ぐらんぶる 大切な人   作:opa

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今回は梓が出ます!


15話 年上の女性ダイバー 前編

~伊織の部屋~

 

伊織「・・・誰だ・・・この人!?」

 

???「う・・・ん・・・」

 

朝、目を覚ましたら伊織の隣に見知らぬ女性が寝ていた。

 

ガチャッ

 

千紗がドアを開けて入ってきた。

 

千紗「伊織、朝御飯できて・・・って梓さん!?」

 

伊織「え・・・千紗・・・この人知り合いか!?」

 

千紗「ほら、新入生歓迎コンパの時に言ってた・・・」

 

伊織「あの時言っていた女子会員か!?」

 

千紗「うん、うちがインカレサークル(複数の大学が所属するサークル)だって事は知ってるよね?」

 

伊織「ああ・・・って事は他の大学の人か?」

 

千紗「名前は『青海女子大』の『浜岡梓(はまおか あずさ)』って人で学年は先輩達と同じ3年生よ」

 

伊織「その人が何で俺の隣で寝てるんだ?(汗)」

 

千紗「多分、眠たかったからじゃない?」

 

伊織「けど、この布団 先に俺が寝てたんだぞ・・・」

 

千紗「そういうの気にする人じゃないから・・・見てアレ」

 

伊織は千紗の指先の方向を見る。それは梓が脱いだ服だ。

 

伊織「躊躇なく服を脱いで布団に入ってるな・・・男がいる部屋で服脱いで入るか?」

 

千紗「梓さんも普通じゃないから・・・」

 

伊織「・・・って事はこの人も相当な酒好きか?(汗)」

 

千紗「うん・・・(汗)」

 

伊織「とりあえず俺は先輩達を起こすか・・・」

 

千紗「じゃあ、私は梓さんを起こすね。」

 

伊織が時田、寿、耕平の3人を起こす為に離れの

部屋に入った時、時田と寿は全裸で寝ていた。

 

時田「ぐおぉぉぉぉ」

 

寿「ぐごぉぉぉぉ」

 

耕平「Zzzz」

 

伊織「・・・この人達は服を着るのが嫌なのか?(汗)」

 

時田「んぁ・・・もう朝か?」

 

寿「ふぁぁぁぁっ」

 

耕平「ふあ・・・」

 

伊織「先輩達 大丈夫ですか?昨日めちゃくちゃ酒を飲んでましたよね?」

 

時田「ん?何ともないぞ」

 

寿「俺たちは二日酔いになった事が一度もないからなぁ」

 

耕平「この人達は本当に人間か?(汗)」

 

伊織「本当だったんだな・・・あ、そうだ浜岡 梓さんって人が来てますよ。」

 

寿「お、そうか!」

 

時田「じゃあ、服を着るか」

 

伊織「?服を着るなんて珍しいですね。」

 

寿「今日は外でやる事があるからな。」

 

時田「その為に梓を呼んだんだ。」

 

伊織「じゃあ、俺は先に朝飯を食いにいきますね。」

 

時田「ちょっと待ってくれ伊織。」

 

伊織「何ですか?」

 

寿「先にお前らに話しておく事がある。」

 

時田「伊豆春祭に関する大事な話だ。」

 

伊織・耕平「「???」」

 

~バルコニー~

 

ジューッ ジューッ ジャッ ジャッ パパパッ パラパラ

 

梓は大学祭で売るためのお好み焼きを焼いている。

 

梓「ほい 完成」

 

ドンッ

 

伊織・耕平「「おおー」」

 

千紗「相変わらず上手ですね。」

 

梓「それほどでも♪」

 

伊織「春祭でお好み焼きを売るんですか」

 

モグモグ

 

耕平「普通に美味い」

 

時田「美味くなきゃ困る。」

 

寿「売り上げをサークル予算の足しにするんだからな。」

 

時田「というわけで今日は一年生にこれを作れるようになってもらう。」

 

寿「しっかり梓にコツを教わってくれ。」

 

伊織・耕平・千紗「「「はい」」」

 

