Brand new page   作:ねことも

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多重クロスオーバー形式連載 5話。

ゲストキャラは引き続き、戦国BASARAの上杉謙信といつき(+ 吾作どん)


【注意事項】

◇謙信の台詞は、ひらがな限定ではなく普通に漢字交じりにしています。
◇物語中に、別作品の絵本の内容を記載しています。
  


第5話【『ハレ』のイベントは少女と軍神を魅了する】

 

いつきは、日ノ本の最北端の村に住む少女だ。

田畑を耕して農作物を収穫する…他では珍しい銀色の髪と可愛らしい顔立ちが特徴の、

一般的な農民の子どもであった。

 

しかし、荒れ狂う乱世の波がいつきの人生を大きく揺らした。

争いが日常茶飯事のこの時代において、一番の被害に合うのは何の力ももたない民だ。

多発する軍の争いは、近隣の村々へ被害をもたらしていく。

何の罪もない民は無残に殺され、収穫した農作物は奪われ、年頃の娘達は兵士達の慰み者にされてしまう…。そんな状況を狙って夜盗が村を襲う事も重なっていき、時に村自体が壊滅してしまう事態へ陥る事もあった。

 

略奪と蹂躙が繰り返される理不尽な世に、いつきは心痛め、憤った。

そんな彼女の優しさと現状を強く変えたい思いが、ある女神を呼び寄せた。

 

―――稲の女神『ウカノメ』

 

誰よりも民の立場を理解し、平和を愛する彼女ならば、この乱世を鎮める事ができるかもしれない。一種の願いを込めて、女神はいつきに戦う力…武器である木槌を授けた。

 

こうして、いつきは立ち上がった。

著名な軍が争う中、いつきは信頼できる村人とともに【いつき一揆衆】という軍閥をつくって

猛進していった。

 

時に、村人を苦しめる夜盗や小悪人の集団を懲らしめた。

時に、魔王と名高いあの織田信長が率いる軍にも勇猛に立ち向かった。

時に、有志が多い村へ正体不明の軍勢が強襲してくるのを未然に防いだ。

 

終わらない戦に、心が疲弊していく事もあった。

そんな時、いつきは出会った。

純白の透き通った羽をもつ一人の女性に…。

 

その人こそ、のちにいつきとかの独眼竜、伊達政宗とを引き合わせ、同盟を組むのに一役買った

天上界に住むエクレシアだった。彼女は、いつきの心に良い意味で大きな影響を与えた。

早くに両親を亡くし、一人暮らしだったいつきにとって、彼女は母親に等しい存在となるのは

時間がかからなかった。

 

いつきが住む日ノ本のみならず、世界すらも滅亡しかけたあの未曽有の大事件以降も、

その人との交流は続いている。また、あの事件で知り合った伊達政宗以外の侍の何名かとも

親しい知り合いができた。

 

その中の一人と…久しぶりの再会を果たしたのは、異世界の屋敷だった。

 

 

*** ***** ***

 

 

「まっさか、軍神のにいちゃんに会えるなんて思いもよらなかったべ!」

 

店長のハルの計らいで、謙信といっしょに食事処へやってきたいつき。

まだ他の常連客はおらず、カウンターの奥で料理中のハルと他のテーブルを濡れ布巾で

拭いているゲルダだけだ。ちなみに…普段、料理を担当しているセッタは本日は休暇を取って

どこかへ出かけているらしい。

 

「私もです。あの戦以来ですね」

「んだ! でも軍神のにいちゃんはなんでここに?」

「その事情を語る前に…いつき殿はどういう経緯でこちらへ迷われたのですか?」

 

謙信の問いかけに、いつきはうーんと腕を組んで眉を潜める。

 

「それがすげぇながーい話になるんだ。聴いてくれるか?」

「ええ、もちろん」

 

ニコリと微笑む謙信。

いつきは一呼吸おくと話し出した。

 

 

*** ***** ***

 

 

そもそものきっかけは、村人の一人…吾作があるモノを発見した事だった。

秋のこの時期、いつきは村に住む者達と総出で農作物の収穫をしていた。

収穫も一段落して、女達が丹精込めて作った握り飯と汁物を味わっていた時

…聞きなれた声が響き渡った。

 

「おーい! 誰か来てけれー!」

 

裏で用を足していた吾作が大声をあげた事に、村の若い衆といつきは立ち上がる。

もしや、戦で負けた落ち武者か山賊でも現れたのか?

愛用の武器、大きな木槌をうんしょっと持ち上げ、いつきは走って現場へ駆けつけた。

 

「吾作どーん! 無事だべ!?」

「い、いつきちゃーん!!」

 

吾作は井戸付近で腰を抜かしていた。

周辺には、敵らしき姿はなかったが…世にも奇妙なモノが目に入った。

 

「うわぁ…なんだべ、こりゃ」

「奇怪な穴が開いてるべぇ!」

 

他の若い衆が摩訶不思議なソレに驚きを露わにする。

井戸に近い住居の壁に切れ目ができており、そこを覗くと緑黄の不気味な色の歪が

広がっていたのだ。

 

まさか、冥府への入り口か?

