Dog Days 勇者パーティーにもう一人いた   作:シータン

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戦、え?帰れない!?

僕は姫様に言われた通りビスコッティ騎士団のロラン騎士団長に会いに来ていた。

 

 

 

ロラン「うん、ルールもルートもちゃんと覚えてくれているようだね」

 

 

シンク「はい!姫様が教えてくれました」

 

 

 

姫様の説明がとても分かりやすかったしね。

 

 

 

ロラン「うむ、勇者殿は召還されて姫様と会って…どう思った?」

 

 

シンク「可愛くて優しそうな、素敵な姫様だなって思いました」

 

 

ロラン「すばらしい!!」

 

 

 

ロラン騎士団長ってとても気持ちの良い人だなぁ

 

 

 

「「「「うぉーーーーーーー!!!」」」」

 

 

 

うあ、いっぱい敵の選手が来た!

 

 

 

ロラン「では勇者殿、前に進んで先陣のエクレールと合流を!」

 

 

 

シンク「はい!!!」

 

 

 

確かエクレールって…姫様が行ってた1番紋章砲が上手な人だった筈!教えてもらわないと!

 

 

 

 

 

そう言いながら僕は走り出した。

 

 

相手は初めて勇者にテンションあがってやりに来た

 

 

「うほぉ~スゲーまじで勇者だ~」

 

「勇者倒したら俺ら凄くね?ハンパなくねぇ?」

 

「やったるぞ!オラァ~…グハッ!!」

 

 

 

僕はまず1人目の顔面に棒を突く形で叩き込み、その人を踏み台にしながらもう一度上に飛び上がるとびっくりしている残り二人のがら空きの頭に同時に棒を叩き込む。

 

すると地面に降りると同時にその3人は猫玉化した。

 

 

 

 

「「「ニャーォ……」」

 

 

 

その時2人の選手が同時にジャンプして剣で斬りかかってきたけど…これならバク転で避けられる。

 

僕は上空に棒を投げながらすぐに2人に向かって走り懐に潜り込む、また斬りかかって来るが姿勢を僅かに低くするだけで避け、二人が体勢を崩した隙にジャンプしながら相手選手の背中をタッチする…すると僕の紋章が発動する。

 

 

 

「えっ!?」ボフンッ!

 

「…!?」ボフンッ!

 

 

 

タッチ撃破時は紋章が現れて分かるようになってるんだな~落ちてきた棒をキャッチして次…っ!?

 

 

 

シンク「ハァッ!」

 

おっと!剣を振りかぶった人が!でも当たる直前にかわしまたジャンプしながら頭部をタッチする。

 

 

 

「くそっ!」ボフンッ!

 

 

 

次は5人か…なら丁度直線に並んだ感じでこっちに来るし、これなら直進あるのみ!

 

僕がまた棒を上空に投げると1人目が剣を縦に振りかぶって来たので振り下ろされるより前に懐に飛び込み、かわしながら背中をタッチ。

 

 

 

「うぁ!?」

 

 

 

次の2人目は横薙ぎに剣を振って来たので走った勢いを殺さないように体勢を低くしながら横に振りかぶった影響でがら空きの頭にタッチ。

 

 

 

「あぅ!?」

 

 

 

3人目は剣でまっすぐに突きを放って来たのでジャンプでかわし頭をタッチしながら反動でジャンプし、4人目がそれに驚いて止まったので今度は足で踏み台にしながら5人目に向かってさらにジャンプ、飛び越えてしまう前に体を捻り…頭にタッチ。

 

ボフンッ!ボフンッ!ボフンッ!ボフンッ!ボフンッ!

 

タッチした後にその相手を押した反動でジャンプ、落ちてきた棒を回収しながらさらに先に進む

 

 

 

シャルレー「は?えっ?え~~~~~!?は、は、早いーーー!?何をしたのかよく分かりませんでしたが!撃墜スコアも続々加算!まさか?ここから逆転なるか~?…ともあれこの勇者、やっぱり只者ではなさそうです!!」

 

 

 

 

ミルヒ「だって、勇者ですもん!」

 

 

笑顔で言いきった

 

 

 

隣のリコは輝いていた

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

エクレールって人物をさがしていると途中で緑髪の子が双剣をクロスするように構え何かを呟くと同時に姫様に見せてもらった物より圧倒的に大きな紋章が背後に現れ…双剣を振り下ろした瞬間…ビームのような物が飛び!?…着弾地点で大爆発が起こった!?…どうもかなりの数の敵選手を撃破出来たようだけど…あれ?1人だけあの攻撃を凌ぎきり爆煙に紛れながら近づこうとしていた。あの子は…爆煙でまだ見えてない上、全て倒したと思って気を抜いてるみたいだ!助けないと!!