梓「トッキーとブッキーは一緒に教えないの?」

 

時田「ああ、俺たちは・・・」

 

登志夫「時田ー 寿ー 行くぞー」

 

時田「器材の準備に行ってくる。」

 

寿「終わったら皆で食いに来るから沢山焼いといてくれ。」

 

梓「いってらっしゃい」

 

時田・寿「「おう」」

 

ブッブー

 

時田と寿は車に乗り、出発した。

 

梓「じゃー 始めよっか」

 

千紗「はい」

 

耕平「・・・どうする北原?」

 

伊織「やるだけやってみるか・・・」

 

~朝 離れの部屋~

 

耕平「伊豆春祭の大事な話?」

 

伊織「仕方ないんで出るには出ますが女装は嫌ですからね。」

 

耕平「優勝できなくても文句言わないでくださいね。」

 

時田「それはわかってる。」

 

寿「お前達には千紗ちゃんの説得を頼みたい。」

 

耕平「古手川の?」

 

伊織「どういう事です?」

 

時田「伊豆春祭には『男コン』同様に『ミスコン』あってな。賞金つきの」

 

寿「サークル予算獲得の為に千紗ちゃんを出場させたいんだ。」

 

耕平「その説得をしろと?」

 

伊織「無理じゃないですかね?」

 

時田「やる前から諦めるんじゃない。」

 

寿「失敗してもいい やるだけやってみてくれ。」

 

耕平「そうは言いますけど・・・古手川ってそういうの絶対好きじゃないよな?」

 

伊織「ああ・・・千紗はモテるから優勝する可能性は高いけどそうなったら更にナンパされるだろうしな・・・」

 

 

~現在~

 

梓「ん~ 上出来、上出来、三人とも器用だね。」

 

千紗「梓さんほど上手く作れないですけど」

 

梓「いーの いーの 大学祭の出店なんだから ある程度できてりゃ それより冷める前に皆も食べよ」

 

伊織・耕平・千紗「「「はい」」」

 

モグモグ

 

梓「いやー お好み焼きにはビールが合うねぇ!」

 

伊織「梓さんも先輩達のように酒に強いんですか?」

 

梓「トッキー達ほどじゃないけど強いほうだよ。」

 

耕平「このサークル酒好きばっかだな・・・(汗)」

 

千紗「梓さんは先輩達よりマシなほうよ」

 

伊織「そういえば千紗、先輩達がお前にミスコンに出てほしいんだって」

 

千紗「嫌」

 

耕平「やっぱりな・・・」

 

梓「ちーちゃんはそういうのに興味ないからね~」

 

伊織「でも千紗、ミスコンに出ればダイビングサークルの宣伝にもなるし、誰か興味を持ってサークルに入ってくれるかもしれないぞ?」

 

千紗「むぅ・・・仕方ないな その変わり二人も『男コン』にちゃんと出場してよね。」

 

伊織「もちろんだ」

 

耕平「俺たちは優勝は無理だろうけどな。」

 

梓「へぇ・・・やるねぇ伊織!ちーちゃんを説得出来るなんて!」

 

伊織「もし千紗が優勝したらナンパされまくるでしょうけどね・・・」

 

耕平「その時は俺たちが責任もって古手川を護衛すりゃいいさ。」

 

伊織「そうだな。」

 

梓「うんうん 奈々華から聞いた通り可愛い後輩じゃない」

 

伊織「奈々華さんから?」

 

耕平「仲良いんですか?」

 

梓「奈々華と私は親友だからね。」

 

ヒソヒソ・・・

 

梓(二人とも知ってるんだよね?奈々華がもの凄いシスコンだって事)

 

耕平(ええ・・・まあ・・・)

 

伊織(千紗が知ったら絶対ショック受けますよね?)

 

梓(わかってるならいいや・・・)

 

千紗「どうしたんですか?」

 

梓「何でもな~い♪」

 

耕平「もし古手川がナンパされてるとこ奈々華さんが見たら・・・」

 

伊織「最悪 殺人犯になりかねないよな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




オリンピックが延期になっちゃいました!
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