いやいや、極楽浄土への隠し道やもしれない。

さまざまな憶測が飛び交う中、いつきはその場にいる全員にこう言った。

 

「これが何なのかおらにも分からねえ。

でも、うかつに近づかねえ方がいい。

村にいるみんなにもそう伝えてほしいべ」

 

この未知なる歪が何なのか…正体不明のこの現象を解明するなんて難しい事は自分にはできない。

だが、面白半分に触れたらいけない気がした。

 

そこで、いつきは考えた。

二日後、領地視察を兼ねて伊達軍が村へ訪問する予定となっている。

その時に、政宗と側近の片倉小十郎に相談しよう。

信頼する二人なら、いい知恵を教えてくれるかもしれない。

いつきのその判断は客観的にみれば…間違っていなかった。

 

しかし、彼女が二人に相談する前に思いがけない事態が起きてしまう。

 

 

 

「政宗達が来る前に厄介な奴らが来たんだ」

「ふむ…賊ですか」

 

「『間が悪い』ってこういう事なんだって思ったべ。

でも、おらと村の若い衆でほとんどの盗賊はこらしめた…だけど」

 

いつきは眉を下げて頬を掻く。

 

「一人…その盗賊の頭がしぶとくて、村の子どもさ人質にとっただ」

「なんとも非道な…」

 

「焦ったべ…でもその頭が『こいつの命欲しけりゃ武器捨てやがれ』って叫んだ時に、

水之助どんが隙ついて子どもを救ったんだ!」

 

「おや…」

 

聞けば、村人の一人が大活躍したようだ。

子どもを奪還後、盗賊の頭を捕えようといつき達は追い詰めようとした。

 

だが、いつきにとって誤算だったのは…その人物の後ろに例の空間の歪があった事。

盗賊の背中があと数cmでその歪に重なり合いそうになった瞬間、そこから純白の光が溢れ出した。突然の現象に頭はひぃっ…!と叫び声をあげて近づいていた吾作を突き飛ばした…その歪へ。

 

若い衆三人が頭を咄嗟に捕縛するのと同時に、歪に吸い込まれそうになっている吾作の腕を掴んだいつき。しかし、吸引力が予想以上に強く…いつきは為す術なく、吾作とともに歪へ落ちて行ってしまったのだ。

 

 

 

「目が覚めたら、そこに別嬪なねえちゃんがいておったまげたべ

…ここっておら達のいる村からすっごく離れたとこなんだな」

 

「ええ、『異世界』ですからね。ところで吾作殿はどちらに?」

 

「吾作どんも一回目を覚ましたけど、混乱しちまって…

ハルのにいちゃんが用意してくれた寝床で休んでるべ」

 

先程、玄関口でハルが男性を背負って階段を上がっていく姿を目にした。

あの男性が吾作か…と合点がいったように頷く謙信。

 

「…はぁ、一気に話して、おら腹減った…」

「ふふっ、ここで出逢えたのも何かのご縁。本日は私が代金を支払いますよ」

「えっ…そんな、悪いべ! おらは確かに金持ってねえけど…」

 

「これは私の自己満足。対価を支払いたいとおっしゃるなら…

この後、話し相手になってください」

 

謙信の提案に、いつきはきょとんとする。

 

「そんなんでいいのか?」

 

「同じ世界に住む方に、この貸本屋の魅力を教えたいのです。

…私のささやかな願望を叶えて頂けないでしょうか?」

 

「…分かった。軍神のにいちゃんがそう言うなら、おらもその言葉に甘えさせてもらうべ」

 

交渉は成立した。

謙信は満足げに頷くと「さて、何を頼みますか?」と、いつきに食べたい物を尋ねた。

 

「うーん…おら、異国の食事ってよく解んねえんだ。

あっ、母ちゃんがつくってくれた真っ白い汁物…『しちゅー』ってのは食べた事あるべ!」

 

「『シチュー』ですか…確か、この項目にありましたよ」

 

謙信がパラパラとメニュー表の五頁目を開くと、クリームシチューの写真が掲載されていた。

 

「おぉ…! 母ちゃんがつくってくれたのに似てるべ!」

「これにしますか?」

「うん!」

 

大きく頷いて、メニューを決めたいつき。

 

「クリームシチューセットを二つお願いします」

 

謙信は、ゲルダに声をかけて注文する。

「かしこまりました」とゲルダは微笑で返事すると、カウンターにいるハルのもとへ向かう。

 

