魔法戦記リリカルなのは クロスホープズ (更新凍結) 作:No.20_Blaz
トリニティ「それは無理ですー・・・だってあそこは強力な魔力の大軍がー・・・」
ラプラス『高町家とは一体・・・・・』
オッス!オラ、恭真・・って違うっ!!
改めて、鳳凰院恭真だ。さて、前回を見て解るように、俺はご存知高町なのはさんに連行されて強制教導させられようとしています。本人は善意のようですが、コッチから見たら完全に悪意です。世界の悪意が見えます。
そして、その俺たちは・・・
恭真「現在こうしてズルズルと引きずられています。」
アリサ「誰に説明してんのよ。」
其処は何も言わないというのがお約束ですよバニングス嬢。つか俺とフェルトを一人で引きずるとは・・・握力恐ろしいな・・・
恭真「アノー・・高町さん・・一体何処まで・・・・」
なのは「私の家族がやっているお店までだよ!」
・・・其処まで俺たちを引きずるつもりですか。フェルトに至ってはもうそろそろなきそうな顔ですよ。完全にトラウマ植えつける気満々ですよ、アンタ。
恭真「・・・仕方無い。解ったから放してくれませんか?若干一名なきそうなので。」
なのは「え?」
といい彼女が後ろを見ると泣きかけで俺にしがみ付いているフェルトが居たのだ。それを見て彼女は「あ゛・・・・・」といい今になってそれに気がついたようだ。
どうやら他人に言われるまで気付けない性格らしいな・・・。
恭真「・・・・・・。」
なのは「えっと・・・・その・・・・ごめんなさい・・・・」
恭真「わかればいい。だが、次からこんな無理矢理はするな。周りが疲れる。」
なのは「・・・・はいぃ・・・・・」
恭真「・・・よろしい。では、俺たちを解放・・」
なのは「あ、それとコレとは別なの。」
・・・ああ・・・世界の悪意が見えるようだよ・・・・・
フェルト「それ貴方の台詞じゃないよね?」
恭真「言わないの!」
さて、俺たちはそのままなのは嬢ご一行に連れられて彼女の両親が営んでいるという店に
来たのだ。いやー・・まさかこうも早くここ「翠屋」に来ることになるとは・・・俺たち・・・生きて帰れるかな・・・・・
なのは「だだいまー!」
「あ、なのはおかえりー!」
最初に現れたのは女の人。確か、なのはのキャラで・・・そうだ。彼女は確かなのは嬢の姉だ。
「お?また新しい子?私は美由紀。なのはの姉よ、よろしく。」
恭真「恭真と言います。こっちはフェルト。」
フェルト「・・・よろしくです・・・」
ラプラス(至って普通に話せてますが・・・)
恭真(一般常識位は持ち合わせているわ!)
すずか「・・・えっと・・普通に話せたの?」
恭真「何度も言わせるな。一般常識位は持っている。」
なのは「あれ、言ったの初めてだよ?」
恭真「気にするな。俺は気にしない。」
なのは「それでお姉ちゃん。お母さん達は?」
美由紀「えっと、お母さんは家の掃除で、お父さんは少し銀行にお金崩しに。」
うむ・・・彼女の父と母は用事で今は居ないのか・・・となると・・彼女一人か?今結構スッキリ・・・・スッキリ・・・・・・リ・・・・・
翼「お、恭真。」もぐもぐ・・・
鈴羽「やっほー」
・・・疲れていたのでしょうか。翼と鈴羽の幻影が見えます。ハイ。
いや待てよ、鳳凰院恭真。考えてみろ。第一彼女達がどうとうとココに居ると思うか?
翼は和菓子派なんだぞ?SAKIMORIだし。きっと幻影だようんうん・・・
翼「誰が幻影だって?」
痛い!痛いです翼さん!解りましたからCQCやめて!?つかどうしてCQC出来るの!?
ってイタタタタタタタタタタタタ!?
恭真「ギブ・・・ギブです・・・・・・」
翼「解ればよろしい。」
フェルト「先、帰ったのじゃなかったの?」
そうだよ。確かに前回二人は俺たちを見捨てて家に帰ったはずだなのにどうしている?
