等身大の愛し方   作:桐谷 アキラ

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 一人称にしたら良いのやら、三人称が良いのやら……。


第2話 彼女の想い

 私が初めて恋に落ちたのは、高校1年生の時だった。私が恋に落ちた相手―――太田牛一(おおたぎゅういち)くん。

 

 入学当初話しかけてきたクラスメイトも何のリアクションもとらない私に飽きたのか高校生活に慣れるころには誰も私に話しかけなくなっていた。私も普通の日常(つまらない)を過ごしていた。

 

 そんなある日、席替えがあった。そこで隣になったのが太田(おおた)くんだった。席替え当初は彼も私から離れていく……そう思っていた。その考えは直ぐに改めることとなる。

 

 それは彼と世間話をしている時のことだった。彼は最近やっているドラマの話をしていた。彼の話が面白いというのもあって、思わず笑うと彼は、「このドラマ知ってたの?」と聞いてきた。彼にドラマのことを話していないので表情から読み取ったのだろう。

 

 私は驚愕した。私は感情を表に出すのが苦手なだけで、感情が無いわけではない。だけど、それを他の人が分かるかと言うとそうではない。

 

 私が喜んでいるのが、怒っているのが、悲しんでいるのが…………それが伝わらず、誰も寄ってこなくなり今まで独りだった。

 

 彼が分かってくれたのが、私は嬉しかった。他の人からしたら些細なことでも私にしたら彼は孤独から救ってくれた―――救世主(ヒーロー)だった。

 そんなことがあってからは、初めて気がねなく話せた。それが私にしたら嬉しくて、嬉しくて。その日から時間のある限り彼とおしゃべりした。彼はいつも私に気遣って話してくれた。私が分からないと思うとすぐに補足してくれたり。

 

 ―――彼のことが知りたい。何時からかそう思うようになっていた。彼はどんな色が好きなのかどんなものをたべるのかいつもなにを考えていてなにをしていてそして―――どんな女の子が好きなのか。

 

 彼のことが気になってしょうがなかった。私はたくさんのことを調べた。時には家に潜入したりもした……あれはさすがに緊張した。彼の匂いで包まれた部屋は犯罪的だった。数分の間気絶してしまったのは良い思い出だ、うん。

 

 まあ、何はともあれ彼のことをたくさん知ることが出来た。そこで本命である彼のタイプを知ることが出来た。それは―――生徒会長だ。

 何でそんなにピンポイントなんだろう、とも思ったが彼がタイプならば私が取るべき行動は1つしかない……生徒会長に私はなる !

 

 と言うことで彼のために死に物狂いで頑張った。2年生で生徒会長になるのはかなり苦労したけれど、彼のためを想えばそんな苦労も吹き飛んだ。それに………役員にしてしまえば合法的に放課後も一緒に……グフフ。おっと、ヨダレが。

 

 だが、1つ問題がある。生徒会の役員は会長と副会長だけではない。あと2つ―――書記と会計が残っているけど……まあ、なんとかするわ、うん。愛の前に敵はいないの。

 

 ―――生徒会室にいたのは、倒れるように寝ている副会長と妖艶な表情で副会長を見つめる会長の姿だった。

 

 ね? そうでしょ? 牛一くん(ダーリン)

 

 




 思いつきでどんどんかいていったので、おかしなところがいっぱいだと思います。
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