魔法戦記リリカルなのは クロスホープズ (更新凍結) 作:No.20_Blaz
鈴羽「え、何?」
恭真「お前って・・・どの辺の時代から転生したんだ?つかアニメか劇場版かさえも・・・」
鈴羽「え・・劇場版って・・・何?」
ラプラス『・・・・・・・。』
原作スタート当日・・・
当日になり、俺たちは変わらず学校に登校していた。確かに今日が原作のスタートだが、あんずる事は無い。大体、始まるのは夜でそれまでになのは達がイタチを回収しなければならない。つまり、時間はまだたっぷりとある。焦ることなどは無いということだ。
だったのだが・・・
「俺は黒鋼龍次!よろしくな!」
どうしてでしょうか。黒髪オッドアイの自称オリ主様がタイミングを計らって(絶対に)
転入してきたのだ。これは最悪だ・・・
アイツのせいで色々と滅茶苦茶になるのは確実・・・これは不味すぎる・・・
昼休み・・・
翼「・・最悪のタイミングだな。」
恭真「ああ。まさかココで乱入・・・いや、参加とはな。下心丸見えだ。」
そんな状況を重く見た俺たちは一度屋上で昼食を取りつつ作戦会議をしていたのだ。
当然内容は自称オリ主について。ちなみにオリ主と決め付ける証拠は、転入早々になのは嬢達に話しかけて気持ち悪がられていたからだ。それで十分だ。
そして、その最悪の事態を一番重く感じていたのは当然、鈴羽だった。
鈴羽「・・・・・・。」
フェルト「・・・・鈴羽姉ちゃん・・・」
恭真「・・・大丈夫だ鈴羽。万が一の時は翼が出る。」
鈴羽「っ・・・でも、どうやって?」
翼「何、顔などを隠せば正体がバレる心配はない。それに、ただ時間を稼ぐだけなら、難しいことではない。」
恭真「それに今日は俺たちは強制的に一緒に帰ろうと言われている。もし、対象と遭遇するまでにアイツがトラブルを起こしたら、俺たちで何とかできる。」
フェルト「でも・・・その前に・・・・」
恭真「ああ・・・この街に仕掛けられている無数のサーチャーをどうにかせんとな・・・」
そう。先ほどになって気付いたのだが、この街全体に無数と言うほどのサーチャーがびっしりと配置されていたのだ。それを現在、フェルトに解析してもらい、数を割り出しているのだが・・・
フェルト「あ、出たよ。」
恭真「・・・それで、どれくらいだ?」
フェルトは隠し持っていた小型の端末(腕時計型)からタッチ可能のホログラムディスプレイを展開し数を出したのだが、その数は俺たちの予想を遥かに上回った数だったのだ。
フェルト「・・・・・・・約4000個・・・・」
翼「よっ・・・四千・・・・」
鈴羽「それをたった一日で・・・・・」
ラプラス『恐らく、一度に大量のサーチャーを生産して一気にばら撒いたのでしょう。それで無ければ一日でこれだけは不可能です。』
鈴羽「にしても・・・予想を遥かに超えた数だね・・・・・」
恭真「・・・・・。」
翼「どうする?このままではまともに動けないぞ・・・」
恭真「・・・・・・・・。方法と言う方法がまともな物が無い。こればっかしはしらみ潰ししか無いな。」
鈴羽「うわぁ・・・・これをー・・・・・」
流石に四千をシラミ潰しにすると言った途端に三人はかなり嫌そうな顔をしていた。俺だってこんな数を地道に潰すだなんてゴメンだ。だが、他にまともな方法がない。あるとすれば強引な物しかないからな。
翼「・・ちなみに聞くが・・・あるにはあるのか?全てを一気に破壊する策が。」
恭真「ああ。だがそれはかなり強引だし、場合によっては管理局に気付かれかねない。それは今としては避けたい。」
鈴羽「そうだよね・・・今は穏便に済ませないと・・・」
フェルト「だけど・・・流石にこの数をかぁ・・・・・」
アリサ「あーもームカツクわアイツー!!」
すると、バニングス嬢が何やらご機嫌斜めな様子でトリオで登場。まぁ・・大体の予想は付くがな。
翼「・・バニングス、何があった?」
アリサ「あ、アンタ達・・・ちょっと聞いてよ・・・!」
鈴羽「もしかして・・・・」
アリサ「そう、黒鋼よ!アイツったらアタシ達にしつこく付きまとってきて・・・イヤになっちゃう・・・!」
恭真「そう言う時は、無視が一番だ。」
すずか「それが・・無視してもしつこくて・・・・」