翼「ん?実は・・・・恥ずかしながら・・・・・腹がな・・・・」
鈴羽「いやー・・・私もお腹減っちゃって・・・・」
恭真「・・・人間食欲には忠実と言う事か・・・」
まぁその気持ちは俺も分かるがな。誰だってお腹が減って目の前に飲食店が在ったら一旦入りたくなるだろうに。
アリサ「そういえば・・・アンタ彼女達とどういう関係なのよ。」
恭真「どういう・・・とは?」
アリサ「言葉通り。教室でも普通に話し、していたし・・・」
そういえば・・・どうするかな・・・・まぁベターに幼馴染と言う事で済ませたほうが無難か・・・そうするか。
恭真「・・ただの幼馴染だ。」
アリサ「・・・本当に?」
恭真「・・・疑うと言うのなら他の面々に聞いてみてはどうか?」
アリサ「・・・・そうね。それが一番よね。って事で・・・」
翼「ん?」
鈴羽「私?」
なのは「なのなの。」
頼むぞ、鈴羽よ。ここで君が答えてくれれば俺たちは疑われずに済む。
鈴羽「んー・・・・・・・まぁ確かにそうだよ。私達は恭真君の幼馴染だし。」
よし・・・!ナイスだ・・・!これで俺たちは救われた!
鈴羽「そうだよね翼ちゃん?」
翼「ん?私と恭真の関係か?それは・・・・・・・」
翼「主従関係?」
いやどうしてそうなった。
フェルト「尻に敷かれる夫・・・!」
フェルトも便乗しなくていいの!
恭真「全く・・・違うと言ってるだろうに・・・・」
なのは「そ・・そうだよね・・・・」
美由紀「・・・・・・・・ちなみにS?M?」
おい姉様。どうして其処に行き着く。
恭真「だーかーらー・・・違うと言ってるでしょうに・・・・」
すずか「そ・・・そうだよ・・・・・・・きっと・・・」
「きっと」って・・・・・完全に変な植え付けされてるような・・・・ハァ・・・・・
美由紀「では・・・改めて。皆何にする?」
なのは「私はいつものー!」
恭真「俺は任せますが・・・フェルトはどうする?」
フェルト「・・・・任せます・・・・」
さて、そんな訳で俺たちは翼と鈴羽の近くの席に座って運ばれてきたケーキを食べることに下のだ。ちなみにフェルトはショートケーキ。俺はチョコケーキだ。チョコうまいよチョコ。
恭真「では・・・・いただくとしよう。」
フェルト「いただきまーす。」
なのは「いっただきまーす!」
アリサ「同じくー!」
すずか「アリサちゃん・・・・兎に角、私もいただきます。」
ってな訳で一口目・・・・・
ぱくっ
うっ・・・・・・ウマイ・・・美味すぎる・・・・・・!
味王様が絶賛して目からビームを出すほどな・・・・!
お陰で無言で食べ続けていられる・・・!
恭真「・・・・・・・・・。」
なのは「どうかな?」
恭真「無言で食べていられる。」
アリサ「確かにさっきからずっと無言で二人共食べているものね。」
うむ。俺もフェルトも先ほどから美味しくて無言で食べている。お陰で・・・
もう無くなったよ。
恭真「・・・ふぅ・・・ご馳走様。」
フェルト「・・ご馳走様です。」
美由紀「お粗末様。」
鈴羽「ここのってかなり美味しいね。」
恭真「そうだな。お陰で無言で全部食べてしまった。」
なのは「凄いでしょ?それ、ウチのお父さんが作ったんだ。」
父か・・・流石にこれは凄いの一言しか出てこんぞ・・・しかし、これで全て終わるはずだ。何故なら、ココには俺たち以外だれも居ない。つまりは・・・彼女のその特訓に付き合わずに済むということだ。
恭真「・・・ではそろそろ俺たちはお暇しよう。家の用事があるのでな。」
なのは「あ・・・そうなんだ・・・・・」
すずか「それなら仕方無いね。」
アリサ「解ったから・・・次、私達に変な事したら・・・解ってるわよね?」
恭真「言っただろ。一般常識は持っていると。それでは・・・・・」
だが、その時だった。
突如俺に向かって何かが飛んできたのだ。
それを俺は間一髪かわしたが、それはフォークでテーブルの一つに刺さっていたのだ。
恭真「なっ・・・・・!?」
なのは「え!?」
美由紀「今のって・・・まさか!?」
翼「っ!次が来る・・・!」
そして、翼の言葉通り続いて竹刀を持った男の人が厨房の辺りから振りかぶって襲ってきたのだ。俺はそれに対してバックステップで後退してその間に翼が竹刀を持って割って入ったのだ。
「チィッ!!」
恭真「っ!翼ッ!!」
翼「問題ない・・・!」
なのは「ちょっ・・・お兄ちゃん!?」
美由紀「いきなり何してるの、恭ちゃん!?」
恭也「決まっている!我が愛しき妹にまとわり付く汚物を消毒するのだぁ!!」
・・・・駄目だ、この兄貴・・・早く何とかしないと・・・・・
バチィッ!