「料理がくるまで時間がありますね…」

「そうだ、次は軍神のにいちゃんの番だべ!」

「そうでした…では話しましょう」

 

そして、謙信はこの貸本屋へ通うきっかけとなった経緯をいつきに語る。

その間に料理が運ばれてきて、ほわっと湯気が立つクリームシチューを一口食べたいつきが「う、うまいべ!」と絶賛の声を上げておかわりしたり、途中から食事処へやってきた常連のソフィが、いつきにかにたまをお勧めしたり、杜王町トリオが会話に参加してきたり…と謙信にとっては、

いつも以上に賑やかなランチタイムとなった。

 

 

*** ***** ***

 

 

「ふぅ…お腹いっぱいだぁ」

「たくさん召し上がりましたからね」

 

「ハルのにいちゃんのつくった『しちゅー』、絶品だった!

あんなに食べたの母ちゃんの料理以来だ…」

 

お腹を擦りながら、いつきは嬉しそうに言う。

彼女の言葉に、謙信も同感する。

食事処の料理は、普段はセッタが担当しているが、彼が不在時はハルが代行している。

セッタの料理は美味だが、ハルの調理スキルは彼に劣る事無くハイレベルだ。

 

「…それにしても、あらためて見るとほんっとにでかい屋敷だなぁ。

村のみんなが集まっても全然余裕な広さだべ」

 

現在、いつきは先程の約束通り、謙信に貸本屋の説明を受けている最中である。

いつきは上下左右に視線を巡らせ、ほわぁ…と感嘆する。

 

「これから、二階の児童書のコーナーへ向かいます」

「じどーしょ?」

「子どものための書がたくさん置かれている場所です」

 

階段を昇り、再びその部屋へ訪れた。

明るく可愛らしい部屋の内装に、いつきはうわぁ…と目を輝かせる。

 

「軍神のにいちゃん、いっつもここで本読んでるのか?」

 

「いいえ、…今日はこの部屋で興味深い絵本を見つけたので、

続きを読もうとこちらへ足を運びました」

 

そう言いながら、謙信は先程の絵本…【誰もいない町】の二冊目を手に取る。

 

「いつき殿もいかがですか?」

「あ、えと…」

 

謙信の言葉に、いつきは目を彷徨わせる。

 

「おら、文字の読み書き…あんまり得意じゃなくて」

 

いつきは申し訳なさそうに頭を擦りながらそう理由を言う。

謙信といつきの暮らしている世界では、武将や商人、聖職者と言った地位にいる人ならまだしも、

一般人…農民の間では識字率が低かった。

 

いつきの住む村でも、文字の読み書きができるのは寺の和尚と大人数人くらい。

伊達軍が視察に来る時に、いつきは小十郎から教えてもらう機会はたびたびあるが、まだひらがなを少しだけ読める程度である。

 

「失礼しました。私とした事が…不快な思いをさせてしまいましたね」

「いいや、気にしねえでけれ。でも本は読んでみたいな…」

 

謙信が持っている絵本に、いつきは興味津々のようだ。

 

「しつれーい、景虎さん。例の書籍持ってきましたよ」

 

その時、扉を開けてハルが入室してきた。

 

「…ふむ、名案が浮かびました」

「えっ?」

「ん?」

 

顎に手を添えて微笑を浮かべる謙信。

彼の意味深な言葉に、いつきとハルは同時に疑問の声を漏らした。

 

 

 

 

 

「やっぱりこの町にも誰もいない。

ヒトはみんなアレと一緒。

アレといっしょの楽しいユメからずっと目覚めない。

アレと一緒の時間はユメ。ユメみたいな素敵な時間。

 

アレはどんなこともかなえてくれる。

ヒトがこうあってほしいようにしてくれる。

ヒトがこうあってほしいようにいてくれる。

アレはヒトじゃないからヒトのユメになれる。

 

でもアレにもひとつだけできないことがある。

アレはヒトにはなれない。代わりにはなれてもヒトにはなれない。

それはアタシが良く知ってるアタシだから良く知ってる。

アタシは今日も『アタシだけのヒト』を探す。

 

アタシがアタシだから好きになってくれるヒト。

アタシがユメをかなえられなくても好きでいてくれるヒト…」

 

 

絨毯が敷かれた床に楽な姿勢で腰を下ろしたハルは絵本を広げ、そこに書かれている

文章を読み上げていく。向かい側には、足を延ばしたいつきと正座をする謙信がハルの音読に耳を傾けている。

 

「これなら、話の内容が分かるでしょう」

「うん!」

 

ハルは、ゆっくりと感情を込めて言葉を生み出していく。

その声音は、聞いているいつきと謙信の心に安らぎをもたらしていく。

 

「…母ちゃんがいた頃、寝る時におらにお伽噺を聞かせてくれたっけ」

 