・・・それもそうか。何せアイツは恐らくデブのオタク。それでオッドアイとナデポニコポを貰っていきがっている。全て自分のものにしたいと思うのは当然か。それで相手が無視しても必要以上に話しかけてくる。まるでゲームで遊んでいるって奴だ。
鈴羽「ま・・まぁまぁ・・一旦落ち着いて・・・・」
アリサ「・・・・・・そうね・・一旦落ち着かないと、このままだと頭が破裂しちゃうわ・・・」
なのは「・・・・・・・。」
恭真「ん?高町嬢どうした?」
なのは「えっ・・・いや・・・来ないのかなって・・・・・」
ああ、あの馬鹿か。それは心配ない。アイツは小学生の問題もロクに解けない奴だ。今頃こいつ等の名前を言いながら補習でもしているだろうに。
それに、アイツの鷹の目もココには届かない。ここにあるサーチャーは全て破壊しているしな。
恭真「大丈夫だうろに。恐らくアイツは今頃補習を受けている。」
すずか「あ・・そういえば・・・・・・」
アリサ「あの三馬鹿と一緒に補習を受けさせられていたんだった・・・」
翼「しかも、補習の担当教師は松永教師だ。草々、脱走などは不可能だろうな。」
うむ。松永先生はこの学校の教師でいわば熱血教師の様な人だ。その証拠としてあの人は常日頃に竹刀を持っている。何処の昭和の教師だと言いたいがな。
まぁその結果。周りが昭和の熱血学園漫画か何かの様な状態になるもの知ったのだがな。
しかもそれを知ったのは転入初日だ。「大丈夫か、この学校・・」と思ったぞ。
恭真「きっと、今も補習室でアイツ等の木霊が聞こえるだろうに。」
《アアアー!!》
《ギャー!!》
《お助けー!!》
翼「・・・・聞こえたな。」
フェルト「やらな・・・」
鈴羽「フェルトちゃん?」
ラプラス『フェルトが良からぬ方向に・・・・』
で、その後は問題なく学校は終了。俺たちは予定通りなのは嬢達と共に帰宅することにしたのだ。で、ものの見事に例の道を通っている訳だが・・・
鈴羽(アレ・・・・何か変・・・・・)
恭真(イタチの声がしない・・・・?)
翼(恭真・・・これはまさか・・・・・!)
恭真「・・・・・・・行くぞ三人とも。」
すると、俺たちはなのは達を置いて行き森の中に走って行った。それを静止させようとなのは嬢達が言っていたが、それでも俺たちは無視して中に入って行ったのだ。
ガサガサガサがサガサ!!
そして、其処には・・・
恭真「っ・・・・やはりか・・・・!」
其処には、イタチを痛めつけて首にぶら下げていた紅い玉を奪っている途中だった黒鋼が居たのだ。
翼「お前、何をしているッ!!」
黒鋼「おっと・・・これは翼たちじゃないか。何、慌てているんだ?」
鈴羽「その赤い玉・・・今そのフェレットから奪ったよね。」
黒鋼「・・・・・何言ってる?これは元々俺のだ。それをこの薄汚いゴミが盗って逃げたから・・・人間様に盾ついた罰を与えていた所さ。」
翼「ゴミはどっちだ・・・・!」
恭真「俺たちから見れば・・お前がゴミだと思うがな。」
黒鋼「五月蝿いぞ。モブのくせに生意気なんだよ。」
恭真「生意気はどっちだが・・・」
黒鋼「そりゃ俺の台詞だ。お前が無理矢理彼女達を従わせていると言うことを俺は知っているんだぞ。」
な根拠のへったくそも無い事を堂々と言うとは・・・馬鹿にも程があるだろ・・・
フェルト「それって・・・根拠あるんですか?」
黒鋼「・・・・・・・。」
ホラ見ろ。しかもアイツ真に受けているし・・・
翼「結局、何も言えないではないか。」
黒鋼「・・・・・まで・・・・・」
フェルト「・・・・・?」
黒鋼「其処まで洗脳されていたとは・・・!」
あ・・・駄目だコイツ。もうどうにも出来ないな。典型的な馬鹿のパターンだ・・・
しかも、何か臨戦体勢ですし・・・仕方無い・・適当にあしらってイタチを回収しますか。
恭真「翼・・・適当に俺たちであしらってアイツを回収するぞ。」
翼「・・・解った。鈴羽、そっちで頼めるか?」
鈴羽「勿論・・・!」
黒鋼「行くぞ・・・!直ぐにお前たちを助けて・・・」
翼「寝言は寝て言え!」
まず、翼が竹刀を持って馬鹿に接近して動き封じる。その間に鈴羽とフェルトでイタチを回収していたのだ。その時、馬鹿が翼を捕まえて説得しようとするが、翼はアッサリと振り払ったのだ。
翼「恭真ッ!!」
恭真「今こそ・・・俺の開発した未来ガジェットの力を見せるとき・・!」
そう、俺が極秘裏に開発していた未来ガジェット。その一つをココでお見せしよう・・・!