翼「汚物・・・・?私達は汚れ物か!」
恭也「いや、そこの男がだぁ!!」
あ・・・俺だけね・・・・そう言う事なら・・・容赦はしない。
恭真「・・・・・・・・フェルト。言ってあげなさい。」
フェルト「うん。」
鈴羽「あ・・・・これは・・・・・」
そして、鍔迫り合いをしているところにフェルトが近づいていき、なのは嬢の兄の所に近づいたのだ。そして・・・
恭也「ん?君は一体・・・・・」
フェルト「このロリコン。」←かなり素声。
その人一言で、周りは全員凍りつき、兄は竹刀を落として倒れたのだった。
そして、兄は無言で泣き始めたのだった。
アリサ(うわぁ・・・・・・)
すずか(えげつないって言うか・・・・・)
美由紀「・・・・・・・。」
恭真「えっと・・・・・・」
美由紀「と・・取り合えず、恭ちゃんの事は任せて・・・・」
恭真「あ・・・・はい・・・・」
翼「相も変わらず・・・・」
鈴羽「凄い効果だよねー・・・・フェルトちゃんの素声での罵倒・・・・」
うむ。ちなみに、これは・・・・・最初の被害者は俺だ。何て言われたかは言わないが・・・
だがまさか・・・ここまで効果覿面とはな・・・恐ろしいものだな。少女の罵倒と言うものは・・・
と言う訳で・・・俺たちはあの後、翠屋を後にし現在帰宅途中なのだが・・・
鈴羽が持っているのって・・・
恭真「鈴羽・・・お前それって・・・・」
鈴羽「ああ、これ?貰っちゃった♪」
恭真「中身は?」
鈴羽「さっき私達が食べていたシュークリーム八個。」
さっき食べていたって・・・・鈴羽一人でか?だがさっき見たときには翼も食べていたような・・・
翼「誰が洋菓子は食べないと言った。」
恭真「心を読むな。と言うかお前が食べていたのって・・・」
翼「無論、あそこのシュークリームだ。かなりの絶品だったぞ。」
翼に其処まで言わせるとは・・・色々な意味で流石高町家・・・と言うか今まで洋菓子を食べなかったのか?あいつは。結構イケるのに・・・
すると。鈴羽が何か思いふけた顔をして空を見上げて歩いていた。それを気になった俺は鈴羽に問いを投げたのだ。
恭真「・・・鈴羽?」
鈴羽「っ・・・・ど・・どうしたの?」
翼「それはコッチの台詞だ。物思いにふけて・・・どうしたんだ?」
鈴羽「ん・・・・・・いや・・・・・そろそろかなって・・・・」
恭真「そろそろ?」
そろそろ・・・・・あ・・そうか。そろそろなのはがイタチと出会って魔法少女になる日か・・・そうだ。すっかり忘れていた・・・
だからか・・・・アイツがあんな顔するのは・・・
翼「なら・・・助けに入るのか?」
鈴羽「・・・・・・・・。」
だよなぁ・・・普通転生者ならここで入る筈だ。だが、俺にはこいつ等が居る。だから・・・
恭真「いや、助けには行かない。アレは彼女一人でどうにかするべきだ。」
鈴羽「っ・・・・・・」
フェルト「・・・・いいの?」
恭真「いいも何も・・・何事も始まりは大切だ。俺はそれを汚す気は無い。」
それに・・・「どうなるか。」俺も気になるからな・・・・・
だからあえて介入しない。それに、やる事は色々とあるしな。
だが。その言葉を聞くと、なのはは少し残念そうな顔をしていたのだ。
・・・其処で。
恭真「・・・なら、偵察だけでもしていくか?」
鈴羽「えっ・・・・」
恭真「全てが始まる日。その日の夜に俺と鈴羽で現場に行って状況を見てくる。それだけなら・・・どうだ?」
それを聞いた鈴羽は歩きながら下を向いていた。少し考えていたんだろう。そして・・・
鈴羽「・・・・うん。そうする。」
鈴羽・・いやなのははそう答えたのだ。
恭真「・・・よし。当日翼とフェルトは家の留守番だが・・・」
フェルト「大丈夫。中継してみているから。」
恭真「・・・そうだな。」
翼「・・ならそれまで一人で鍛錬をしているよ。」
フェルトと翼がそう言い、俺は軽く笑った。そして、四人で家へと歩いていくのだった。
だが・・・この時。俺たちはロクでも無いことが始まろうとしていると、気付けずにいたのだった・・・
次回予告!
恭真「鳳凰院恭真だ!ついに来てしまった原作スタートの日!」
鈴羽「いやー・・初々しい自分を見ていて恥ずかし・・・・ってアレ!?恭真何か違うよ!?」
ラプラス『次回「スタート=争奪戦開始」。』
翼「・・・サブタイからして嫌な予感しかしないのだが・・・」
フェルト「・・・男の争奪戦?」