だらだら書いても本当にダレると思ったので、バッサリカットしました。
まず俺デートしたことないし。どんな雰囲気なのか、知らんし。彼女いないし!
ふう、ではどうぞ!
タピオカって美味しいの?
士道の手を握り、遊園地を歩く。
それはあまりに非現実的で、いつ卒倒してもおかしくない。
せめて大人状態だったら、そんな風に考えてしまうが、首を振って否定する。
せっかく、私をデートに誘ってくれたのに、そんなことはしたくない。
そもそも何故、遊園地に決まったのか。
……初めて会った場所が遊園地だから、とかそんな理由で私が決めたんだった。
色んな思いが募る七罪だったが、ふと見上げた先であるものを見つけた。
「なに、あれ」
そう呟く七罪の視界には、多くのカップルが並ぶ行列。
行列の先には、遊園地なのに何故かあるタピオカドリンクの店。
もっとも嫌いな人種が集まるその店を見つけてしまった七罪は、頬を引きつらせ、その場からすぐにでも離れようと、士道の腕を引っ張ろうとして、
「せっかくだし、あれ買ってくか」
「…………うん」
伸ばした手を引っ込めて、数十秒考えた結果、承諾した。
並んでいる人数の割に、早く順番が来たが、店員に見知った顔がいたのは気のせいだろう。
無事に飲み物が買えた二人は、ベンチに座るが、周りの視線が気になる七罪は、できる限り気配を薄くして、士道の影に隠れていた。
それはつまり、士道と密着しているということになる。そんな状況にまったく気づいていない七罪。
一方士道は、くっつく七罪にドキドキしていた。
「な、七罪? 大丈夫か?」
頭を働かせ、絞り出したがなんとも情けない。だが、それは七罪にとって最も安心する言葉だった。
「大丈夫。多分、おそらく」
ちょっと不安だが。
「こうしてると、七罪と初めて会った時のことを思い出すな」
「なに? あの時と比べて全然私に魅力を感じないって?」
「そんなこと言ってないだろ。今の七罪も十分魅力的だ」
くっつかれて、ドキドキしっぱなしの士道は、若干声を震わせながら答える。
「……ふーん」
そんな士道に七罪は不審の視線を送るが、未だに自分のしている行動に気づかない。
タピオカドリンクを飲み終え、今度は七罪から手を繋いでアトラクションがある方に向かって歩いて行った。
日が落ち、街灯がつき始めた頃、七罪と士道は観覧車の前に来ていた。
だが、七罪は俯いて、重たい空気が流れている。
「……ごめん、士道」
観覧車に乗り込むと七罪は謝る。
というのも、遊園地を巡っている最中、人の多さに限界を迎えた七罪が倒れるという事件が発生していた。
だが、実際七罪は耐えていた。本当なら、遊園地に来た時点で大人状態になるか、卒倒していたはずだ。
しかし、七罪が倒れてしまったということもあり、大事を取り、それからのデートは人の少ない場所を選んで巡っていた。
でも、それは人気の無い場所という訳で……。
そう考えると、七罪は罪悪感に押しつぶされそうになる。
「まあ、そんなに気にするなよ。俺は七罪と一緒ならどこに行っても楽しいんだ」
「……ほんとに?」
不安そうな顔で士道に尋ねる。
「ああ、本当だ」
士道の言葉に、七罪は顔を赤らめて俯く。
あの時もそうだ。私を否定しない。そのままの私を、見てくれた。本当の私を、認めてくれた。
だから、七罪は士道に心を開いた。
「ねえ、士道」
「ん? なんだ、七罪」
「えーっと、その……」
ごにょごにょと口ごもる七罪だったが、意を決して口を開く。
「ありがとう」
とある、観覧車での出来事。夜景を背景に、二人は――
はーい、この後はご想像にお任せします。
下は次回予告? 思いついたから書いてみた? 何かです。
むしろここかが本編……?
ではどうぞ〜
それはある日の出来事。
「だーりんと七罪さんだけずるいですよ! 私も七罪さんとデートに行きたいです~」
と、言い始めた美九に連れられた七罪は、とある店の椅子に座っていた。
巷で大人気『タピオカ専門店』
大人気、と言ったが、店の中には店員のみでお客の姿が見えない。
というのも、美九が今日のために貸し切りにしたのだ。
「んーおいしいですねぇ、七罪さん」
「……そうね」
俗に言うタピオカチャレンジで飲んでいる美九。
その隣で、容器を片手に、どこか遠くを見つめる七罪。
そんな光景を私は見たい(願望)
「七罪さんのも美味しそうですね。一口分けてくださいよー」
「……はい」
素直に差し出す七罪に美九は目を丸くするが、ちょっと興奮気味に、ストローに口をつける。
「ふふっこれで七罪さんと間接キスですね!」
「……はっ!?」
遅れて自分がしてしまったことに気づいた七罪。
「じゃあ、私は直接分けてあげます〜」
と、息を荒げて迫ってくる美九。
「うがああああ!!」
七罪は、叫びながら美九から逃げるのであった。
以上、次回予告的な何かをお送りしました。一応、予定では美九ですね。
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