その名も・・・
恭真「行くぞ!未来ガジェット四号機、「モアッド・スネーク」ッ!!」
俺は、モアッド・スネークを地面に置くと、即座にスイッチを押した。すると、周りは一瞬にして煙が巻き起こり、馬鹿は視界が見えなくなったのだ。
黒鋼「っ!?何だコレ!?」
恭真「今だっ!!」
その間に俺たちはイタチを連れて撤退しその場には馬鹿しか残らなかったのだ。
そして、馬鹿の視界が晴れたときには誰も居なかったのだ。
黒鋼「なっ・・・・・くそっ・・・」
その頃、俺たちは・・・
恭真「・・・・ふぅ。ココまで来れば安心・・・・・」
アリサ「ほうっ・・・どう安心なの?」
何故か俺だけ粛清させました。それも三人に。
五分後・・・
恭真「・・・・・・・・・・・」←ボコボコ
で、ボコボコにされた俺となのは嬢達との一行は取り合えず近くの動物病院でイタチ・・ではなくフェレットを診察してもらっていました。
先生「・・・・ふう。この子はもう大丈夫。後は安静にしていれば直ぐに治るはずよ。」
なのは「っ・・・よかったー・・・」
すずか「大した怪我がなくてよかったね。」
恭真「なら、先生。俺を手当てして・・・」
先生「・・・救急箱で我慢して・・・・」
・・・ってな訳で、俺は鈴羽に救急箱で手当てしてもらっていたが、唐突に月村嬢から質問を投げかけられたのだ。それはどうやら先ほどの小競り合いでの事だったのだ。
すずか「そういえば・・・さっき突然爆発の様な物が起こったようだけど・・・あれは?」
恭真「ああ。あれは俺の仕業で、いわば煙幕代わりだ。」
アリサ「は?それってどうやって・・・」
恭真「なら、その質問にちゃんとお答えしよう。」
俺はそう言うとカバンの中からクレイモア地雷の様な物を取り出し、みんなの前に置いたのだ。それを見て全員不思議そうに見ていたが俺がそれについて説明をしたのだ。
恭真「コイツは、俺が開発した未来ガジェット。その四号機だ。」
なのは「未来ガジェット?」
恭真「そうだ。まぁ今までのはほぼ失敗作だがコイツはある意味成功品だ。」
翼「確か、名前を叫んでいたな。」
恭真「うむ。名前は「モアッド・スネーク」だ。」
すずか「・・・何処かの潜入する人?」
恭真「違う。これはそれとはまったく別。コイツは簡単に言えば使い捨ての加湿器だ。」
鈴羽「にしては、色々と凄かったけど・・・」
恭真「うむ。コイツは中にある大量の水と多数のコイルを使って瞬時に沸騰。それを爆発するように一気に回りに放出する、言わば「瞬間加湿器」だ。」
フェルト「でもソレって意味あるの?」
・・・フェルト。お前いちいち痛いところ突いてくるな。お陰で一瞬俺のガラスのハートが壊れそうだったぜ。まぁ確かに、原作では水浸しになるという欠点があったが、それを今回は解決している。それだけでもマシだろ?
恭真「そうは言うが、こいつはパーツさえあれば普通に再生させて再利用できるぞ。」
翼「普通の加湿器でよくないか?」
恭真「・・・・・・・・ま・・まぁね・・・・・・」
鈴羽「で・・でもああして煙幕代わりにも出来るし、普通の加湿器よりは用途があるんじゃないのかな?」
よっしナイスだ鈴羽ッ!!流石だっ!!
