え ? いつからいたの ? 軽くホラーなんですけど。てか、あんたもハイライト仕事してないんかい。俺、あんただけは
と言うのも
―――と、俺が現実逃避をしていると目の前の
「ねえ ? 何してたの ? 」
「別に何もしてないですよ ? ただ、お喋りしていただけです。そういうあなたこそ何ですか ? ここは、部員以外立ち入り禁止です、よ ? 」
あれ ? マフィアの交渉かな ?
「あんまり牛一くんを困らせちゃダメだよ ? 私……何するか分からないから」
いつも無表情な彼女が笑うとギャップがすげぇ……目が笑ってないけど。てか、いつも太田くんって呼んでるじゃん。なに ? どうして、ガソリン撒くかな……何なの ? 一次審査突破出来なかったの ?
「へぇ……そういうことか」
意味ありげに朝倉は口角を上げる。
ここで「俺も会話に交ぜてよ ! 」 とか、言ったらどうなるかな……混沌としている空気がさらに可笑しくなりそうだから止めた。
……よし、もうあれしかない。
「ちよた にけら はとほ らすて のはて きらと なりは してと」
これで大丈―――「何 ? やる ? 」「上等ですよ。あなた何かに先輩は渡しません」
不惜身命の想いで唱えたが復活の呪文が違った……。
俺がうちひしがれていると、ガラガラと部室の扉が開く。救世主か ! ? と思ったが、俺の目に映っていたのは工藤先生だった。
こうなったら道連れだ―――
「何をしているんだ ? 西園寺は文芸部じゃないだろ ? 」
と思ったけど何かこのまま黙っていたら何とかしてくれそう。さすが、やっぱり先生は最高だぜ ! いつも行き遅れだとか思っていたこと……訂正しよう。
「いえ、たまたま寄っただけです」
その顔をピクリとも崩すことなく応える。
「そうか ? それならもう帰るのか ? なら、手伝って欲しいことがあるんだが」
「……」
そうだ ! このままこいつを行かせよう……あれ ? でも、そしたら今度は
「先生 ! 俺も―――「先輩 ? 確か具合が悪かったですよね ? 家まで送ります」……」
バレテーラ。どうするかな……このまま帰ると家に入って来そうだし……。
妹に助けを呼ぶか。あいつならこの
「そうだな……確かに具合も悪いし帰るか」
「え ! ? 牛一く―――「さ、先輩行きましょう」
俺の目には