 

僕は走る速度を更に上げ緑髪の子に飛びかかろうと剣を振りかぶっている敵選手に向かって飛び蹴りをする。

 

 

 

シンク「勇者キーーーック!!」

 

「グハァッーーーー!!!」ボフンッ!

 

 

 

よし!何とか間に合った、一先ず自己紹介かな。

 

 

 

シンク「おっす!勇者として呼んでもらいました、シンク・イズミです!」

 

エクレール「………エクレール…騎士団の親衛隊長」

 

 

 

って事はやっぱりこの人がビスコッティで1番紋章砲が上手な人

 

 

 

シンク「エクレール!さっきのビームってやっぱりあれ!?」

 

 

エクレール「ビー…?紋章砲の事か?」

 

 

シンク「それです!!紋章砲の扱いはエクレールが上手だから、教えてもらうようにって姫様が」

 

 

 

ってちょうど敵の第3陣?が来た!

 

 

 

エクレール「そ、そうか//」

 

 

 

あ、隠してるけどちょっと嬉しそうだな。

 

 

 

エクレール「まずは自分の紋章を発動させる」

 

 

 

シンク「紋章発動!!レベル1!」

 

 

 

僕の左手の平に紋章が浮かび上がる。

 

 

 

エクレール「全身の力と気合を込めて、紋章を強化!」

 

 

 

シン、エク「「レベル2…………レベル3!!!」」

 

 

 

するとさっき程のエクレールのように背後にかなり大きい紋章が現れる。

 

 

 

エクレール「フロニャ力を気力に変えて…自分の武器から撃ち放つ!!」

 

 

 

シンク「それが!紋章砲!!」

 

 

 

シン、エク「「はあぁぁーーーーー!!!」」

 

 

 

僕とエクレールは自分の武器を前に突き出すと紋章砲が発動しこちらに向かって来ていたガレットの選手達に直撃し…全滅させた。

 

後に残ったのは抉れた地面と猫玉化した敵選手達だけだった…。

 

 

 

エクレール「紋章砲は便利だが…防具や甲冑を許された戦士長や騎士には防がれる事も多い。それになにより…」

 

 

 

シンク「打つと結構疲れるね」

 

 

 

エクレール「…よく考えて使え」

 

 

 

 

シンク「ありがとう。頑張ります!」

 

 

 

あれ?後ろ向いちゃった…照れてるみたいだし、お礼言われ慣れてないのかな?

 

 

 

 

そんな事を考えていると倒した筈のガレット側から、おそらく紋章術で強化されているだろうと思われる程の速さで1本の矢が飛来してきた。

 

エクレール「くっ‥」

 

 

 

僕は咄嗟の事で反応でがきなかった…だが辛うじて反応できたエクレールがギリギリのタイミングだったが僕を庇うように双剣を使い防御体勢をとってくれていた…でも、矢の威力が凄まじくエクレールと僕は一緒に吹き飛ばされてしまった。

 

イタタ…吹き飛んだ拍子にエクレールの下敷きになっちゃった…痛い…。

 

起き上がろうとしていると、上から声が聞こえてきた。

 

 

 

「ほんのちびっと期待をして来ては見たが…所詮は犬姫の手下か…」

 

 

 

そこにはとても綺麗な白髪の女性が大きなセルクルに乗りながら僕達を見下ろしていた。

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

シャルレー「は?えっ?え~~~~~!?は、は、早いーーー!?何をしたのかよく分かりませんでしたが!撃墜スコアも続々加算!まさか?ここか………」

 

 

 

霧雨「シンク、派手に暴れてるみたいだな~」

 

 

俺は戻って空中で生放送を観察していた。

 

 

霧雨「ずっと観察してもいいけど実況放送しているところに行くか」

 

 

放送しているところに移動をする。

 

戦場に参加したがシンクには勇者として頑張ってやらないとね

 

 

 

 

 

◆◆

 

 

 

 

エクレール「あ!レオンミシェリ姫!」

 

 

 

レオンミシェリ姫って…確か…ガレット側の姫様じゃ…?