アリサ「でも、持ち運び悪そうねー・・・」
その後。俺は何も言わなくなり、それを見て全員が慰めていたようだったが俺は聞こえなかったのだ。
更に時は跳んで、時刻は7時。俺は翼と二人で留守番をしており、鈴羽とフェルトは二人で買出しに出ていたのだ。ちなみに、未だに俺は落ち込んでいたのだ。
恭真「・・・・・・・・・・・・。」
翼「・・・恭真。私達か悪かった。だから、機嫌を直してくれ・・・。」
恭真「だって・・・いいじゃん元々クレイモア地雷ってあんなのだし・・・」
翼「落ち込んでいると言うより、いじけているな・・・・」
そして、その頃。鈴羽たちはと言うと・・・
Side チェンジ
さて。その頃、私とフェルトちゃんは買い物帰りに街の道路を二人で歩いていました。
今回は少し多めに買ったのでちょっと重いですけどね。
フェルト「いっぱい買ったねー」
鈴羽「そうだねー」
私達は嬉しそうに手を繋いで歩き、道行く人に微笑ましそうな顔で見られていました。・・・少し・・恥ずかしかったです・・・。でも・・・
鈴羽(ユーノ君・・・どうしているかなー・・・)
私は心の中では今日見つかったユーノ君を心配していました。あの後、私達は事情があって引き取れないと言ったのでユーノ君は「かつて」と同じように動物病院に一日預けられることになりました。そして、今日の夜遅くに・・・全てが始まる。そう思っていました。
だから・・・少し怖い感じもしたのです。
フェルト「・・・鈴羽姉ちゃん?」
鈴羽「っ・・・・・だ・・大丈夫、少し考え事してただけだから・・・」
フェルトちゃんの声で思考の海から戻ってきた私は直ぐに前向きに思考を戻してフェルトちゃんに返答しました。考えて至って何も始まらない。その時になってでないと・・・
鈴羽「・・・・早く、戻ろっか。」
フェルト「・・・・・うん。」
Side チェンジ
自宅・・・
そして、再び俺に戻るわけだが。
恭真「さてと・・・フェルト。「アレ」の用意はできてるか?」
フェルト「うん・・・。」
恭真「よし。これで少しは楽になる筈だ。」
戻ってきた鈴羽たちと夕食を終え、俺たちは今回の作戦会議をしていた。と言っても最終確認ぐらいだけだがな。今回、最も重要なのは街に大量のサーチャーが配置されて居ること。それをそのままにしていたら正体がバレたりと色々と面倒な事になる。其処で、俺はフェルトに頼んである物を用意して貰ったのだ。
翼「本当に、大丈夫なのだろうな?」
恭真「安心しろ。「アレ」の特性は俺とフェルトがよく知っている。」
フェルト「それに、あの大量のサーチャーをどうにかする時間が少なかったし・・・」
鈴羽「・・・・なら仕方ないね。今回は多少失敗しても大丈夫だし、それにあくまで偵察と陽動だし。」
そうだ。今回はあくまでなのはに対しての偵察と馬鹿の足止め。俺たちが本格介入をする事はない。だから、俺たちはこれを使うのだ。
・・・つか正直言ってコレ使ったら全部よくね?って思うが・・・それはそれで色々とまずいので使う場所を決めていこうと思います。
ラプラス『・・・マスター。作戦時間まで後一時間を切りました。』
恭真「ん・・・・解った。んじゃあそろそろ行こう。」
鈴羽「・・・うん。解ったの。」
翼「二人共、気をつけてな。」
恭真「・・・・・・・お・・おう・・・」
フェルト「そりゃ砲撃特化の戦闘だもんねー・・・」
翼「心配するな。万が一の時は、鈴羽のみをつれて逃げる。」
俺は!?俺は駄目なの!?
