ぐらんぶる 大切な人   作:opa

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頑張って書きます!


13話 水の中の世界 前編

~Grand Blue~

 

伊織「耕平・・・お前あの後無事だったんだな・・・」

 

耕平「ああ・・・奈々華さんのお陰でな・・・」

 

時田「二人ともちょっと来てくれ」

 

二人は時田のところへ向かい、机の上に置いてある物を見る。それは2つのダイビングスーツだ。

 

耕平「これって・・・」

 

伊織「俺たちのダイビングスーツですか?」

 

時田「そろそろ必要になるからな」

 

寿「サイズを確認してみてくれ」

 

伊織・耕平「「はい」」

 

バッ

 

伊織と耕平はダイビングスーツを持ち上げると何故か耕平のダイビングスーツの下には男子高生の制服が、伊織のダイビングスーツの下には女子高生の制服が置いてあった・・・

 

伊織「・・・なんですか?これ・・・?」

 

時田「そろそろ必要になるからな」

 

寿「サイズを確認してみてくれ」

 

時田「今日は真面目にサークル活動を行う。」

 

伊織「真面目って言葉を知らないっぽいな」

 

耕平「留学生か?」

 

寿「いいから話を聞け」

 

伊織「いや、そう言われても・・・」

 

耕平「こんなん渡されてどうしろと・・・」

 

ガチャッ

 

すると奈々華は二人の男性客を連れて戻ってきた。

 

奈々華「お疲れ様でしたー」

 

男性客A「いやあ、どうもどうも」

 

寿「お疲れ様でしたー」

 

時田「海の中はどうでした?」

 

男性客A「いやー良かったよ」

 

男性客B「ホウボウの子供が沢山いたなあ」

 

男性客A「ドライで潜る時期は海が綺麗でいいよなあ」

 

男性客B「俺は断然ウェットが好きかな 動きやすいし」

 

奈々華「お二人ともゆっくり話してて大丈夫ですか?」

 

男性客A「おっとそうだ 急いで着替えないと間に合わん」

 

奈々華「片付けはやっておきますから。」

 

男性客A「じゃあ、そうさせてもらおうか」

 

バタバタ

 

男性客2人は急いで更衣室へ向かう。

 

伊織「忙しないですね」

 

奈々華「あの お客さんたちは社会人なの。出張前に潜りに来たんだって。」

 

伊織「出張前に海って・・・結構ハードですよね?」

 

奈々華「あはは そうかもね」

 

伊織「・・・」

 

時田「それでお前らにそれを渡した理由だが・・・」

伊織「あ、そうでした。」

 

耕平「何なんです?」

 

時田「そろそろダイビングを体験させたいと思ったからだ。」

 

伊織「スーツの方はわかってますよ!」

 

耕平「制服の方を説明して下さい!」

 

寿「両方ともダイビングに使うんだが?」

 

時田「そうだぞ」

 

耕平「何かヤバい薬でもキメてんのか?(汗)」

 

伊織「制服をダイビングで使うハズが・・・(汗)」

 

ガチャッ

 

千紗「ただいま」

 

時田・寿「「おかえり」」

 

チラッ

 

千紗は制服を持っている伊織と耕平を見る。

 

千紗「二人とも・・・(汗)」

 

伊織「違うぞ千紗!?」

 

耕平「これはダイビングに使うと渡されて!」

 

千紗「ダイビング・・・?ああ、そういう事ね。もう そんな時期なんですね。」

 

時田「そういう事だ。」

 

寿「やっとかないと大変だからなぁ」

 

千紗「そうですけど・・・」

 

伊織「そんな時期・・・?もしかして今度やる大学祭のイベントに参加しろって事ですか?」

 

時田「お、気づいたか!」

 

寿「そうなんだよ」

 

伊織・耕平「「?」」

 

時田「んじゃ、説明するか」

 

寿「ダイビングで使う器材は大体こんな感じだ。」

 

時田と寿はダイビングに使う器材をテーブルに並べる。

 

フィン&マスク&シュノーケル

 

スーツ

 

レギュレーター

 

ウェイト

 

BCD(ダイバーが装着する浮力調整装置)

 

ダイビングコンピューターetc・・・

 

寿「これらを揃え空気の入ったタンクを借りてようやく始められるんだ。」

 

時田「レンタルもあるから買う必要はないがな。」

 

耕平「はぁ・・・」

 

伊織「それで?」

 

寿「つまりダイビングというのはな」

 

時田「割と金がかかるんだよ」

 

伊織「ああ それは予想してました。」

 

耕平「見るからにそんな感じだもんな」

 

伊織「ちなみにどれくらいかかるんだ?」

 

千紗「お店にもよるけどだいたいこれくらい」

 

ピラッ

 

伊織と耕平は『Grand Blue』のチラシに書いてるメニューを見る。

 

器材フルレンタル+ビーチダイブ2本(ガイド料・タンク代込み)=11000円

 

伊織「けっ・・・結構高いな・・・」

 

耕平「社会人ならともかくまだ学生の俺達には・・・」

 

時田「そこで二人には五月にやるうちの大学祭の『伊豆春祭』のイベントに参加してもらうんだ。」

 

伊織「どんなイベントなんです?」

 

寿「『サークル対抗ミスターコンテスト』ってイベントがあってだな 優勝サークルには賞金が出るんだよ。」

 

耕平「そのイベントに俺と北原に出ろと?」

 

時田・寿「「正解」」

 

グッ

 

時田と寿は親指を立てる。

 

伊織「だったら男子高生の制服はともかく女子高生の制服は必要ないですよね!?」

 

時田「我儘言うな」

 

寿「これも立派なサークル活動だ」

 

伊織「全裸で酒飲んだり女装してミスターコンテストに出るのが活動だと!?」

 

耕平「本当にダイビングサークルか!?」

 

寿「ちなみにこのイベントは男子コンテストとも呼ばれていてな」

 

時田「ちなみに俺達は『男コン』と略している。」

 

耕平「最低な略称じゃないですか!!」

 

伊織「千紗は『男コン』の事を知ってたのか?」

 

千紗「一応 去年とかも見てたからね。」

 

耕平「俺は御免です。そんな服を着て笑い者になるなんて冗談じゃない。」

 

伊織「いつもアニメキャラのTシャツ着てる奴が言える立場じゃないだろ!?」

 

千紗「確かに・・・(汗)」

 

時田「なぁ、耕平」

 

耕平「なんですか?」

 

時田「お前は美形だ。」

 

耕平「な、何を・・・」

 

時田「お前が出ればきっと勝てる」

 

寿「サークルの為にお前の魅力を貸してくれないか?」

 

耕平「そ・・・そう言われても」

 

時田「俺達にはお前の力が必要なんだ。」

 

寿「無理を承知で頼む。」

 

伊織「じゃあ、俺は必要ないじゃないですか。」

 

寿「なぜだ?」

 

伊織「だってイケメンの耕平がいるし・・・」

 

時田「なぁ、伊織・・・」

 

伊織「なんですか?」

 

時田「お前はネタ枠だ。」

 

伊織「俺の顔ってそんなに酷いですか!?」

 

千紗「そんな事はないと思うけど・・・」

 

時田「まあ、こっちの話はこのくらいにしておくか」

 

寿「最終的に出ると言うまで追い詰めたらいいだけだしな。」

 

伊織「酷ぇ・・・(汗)」

 

耕平「悪魔だ・・・(汗)」

 

千紗「うん・・・(汗)」

 

 

 

 

 

 

 

 




これも時間かかった~!
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