 

 

 

シンク「姫様?あっちの?」

 

 

 

レオン「チッチッ」

 

 

 

レオンミシェリ姫は口の前で指を振り言う。

 

 

 

レオン「姫などと気安う呼んでもらっては困るのぅ~。我が名はレオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ。ガレット獅子団領国の王にして、百獣王の騎士。閣下と呼ばんかぁ!この無礼者がぁ!!」

 

 

 

シャルレー「来たー、来ましたー!レオンミシェリ閣下!戦場到着~!愛騎ともども相変わらず凛々しい!」

 

 

 

「クルゥッフー!」

 

 

 

レオン「ハッハハハハ!それはさておき…わしは先に進ませてもらおう。はいよー!」

 

 

 

そう言い、ガレットの姫様は先に進んで行った…えっ!?追わないと!!ってエクレールが邪魔で動けない…。

 

 

 

エクレール「勇者!邪魔だ!どけ!」

 

 

シンク「いや、そっちこそ!」

 

 

 

一先ずエクレールを押しどけよう、と思い僕は上に乗っていたエクレールを押した際…胸を掴んでしまった…あれ?…。

 

エクレール「あぅ…ん…」

 

 

 

シンク「あ、ごめん」

 

 

 

…あれ?…違和感を感じていた僕は試しに2度胸を揉んでみた。

 

モミモミ…。

 

そして僕がエクレールの事で1つ誤解している事に気がついた。

 

 

 

シンク「…………女の子?」

 

 

 

エクレール「あぐぅ………」

 

 

 

すると、ガーンという効果音でも付きそうな顔をし…エクレールは僕を思いっきり殴った。

 

 

 

エクレール「………こ、このぉー!///すっとこ勇者がぁーー!!」

 

 

 

シンク「うぁーーー!」

 

 

 

シャルレー「おっと仲間割れか~?そしてこの勇者、意外とアホか~?」

 

すると、いきなり近くから声を出す

 

 

霧雨「アホでごめんなさい…」

 

 

 

「「!?!?」」

 

 

三人が驚いた。当たり前だよねぇー 空中にあるからね

 

 

 

シャルレー「いつの間に…居たんですか?」

 

 

 

ビオレ「私でも気づかなかったです…」

 

 

 

バナード「えぇ…同じくわからなかったです」

 

 

 

 

霧雨「すまん、すまん。シンクがアホな事をしたからなぁ…」

 

 

 

 

シャルレー「つまり…あなたは勇者の友達ですか?」

 

 

 

 

霧雨「そうだよ。友達でビスコッティ側の味方だよ‥ってシンクともう一人の子が閣下に追い付いたな」

 

 

 

 

ガレットの姫様と愛騎のセルクルが大きなアリ地獄のような形状をしたアスレチックを飛び越えようとジャンプしている所だった。

 

 

 

シン、エク「「させるかぁーーーー!!!」」

 

 

 

僕とエクレールは後ろから追ってジャンプし2人同時にガレットの姫様を狙うが…セルクルの背を足場に跳躍しその場を離れ…

 

 

僕とエクレールの攻撃をかわされた上に紋章砲を撃ちこまれ…ドカーン!という音と共に僕達は地面に落下した。

 

 

 

シンク「痛たた……」

 

 

エクレール「っ!勇者!お前はなんなんだ!?戦いの邪魔をしに来たのか!?」

 

 

 

シンク「そ、そっちこそ!僕の邪魔を!…」

 

 

 

 

そんな事を言いあっていると背中に何か悪寒のようなものを感じ…僕が後ろを振り向くと、後ろに大きな紋章が現れた閣下が長柄斧を掲げながらとても凄そうな紋章術の準備をしていた…。

 

 

 

レオン「うぉーーーりゃーーー!!」

 

 

 

ガレットの姫様が長柄斧を振り下ろし地面に当たると同時に地面にも大きな紋章が現れ…。

 