恭真「と・・・兎に角・・・翼も気をつけて・・・」
翼「うむ。」
・・・何か、一抹の不安が・・・・俺、今日生きて戻れるかな・・・・・
そうだった。俺、これが終わったらゲームしたかったんだ・・・帰ったらしよう・・・
鈴羽「思いっきり死亡フラグ立ててるけど・・・・」
そして、俺と鈴羽は出かけて行き、イタチの居る動物病院にへと向かって行ったのだ。
その二分ほど後には、翼も木刀を持ち、バイザーをつけて用意をしたのだ。
翼「よし。後は髪を解いて・・・マントを着ければ・・・」
翼は髪を解き、黒いマントを羽織った。これで殆ど彼女の元の姿は見えなくなったので誰も彼女を翼だと解るものは居ないだろう。そして、腰に木刀を持ち、準備は完了したのだ。
翼「これでよし。では・・・行って来る。」
フェルト「んっ・・・・気をつけてね。」
そういった翼はフェルトの頭に手を置き、頭を撫でると直ぐに出かけたのだった。
それを見送ったフェルトは少し残念そうな顔をし、ドアを閉めてリビングに向かったのだ。
其処には彼女が持っていた自作のオレンジのハロがテーブルの上に乗っていたのだ。
そのハロはフェルトが入ってくるとフェルトに向かってジャンプしていったのだ。
ハロ「フェルトモドッテキタ。フェルトモドッテキタ。」
フェルト「うん。それじゃあ始めよっか。」
フェルトは椅子に座るとハロと持っていたタブレット端末を繋いだ。と言ってもハロには口の中にコードを入れるような形で、ハロの中にはコードの差込口があり、其処にコードを差し込んでハロに接続するのだ。
フェルト「端末との接続を確認。ハロ、「アレ」の状態は?」
ハロ「イツデモイイ!イツデモイイ!」
フェルト「ありがと。それじゃあ時間と共に始めよっか。」
フェルトはそう言うと一旦椅子から下りてキッチンにあるコーヒーメーカーでコーヒーを入れ始めたのだ。そして、そんなフェルトをハロはただジッと見ていたのだった。
その頃、恭真と鈴羽はと言うと・・・
恭真「えっと・・・・・あ、あそこだ。」
鈴羽「ホントだ。けど、まだ始まって無いようだね。」
俺たちは病院から数キロ放れた所にあるビルの屋上で双眼鏡を持って病院を見ていたのだ。だが、戦闘はまだ始まっていないらしく、俺たちはただジッと病院を見つめていたのだ。
恭真「・・・・あのさ鈴羽。」
鈴羽「何ー?」
恭真「具体的にさ、アレって何時起こったの?」
鈴羽「えっと・・・・確か私があの日お風呂に入り終わって寝ようとしていたから・・・
大体、九時は回っていたよ。」
恭真「九時・・・そして今は八時五十分・・・・・そろそろ変化があっても・・・・・」
鈴羽「でもその前に、ユーノ君が念話を出来る気力が残っているか・・・」
恭真「・・・・・だよなぁ・・・」
まぁ確かに、あの時酷く痛めつけられていたからな。その体力などか残っているかが不安なんだが・・・・・・・
-助けて・・・・・・・!-
恭真「っ!!」
ラプラス『マスターッ!』
刹那。俺たちの正面にあった病院は突如爆発を起こし、俺たちは伏せて爆風から身を守ったのだ。そして、それと同時に結界が張られ、周りから人と言う人が居なくなったのだった。
鈴羽「始まった・・・!」
恭真「これで事無きを得ればいいんだがなぁ・・・・」
三人称side
また、別の方では・・・
黒鋼「フフフフ!ついに来たぞ・・・原作スタートの合図だ・・!先ずはジュエルシードのゴミを倒してなのはを惚れさせれば・・・!」
黒鋼はこの時を待っていたかの様に結界の張られた街を走っていた。だが、そのスピードはデブが走るほどのスピードで50メートルで言えばタイムは10秒をロスするほどの速度だったのだ。そして、息を切らしながら黒鋼は少し自身にとって不審なことを考えていた
のだ。
黒鋼「しかし・・・さっきから街中に張ったサーチャーから報告が取れなくなっちまった・・・。
どういう事だ?」
そう。結界が張られて数分すると、突如街中に配置させていたサーチャーから報告の映像などが来なくなったのだ。しかし、今は彼は原作のスタートとなのはを自身のものにすることが優先でそれを一時的なバグだと思っていたのだ。
その時、突如彼の前には黒いマントにバイザーを付け、ロングヘアーをなびかせる翼が立っていたのだ。
黒鋼「あ?誰だテメェ!」