話を聞きながら、いつきは頭の中に当時の記憶が蘇る。

彼女の言う『母ちゃん』とは、血の繋がった母親ではなく、純白の透き通った羽のエクレシアの事。悪い侍の手下に悪戦苦闘していた際に助けてくれたのがその人だった。

ほんの数ヶ月の間だけど、寝食を共にして過ごした。

彼女はいつきの事を実の娘のように接し、いつきもまた彼女の事を母親のように思うようになった。彼女を時々『母ちゃん』と言うようになったのも、それが大きく影響している。

 

「はい、おしまい」

 

物語が終わり、ハルはぱたんと絵本の頁を閉めた。

 

「どうだった?」

「うん…すごくよかったべ!」

「普段は黙読する物語でも、音読すると違った面白さがありますね」

 

いつきと謙信の感想を聞いたハルは「ならよかった」と穏やかに目を細める。

 

「続きはどうしますか?」

「是非お願いします」

「おらも! その話、もっと聞きたいべ!」

 

ハルの確認の問いに、二人は音読の続行をお願いした。

かしこまりました…とハルは三冊目となる絵本を開く。

それから、その絵本の最終巻まで読みあげると、さらにいつきからのリクエストで絵本以外の

児童文学書の音読もする事になった。

 

時間は流れて、三時間後。

ハルが落ち着いた口調で物語の結末を締めくくると、二人はパチパチと拍手する。

 

「ありがとうございます…とても奥深い物語でした」

 

「にいちゃんの声が頭の中にすぅーって入ってきて、目の前に話の主人公とかがいる

みてぇだったべ!」

 

「音読をするのは久々だったが…これほど高評価をもらえるのは冥利に尽きるな」

 

謙信といつきの感想に、ハルは口元を緩める。

すると、いつきが部屋をぐるりと探るように視線を動かしていく。

 

「これだけいっぱいの本、読むのに苦労しそうだべ…」

「ここだけではなく、他の部屋にもまだまだたくさんありますよ」

「うわぁ…目が回りそうだぁ」

 

薬草を噛みしめたように苦い顔になるいつきに、謙信はクスクスと笑う。

 

「もっと時間があったらいいのに…」

 

ハルが音読してくれたおかげで、何冊かの御伽噺を知る事ができたし、楽しかった。

でも、帰る準備が整ったら二度とこの店に来る事はできないだろう。

 

「なら、別の日に来たらいい」

「えっ…?」

 

残念そうに呟くいつきに、ハルが意外な言葉を言った。

 

「いつきちゃんが時間がとれる時に、この店に通ったらいいんじゃないかな?」

「おら、もう一度この店に来れるの…?」

「証拠なら、目の前にいるでしょう」

 

半信半疑のいつきに、謙信が胸に手を当てながらその疑惑を晴らした。

そうだった…!

いつきはこれでもか、というくらい目を大きく見開いた。

 

「いつきちゃんはどうしたい?」

 

店主からの二度目の質問。

10代前半の子どもにとって、その誘いは夢の国への通行許可証を得るに等しい魅惑を放っていた。

 

「…おらは―――」

 

考え抜いた末、いつきは返答した。

その時の彼女の表情に…後悔の色は全く見当たらなかった。

 

 

 

【『ハレ』のイベントは少女と軍神を魅了する】

 

 

 

『ハルのにいちゃん、ありがとな!』

『恩にきりますべぇー!』

 

いつきと村人の吾作を故郷の村へ送り届けると、ハルは自らの店へ戻った。

帰宅直後に、ちょうど謙信が店から出てきた。

 

「おかえりで?」

「ええ、夕刻が近づいておりますゆえ」

 

暁色が広がる空を眺めながら、謙信は思った。

うつくしきつるぎも任務を終えて、帰還しているやもしれない。

…早く帰らなくては、麗しい彼女を悲しませてしまう。

 

「今日はいつも以上に充実した時間を過ごせました。

ありがとうございます」

 

同じ世界に住む縁のある知人と再会でき、なおかつこの店に通う仲間が増えた事が嬉しかった。

『新しい』お客が増えた事で、ハルにとっても実りある一日だったはずだ。

そして、店長直々の音読を聞けるという珍しいイベントに関われて…

とても貴重な体験ができた事が謙信に不思議な満足感をもたらしていた。

 

「また、貴方の語りを聞きたいですね」

「お望みとあれば、いつでも」

 

戻ってきた色よい返事に、謙信は口端を微かにあげる。

 

「―――それは楽しみです」

 

今度訪れるのは三日後。

お言葉に甘えてリクエストさせてもらおう。

胸を膨らませ、謙信は門をくぐり、異空間の道の先にある城へ家路に着いた。

 

 

 

【つづく】




※のちに、吾作どん経由で異世界貸本屋の噂が広まった…かもしれない。
  
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