 

 

レオン「獅子王!炎陣!」

 

 

 

そう叫ぶや否や周りから火柱が上がり、空からは隕石のような物が降り始め…周りの選手達にも敵味方関係無しに被害が出ていた。

 

僕とエクレールは一旦ジャンプで距離をとるがここも危ないだろう。

 

 

 

シンク「紋章術ってこんな事まで!?」

 

 

エクレール「レオ姫のは桁が違う!!倒されたくなければ…」

 

 

 

シン、エク「「とにかく逃げる!!」」

 

 

 

レオン「大!爆!破!!」

 

 

 

「「わぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」

 

 

 

そして、ステージ全体で凄まじい大爆発が起き…僕達は…。

 

 

 

 

 

 

 

シャルレー「爆破ーー!レオンミシェリ閣下必殺の獅子王炎陣大爆破!範囲内にいる限り、立っていられる者はいないという…超絶威力の紋章砲!!味方も巻き添えにしてしまうのが偶にキズですが…それにしてもすごい!!!」

 

 

 

レオン「フランボワーズ、確認せい。勇者とタレ耳はちゃんと死んだか?」

 

 

 

シャルレー「あー、はい!……え~とですね~」

 

 

 

 

霧雨「ふふっ…」

 

 

 

レオン「なんじゃ、お前は?」

 

 

 

 

 

霧雨「これは失礼しました閣下。勇者の友達です」

 

 

 

 

レオン「そうか‥で?なんで笑っていたのじゃ?そして、そなたはどこにいる?」

 

 

 

 

 

霧雨「シンクとタレ耳の奴はやられていないし、俺は実況放送しているところにいるよ。あとは、頑張って~」

 

 

 

レオン「ふん‥(どういう事じゃ?あそこは空中にいるはずじゃ‥)」

 

その時、空から落ちてくる者達がいた…。

 

 

 

エクレール「そう簡単に!やられるかぁー!!」

 

 

 

 

 

 

 

シンク「ねぇ!にしても高すぎない!?ねぇ!これ高すぎない!?」

 

 

 

シンク慌ててんなぁ~あの高度なら分からなくもないが。

 

 

 

シャルレー「そ、空ぁ~!?勇者と親衛隊長!無事です!!だが!これではレオ閣下の的だぞ!?」

 

 

タレ耳の奴うまくやって空中に逃げたな。

 

 

けど

 

さぁ、どうするシンク?そのままだと逃げ場はないぞ?

 

 

 

エクレール「貴様と手柄を分けたくなどないが、2人で懸からねばどうにもらん」

 

 

シンク「え?」

 

 

 

エクレール「協力だ。さっきのタイミング、今度は外すな!」

 

 

 

シンク「……オーライ!」

 

 

 

お、シンクに気合が入った…何かするな。

 

 

 

エクレール「よし!行って来い!!」

 

 

 

シンク「ひでぇーーーー!」

 

 

 

 

 

うぁ~シンクが緑髪の子に回し蹴りを食らって、もの凄い勢いでガレットのお姫様に向かって落ちてったぞ

 

ガレットのお姫様はそのままニヤリと笑いながら長柄斧を構え、シンクは落ちてきた勢いも棒に加えながら振り下ろす…

 

 

 

 

 

 

2人の武器が衝突し衝撃波が起こったがお姫様の方が威力が上だったのかシンクの方がはじき飛ばされる。

 

あの威力でもシンクをはじき飛ばすのか…

 

 

 

シン、エク「「たぁーーーーーー!!!」」

 

 

 

今度は先に着地していたエクレールとシンクが挟み撃ちで攻撃を仕掛けた。

 

ガレットのお姫様も2人同時攻撃はさすがにかわしきれず長柄斧と盾で防ぐが耐久値がこれまでの戦いですでに危なかったのか両方砕け散った。

 

 

 

レオン「んなっ!?」

 

 

 

さすがに砕け散るのは予想外だったのか動きが一瞬止まる、その間にシンクと緑髪の子は一旦距離をとり、更に畳み掛ける為追撃する。

 

それでもガレットのお姫様は紙一重でしゃがみかわすが…それは悪手だった。

 

 

 

