきになる。

 

 

「どうする?今ここでステータス更新でもしよっか?」

 

「だぁぁぁぁ!!!ポロンの口車に乗ったるわ!!!」

 

 

先ほどからおちゃらけるポロンにロキは警戒していたがそれを諦め、ポロンのステータス更新をすることを決めた。

 

 

「ほれ、さっさと脱げや」

 

「・・・優しくしてね」

 

「本気でどついたろか?」

 

「ジョークだよジョーク」

 

 

ヘラヘラとしたポロンは服のボタンを外し、上半身を露出させ、ロキの方に背を向ける

 

ロキは針を使って人差し指から血を出し、その血でポロンの背中をなぞる。

すると何も描かれていない背中にロキファミリアのエンブレムといくつかの文字が現れる。

 

その文字は神聖文字(ヒエログリフ)と呼ばれ、神たちの使う文字であり、下界でこの文字を読める人間は数少ない。

ロキはポロンの背中に浮かび上がる神聖文字を読むと目を見開き驚愕する。

 

 

「ハァァァァア!?」

 

「どうしたんだいロキ?」

 

「レベルアップできるやと!?」

 

「「「!?」」」

 

 

何年も変化のなかったはずのステータスだったがレベルアップ可能という結果に幹部メンバーにロキも驚愕していた。

 

 

「レベルアップでおなしゃす」

 

「わかったで・・・・ってハァァァア!?」

 

 

ポロンの要望通りレベルアップさせると再びロキは声を上げる。

 

 

「ん?どう?なんか変っいででで!?ロキ!?無理やり首を曲げるなよ!!!!」

 

「ポロン!?お前一体何もんや!!!全部白状せい!!!」

 

 

ポロンはステータスを確認しようとロキに声をかけるも頭をロキに捕まれ無理やり顔を正面に向けさせようとしていた。

 

 

「こんな出鱈目なスキルあってたまるかいな!!!!」

 

「無理!?それ以上首は曲がんねぇぇぇぇ!!!!」

 

「ええ加減白状せぇぇぇぇぇ!!!!」

 

 

ゴキッと鈍い音が部屋に響いた。

 

 

「「「「「「「「あっ」」」」」」」」

 

 

ロキが頭を放すとゆっくりとポロンの体は倒れていった。

 

 

「ハハハッ・・・スマン」

 

「・・・みんな今日は解散だ」

 

「私はポロンを医務室まで連れて行く」

 

「頼むよリヴェリア」

 

 

そして一同は翌日また話し合おうということで本日は解散となった。

ロキは申し訳ないと思いつつ医務室に運ばれる前に写したポロンのステータスを見る。

 

 

「ポロン、ほんまナニモンなんや・・・」

 

 


 

 

ポロン

 

種族︰人間

 

Lv.1 (0)

 

力︰I 0

 

耐久︰I 0

 

器用︰I 0

 

敏捷︰I 0

 

魔力︰I 0

 

 

 

《魔法》

 

【初級呪文】

 

火炎呪文『メラ』

灼熱呪文『ギラ』

爆裂呪文『イオ』

氷結呪文『ヒャド』

風塵呪文『バギ』

 

 

【中級呪文】 

 

【上級呪文】 

 

【回復呪文】 

 

小回復呪文(単)『ホイミ』

毒回復呪文『キアリー』

睡眠回復呪文『ザメハ』

 

 

【補助呪文】

 

守備力上昇呪文(単)『スカラ』

守備力減少呪文(単)『ルカニ』

速度加速呪文(単)『ピオラ』

速度減速呪文(単)『ボミエ』

防吹呪文『フバーハ』

変身呪文『モシャス』

睡眠呪文(単)『ラリホー』

混乱呪文(単)『メダパ二』

幻惑呪文『マヌーサ』

封魔呪文『マホトーン』

移動呪文『ルーラ』

脱出呪文『リレミト』

 

 

【究極魔法】

 

 

《スキル》

 

 

【賢王】

 

異世界にて魔道を極め、世界を救った聖戦士に送られた称号。

 

・異世界で使用していた魔法が使用可能

・魔法使用による魔力値の上昇量増加

・他者の魔法を完全熟知により模倣可能

・同種または異なる属性を持つ魔法を合成可能

 

 

戦友団結(エターナル・ボンド)

 

異世界で世界を守護するために仲間と共に敵へと立ちむかった。

たとえ世界が違えども共に命を預けた仲間との絆は決して消え去ることはない。

 

・かつての仲間の技能や技術をトレース可能

・剣王キラ(トレース可)

・拳王ヤオ(トレース可)

 

 

魔物指揮(モンスター・タクト)

 

・悪意のないモンスターに対し自動起動

・対象モンスターに対しての言語理解

・指揮をとることで対象モンスターのステータス上昇

 

 

転生新話(アナザー・ストーリー)

 

・前世の記憶を保持

・前世での技能をトレース

・早熟する

 

 


 

 

~episode 9 end~




今回のポロンのステータスについてご意見があれば感想に記入していただければと思います。(質問やちょっとした意見とかでも構いません)

それではいつものように感想、評価をよろしくお願い致します。
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