伊織は全裸の男達に気づかれないように自分がこれから住む部屋へ向かった。
登志夫「ここがお前の住む部屋だ。荷物は既に入れてある。」
伊織「ありがとうございます。そういえば叔母さん・・・仕事で海外へ行ってるんですよね?」
登志夫「ああ、向こうが落ち着いたら戻ってくるんだが何時になるやら・・・」
伊織(さっきの全裸の男達の集団については聞かないでおこう・・・絶対ロクな目に合わない!)
登志夫「じゃあ、俺は店に行ってるから千紗と奈々華が帰ってきたら顔見せるように言っておくよ。」
伊織「じゃあ、俺は荷物の整理しておくんで。」
パタンッ
伊織は部屋に入り、眺めていた・・・
伊織「ふぅ・・・さっそく始めるか!」
ドサッドサッ
伊織「あ・・・」
伊織は荷物を整理しているウチにアルバムを見つけ、一枚の写真を取り出した。それは高校時代の伊織と一人の女子高生の2ショットの写真だ・・・
伊織「もう・・・大丈夫だから・・・」
コンコンッ
誰かがドアをノックし、伊織は写真をアルバムに戻した。
伊織「ハイ、どうぞ。」
???「お邪魔します。」
伊織(あれ・・・さっき海にいた・・・)
部屋に入ってきたのは海にいた茶髪のロングヘアーの美女だった。
???「久しぶりね伊織君♪」
伊織「あ!もしかして、奈々華さん!?」
奈々華「うん」
彼女は伊織のイトコの古手川奈々華だった。
伊織「奈々華さん・・・綺麗になりましたね。」
奈々華「ふふっありがとう。でも、私で驚くなら千紗に会ったらもっとびっくりしちゃうわよ。」
伊織「そうなんですか?」
奈々華「姉の私が言うのもなんだけど千紗ったらとびっきり可愛くなったんだから」
伊織「へぇーそれは楽しみですね。あ、奈々華さん大学卒業してこの店で働いてるんですか?」
奈々華「うん、いずれ『Grand Blue』を継ぐ予定よ。千紗もダイビングのインストラクターを目指してるの。」
伊織(もしかしたら姉妹で店の経営してくのかな?)
奈々華「伊織君は大学でサークルに入る予定ある?」
伊織「サークルですか?うーん明日入学式ですからね・・・見学して興味があったら入るかもしれません。」
奈々華「私、大学時代ダイビングサークルに入ってたから良かったら見学してね。」
パタンッ
奈々華は部屋を出て店へ向かった。
伊織「ダイビングか~でも俺カナヅチだからな・・・入ることはないな!」
コンコンッ
再び誰かがドアにノックした。
伊織「ハイ、どうぞ。」(千紗かな?)
???「よ~!新入生!」
???「新入生、確保ォーッ!」
伊織「ぎゃああああ!!」
部屋に入ってきたのはガタイのいい角刈りと金髪の全裸の変態だった・・・・
台風の影響で風が強い!