シンク「うぉぉぉぉーーー!!」

 

 

エクレール「いゃぁぁぁーーー!!」

 

 

 

レオン「!?」

 

 

 

2人はかわされた瞬間に同時に反転し…しゃがんだ為に体勢を崩しているガレットのお姫様に渾身の一撃を放つ。

 

パキィーン…。

 

あ、決まったな…ガレットのお姫様の防具が壊せたみたいだし…それにしても目のやり場に困る服だな…短パンとコルセットのような形状の服だけとか…。

 

 

 

レオン「うむ。チビとタレ耳相手と思おて、少々侮ったか…このまま続けてやっても良いが、それではちと両国民へのサービスが過ぎてしまうの~」

 

 

 

シャルレー「レオ閣下、それでは」

 

 

 

レオン「うむ。わしはここで、降参じゃ」

 

 

 

 

可愛らしい小さな白旗を上げ、降参と告げると同時に大量の花火が打ち上がる。

 

 

 

 

シャルレー「まさか!?まさかのレオ閣下が敗北!総大将撃破ボーナス350点が加算されます!今回の勝利条件は拠点制圧ですので戦終了とはなりませんが…このポイント差は致命的。ガレット側の勝利はほぼ無いでしょう」

 

 

 

 

一旦戦は中断しガレットのお姫様から何かお話があるようだ、撮影班まで来るとは…。

 

 

 

レオン「勇者よ。親衛隊長の助けがあったとはいえ、わしに一撃入れた事は褒めてやろう。そして勇者の友人もじゃ、今後も同じ活躍が出来るとは思うなよ」

 

 

 

 

シンクはレオン閣下からマイクを投げ渡す

 

 

 

 

 

 

シンク「あ、ありがとうございます!姫さ…」

 

 

 

 

レオン「チッチッ♪」

 

 

 

 

 

 

 

シンク「閣下!!」

 

 

 

どうも姫様と呼ばれるのが嫌みたいだな。

 

 

 

レオン「うむ♪」

 

 

 

シンク「閣下との戦い…怖かったけど、楽しかったです!」

 

 

俺は実況放送からバレないように下に降りていて自然にシンクの隣に移動する。

 

ここは俺も何か言っとくか…シンクがマイク回してきた

 

 

 

霧雨「レオ閣下、俺はあなたと戦っていないですがいつかやれたらやりましょう」

 

 

 

レオン「うむ、その時は喜んで相手になろう!♪」

 

 

 

シンクと俺が言い終わると、レオ閣下が尻尾をピコピコ動かしてエクレールの方を指していた。

 

多分エクレールにも感想を言わせろって事だろうと思い、俺はエクレールにマイクを投げ渡す…と同時にレオ閣下が小さく呟く。

 

 

 

霧雨「レオン閣下‥」

 

 

 

俺は小さく閣下に呟き

 

レオン「分かっておる…撮影班…タレ耳によれ。良い画が撮れるぞ…」

 

 

 

 

 

不思議に思いながらも撮影班はレオ閣下の指示通りカメラをエクレールに向ける。

 

そして、俺が投げたマイクをエクレールが受け取り何か言おうとした瞬間…エクレールの服が突如パンツを残し…四散した…

 

 

 

エクレール「あ………はっ!?」

 

 

 

止まった思考から立て直すと同時に原因に気がついたようだ。

 

そういやさっき…レオ閣下の防具壊したときにシンクの棒の先がエクレールの服に僅かに当たってたようにも見えたな……原因はあれだろうなきっと…

 

 

 

シャルレー「勇者、自軍騎士に誤爆!防具破壊を超えて、服まで破壊してしまいました!」

 

 

 

 

 

レオン「ハッハハハハ!また来るぞ!今度はきっちり侵略してやろう!」

 

 

シャルレー「ここでレオ閣下、堂々とご退場。これは次の侵略戦にも期待が高まりますね!」

 

 

バナード「全くです。ですがまだ、この戦も終わったわけではありませんからね」

 

 

ビオレ「そうですよ。戦線の皆さん!最後まで気を抜かずタイムアップまで頑張って下さい!」

 

 

 

「「「おおぉぉぉぉーーーー!!」」」

 

 

 