翼(・・・喋り方が凄い違いだな・・・こちらが本性か。)
黒鋼「テメェみたいなモブに付き合っている暇なんざねーんだよ!さっさと失せろ!」
翼(ふむ・・・・・一旦挑発するか。)
翼は黒鋼を挑発しようと考え、一気に黒鋼との距離を走って縮めたのだ。
そして木刀を持ち、掠る程度に振るい黒鋼に当てたのだ。黒鋼はその一部始終に反応できず、気付けば彼の頬には血が流れていたのだ。
黒鋼「・・・・・・なっ!?いつの間に!?貴様・・・モブのくせにこの高貴な俺に傷をつけ、あまつさえ血を流させるとは・・・・!死んでもしらねーぞ・・・!!」
翼(・・・・・馬鹿だろコイツ。)
黒鋼の態度に呆れた翼は少し息を吐いた。その前では黒鋼が自身のデバイスを構え、セットアップしようとしていたのだ。
黒鋼「モブがぁ・・・・一気に潰す!ノヴァ、セットアップ!!」
すると黒鋼はバリアジャケットの姿となり、その姿は黒い鎧を身に纏い、質素な大剣を持っていたのだ。
黒鋼「ハハハハハハハ!光栄に思え!この俺様が、テメェの様なモブ如きにこの姿とこの「ドラゴンキラー」を使って葬るのだからなぁ!!」
翼(また大層な名前を・・・・ヤレヤレ・・・・・)
黒鋼「ハハハハハ!いくぞおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
黒鋼は大剣を構えと力任せに大剣を振るったのだ。そのスピードはかなり遅かったので翼は少し早歩きで攻撃を回避したのだ。
黒鋼「チッ・・・避けてんじゃねぇぞ!!」
翼(だったらもう少しマシな実力を付けて来い。)
何度も何度も大剣を振るい、その度に翼は余裕そうに回避する。だが、周りをみれば街にも被害が及んでおり、これを見てマズイなと思った翼は攻勢転じたのだ。
翼(これ以上街に被害は出せない・・・なら・・・!)
黒鋼「はぁ・・・はぁ・・・・とっとと死ねぇえええええええええええええ!!」
ブウンッ!!
黒鋼は痺れを切らしたのか一気に大剣を振るいまわしたのだ。だが、それを翼は回避し、黒鋼の後ろを獲ったのだ。そして・・・
黒鋼「なっ・・・・!?」
翼(こんな奴が相手だと・・・防人としての意思が泣くよ。)
ドゴッ!
翼は木刀で黒鋼の頭を叩き、黒鋼はそのたった一撃で意識を失うのだった。
そして、彼のバリアジャケットは解除され、それを確認した翼は木刀を再び腰にしまうのだった。
翼「・・・・貴様では私には勝てん。」
そして、翼はそう言うとその場から立ち去り、一人自宅へと戻るのだった。
一方で恭真たちの方はと言うと・・・
恭真side
恭真「・・・あっちはアッチで終わったようだな。」
鈴羽「こっちはそろそろ始まるよ・・・!」
こちらはなのはが到着し、ユーノを救出していたのだ。そして、遠くからではあるが恐らく彼女は自身のデバイスを受け取ったのだ。
恭真「いよいよ面白い事になってきましたねー鈴羽さんっ!・・・・・鈴羽さん?」
鈴羽「・・・・アレ・・・?何か・・・違う様な・・・・?」
恭真「・・・・は?」
あ。なのはがセットアップした。だが・・・・細部が違うような・・・・?
まぁいっか。なのはがシールドでガードして反撃したな。
んで・・・・ディバインバスター・・・と。ん?んんん??
恭真「確かに・・・何か違うって言うか・・・・っ!?」
ラプラス『マスターッ!!』
俺は、ラプラスの声を聞かずに唖然としていた。何故なら、ジュエルシードを持った奴が突如「三体に分裂」したのだから。それをなのはが形状のやや異なるレイジングハートで打ち抜いたのだから。
そして、ジュエルシードが三つも確保されたからだ。
鈴羽「・・・・・・恭真・・・・・」
恭真「ま・・・・間違いない・・・・これ・・・・・・「劇場版」だ・・・・!」
そんな唖然とした俺たちの言葉が、屋上の上で出ていたのだ。そして、それを終わった後も少しの間ボーゼンと見ていたのだ。
次回予告!
恭真「ちょっとー!劇場版だなんて聞いて無いよー!?」
鈴羽「えっ・・えっ!?映画だなんて・・って言うか映画化していたの!?」
翼「お・・お前たち落ち着け・・・フェルト。急いで次回のタイトルを!」
フェルト「じ・・次回「走って、逃げて、遭遇して!?」ですっ!!」
ラプラス『取り合えず天使に聞きましょうか。』
トリニティ「ほえ?」