その後、俺は地面に座り込んで他のアスレチックに逃げたシンクとそれを追って行ったエクレールのやりとりを見ていた…あいつら何やってんだか…

 

 

 

エクレール「このバカ!このバカ!このバカァーー!」

 

 

シンク「だからごめん!ってわざとじゃないって!」

 

 

 

よくシンクは武器も無しにエクレールの攻撃を紙一重で何度も何度もかわせるな~。

 

 

 

 

 

シンク「剣~見てないで助けて~」

 

 

霧雨「嫌だ。俺関係ないし、自業自得だろうが!」

 

 

シンク「それは…そうなんだけど…」

 

 

シャルレー「それにしても…この勇者。強いし凄いが…やっぱり、若干アホかもしれません」

 

 

シンク「ほっといて!」

 

シャルレー「そして、騎士エクレール!美味しい映像…ありがとうございました!!」

 

 

エクレール「やかましい!」

 

 

 

 ◆◆

 

 

 

う~…やっとエクレールから開放された…。

 

一先ず僕とエクレールは一度ロランさんのいる後方まで戻ってきていた。

 

剣は僕が追いかけられている時は助けてくれなかった…ずっと傍観していたよ…

 

 

 

シャルレー「さて、ガレット軍が勝利していれば、この後は会場でガレットの地酒祭りが行われる予定でしたが…」

 

 

 

バナード「このままビスコッティ軍が勝利すれば、戦勝イベントの開催はビスコッティ側の権利になりますね」

 

 

 

 

シャルレー「はい。フィリアンノ城のミルヒオーレ姫、今回のイベントはやはり…」

 

 

 

戦勝イベント?あ、姫様が映った。

 

 

 

ミルヒ「はい。フィリアンノ音楽ホールから音楽と歌の宴をお届けします」

 

 

リコ「姫様のセットリストも~バッチリであります!」

 

 

 

え…歌?姫様なのに?

 

 

 

シンク「へぇ~姫様って歌とか歌うんだ…」

 

 

エクレール「歌うんだとは何事だ!姫様は世界的な歌い手であらせられるんだぞ!!」

 

 

 

霧雨「失礼だそ」

 

 

ロラン「そうだよ。お疲れ様だ、勇者殿。エクレール」

 

 

 

三人に言われた…あ、ロランさんがエクレの着替えを持ってきてくれたみたいだ。

 

 

 

 

ロラン「ただ、近頃は戦続きでツアーもめっきり滞ってしまってね。我々も久しぶりに姫様の歌を聞けるぐらいなんだが…」

 

 

エクレール「貴様も姫様の歌を聴けば、納得するだろうよ…」

 

 

 

まだ機嫌が悪いみたいだなぁ…。

 

 

 

ロラン「活躍してくれた勇者殿と霧雨殿には特等席で聞いて頂くとしよう!」

 

 

シンク「ありがとうございます。あ、でもあの~ちょっと一旦家に戻るか…向こうに連絡したいんですが…」

 

 

霧雨「あっ…」

 

 

 

 

シンク「どうしたの?剣」

 

 

 

 

霧雨「い、いや。なんでもない…」

 

 

 

 

俺からは言えるわけない… まだ、ね…

 

 

 

シンクは家にもベッキーにも何も言わずに来ちゃったし…って思っているだろう

 

 

しかし、ロランとエクレールが言ってくれた

 

 

 

ロラン、エクレール「「え?」」

 

 

ロラン「召喚された勇者は…帰る事も…元の世界と連絡を取る事も出来ない」

 

 

エクレール「それが召喚のルールだ」

 

 

 

え…何それ…僕は段々冷や汗が出始めた。

 

 

 

シンク「ハハハハ…そんな…またまた…」

 

 

ロラン「いや…冗談とかではなく」

 

 

シンク「……とはいっても何だかんだで方法が…」

 

 

エクレール「無いに決まってるだろ、そんなもの」

 

 

シンク「えぇーーーーーーーー!!!」

 

 

 

僕はただ…叫ぶしか出来なかった…そんな…まさか帰れないなんて…。 違うところかも聞こえたよ…同時だったよ…おそらく姫さんだろうね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




やっぱり、最初に活躍するはシンクじゃないとね。おいおいとオリ主も活躍をするつもりでいます
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