ぐらんぶる 大切な人   作:opa

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コロナいつ終わるかな・・・・


31話 中間試験

~伊豆大学 食堂~

 

山本「古手川さん!頼む!」

 

野島「俺の傍にいてくれ!」

 

藤原「いや!俺の傍に!」

 

御手洗「なんでもするから!」

 

千紗「・・・イヤ」

 

山本「何かをして欲しいなんて言わない!」

 

野島「ただ隣にいてくれるだけでいいんだ!」

 

千紗「絶対にイヤ 諦めて」

 

藤原「そ・・・」

 

御手洗「そんな・・・」

 

ガクッ

 

伊織「何やってるんだアイツら?」

 

耕平「古手川に愛の告白か?」

 

山本・野島・藤原・御手洗「「「「隣で解答を見せてくれるだけでいいんだぁーー!!」」」」

 

千紗「・・・フン」

 

伊織・耕平「「カンニングの交渉!?」」

 

御手洗「カンニングの交渉は失敗か・・・」

 

伊織「当たり前だ」

 

耕平「このクズ共」

 

野島「どうすっか このままだと『不可』だ」

 

山本「二外(※)の単位を落とすのは痛いぞ」

 

※第二外国語の略

 

御手洗「仕方ない自力でなんとかしよう」

 

藤原「まさか今から勉強するのか?」

 

野島「試験まで時間がないぞ?」

 

御手洗「縮小コピーの限界に挑戦する」

 

伊織「自力のカンニングかよ・・・」

 

野島「ま、そうだろうな」

 

山本「もはや それしかあるまい」

 

藤原「やってやろうぜ」

 

耕平「勉強する気はないんだな・・・」

 

そして山本達はカンニングペーパーを作った。

 

御手洗「これが字の読める限界サイズだな」

 

藤原「だいぶ小さくなったが・・・」

 

山本「隠す場所を考える必要があるな」

 

男子学生A「お前らカンニングか?」

 

男子学生B「俺も混ぜてくれ」

 

男子学生C「俺も 俺も」

 

山本「なぜ、俺達の周りにはこんなクズばかりが集まるんだ?」

 

耕平「類友ってヤツだろ」

 

藤原「んで、これをどう持ち込む?」

 

御手洗「俺は筆箱の中だな」

 

山本「俺はペットボトルのラベルだ」

 

男子学生A「俺はタオルの内側だ」

 

男子学生B「俺は内輪の裏」

 

藤原「俺は服に仕込む」

 

男子学生C「俺も」

 

御手洗「野島は?」

 

野島「俺はワンナイでいく」

 

山本「ワンナイか・・・」

 

御手洗「リスキーだな・・・」

 

耕平「一夜漬けか?」

 

伊織「いや・・・野島の右腕を見ろ・・・」

 

耕平は伊織に言われた通り野島の右腕を見る。野島は右腕の内側にカンニングペーパーを仕込んでる。

 

耕平「腕の内側!?」

 

山本「北原と今村はどうする?」

 

伊織「やらねぇよ」

 

耕平「俺達まで巻き込むなよ」

 

野島「こいつらは放っておこう」

 

御手洗「お前ら二外の単位が重要なのは知ってるな」

 

野島・藤原「「ああ」」

 

山本「勿論だとも」

 

御手洗「絶対に最後まで諦めず皆で単位を取るぞ!!」

 

クズ達「「「おおお!!!」」」

 

そして第二外国語(ドイツ語)の試験当日・・・

 

~講義室~

 

ドイツ語講師「はい それでは・・・」

 

クズ達「ゴクッ」

 

ドイツ語講師「まず筆箱はしまいなさい」

 

御手洗「!?」

 

山本「ククク・・・バカめ 予想できたことだろうに」

 

御手洗「お・・・おい、助けてくれ(汗)」

 

山本「ん~?どうしようかな~?タダじゃちょっとな~・・・」

 

ドイツ語講師「それと飲食禁止です。飲み物もしまいなさい。」

 

バッ

 

山本は野島と藤原を見つめる。

 

藤原「そんな目でこっちを見るな」

 

野島「自分でなんとかしろ」

 

御手洗「・・・しかし、まあ・・・アレだな・・・何書いてるのかサッパリわからん」

 

山本「なぜ、他の連中は涼しい顔をしていられるんだ・・・?」

 

男子学生D・E「「~♪」」

 

藤原「まさか自信あるとか・・・?」

 

ドイツ語講師「一時開始です。終わったら退席しても構いません」

 

カチッ

 

時計の針は一時になった。

 

ドイツ語講師「では始め」

 

ガララッ

 

男子学生D・E「「退席します」」

 

御手洗(諦めが良すぎる)

 

山本(覚悟を決めた笑みか!)

 

二人の男子学生は退席した。

 

野島「ぐっ・・・」

 

藤原(・・・ん?)

 

野島「汗で滲んで文字が読めねえ・・・っ!!!」

 

山本「バカが・・・」

 

御手洗「だからワンナイはリスキーだと言ったのに」

 

御手洗「・・・!そういや下川がいないな」

 

藤原「放棄したんじゃないか?」

 

御手洗「そうか」

 

ヴィーン

 

御手洗(ん?メール?)

 

御手洗はポケットに入ってたスマホを取り出し、メールの内容を見る。

 

下川のメール『テスト勉強するからドイツ語の試験範囲教えてくれ』

 

御手洗「・・・」

 

御手洗のメール『大丈夫。お前にはもう必要ない。』

 

御手洗は下川にメールを返信し、スマホをポケットに戻した。

 

山本「どうした御手洗?」

 

御手洗「気にするな 死人が一人増えただけだ」

 

山本「???」

 

野島「これは皆で協力する必要があるな」

 

山本「チームプレーだな」

 

藤原「任せておけ」

 

カッ カッ

 

すると見回りをしているドイツ語講師が近づき、クズ達はカンニングペーパーを隠す。

 

バッ ヒラリ

 

ドイツ語講師「ん?」

 

藤原・御手洗・野島・山本『!!!』

 

ドイツ語講師は藤原のカンニングペーパーを拾う。

 

ドイツ語講師「これは・・・何かね?」

 

ビッ!

 

野島、山本、御手洗の三人は藤原に指を指す。

 

藤原「皆で協力はぁっ!!?」

 

藤原はカンニングがバレて不可になった。

 

ドイツ語講師「皆 出来が悪いなぁ」

 

御手洗(問題が難しすぎるんだよ!)

 

ドイツ語講師「仕方ないサービス問題を出そう」

 

学生達『おおーっ』

 

ドイツ語講師「講義中の話から出題します。今から言う単語をドイツ語に訳して裏面に書きなさい」

 

山本(よっしゃー!)

 

ドイツ語講師「第一問 心臓リウマチ」

 

野島(わかるか!ンなもん・・・!)

 

御手洗(サービスの意味を誰か教えやがれ!!)

 

ドイツ語講師「第二問 裸でバナナを持つ男」

 

野島(講義中に何の話をしていた!?)

 

山本(本当にドイツ語の講義なのか!?)

 

ドイツ語講師「最後の一問・・・」

 

ゴクッ・・・

 

ドイツ語講師「ジェームス・トーマス」

 

御手洗「人名じゃねぇか!」

 

山本「しかも明らかに英語だろ!」

 

野島「やってられっかーー!」

 

そして後日・・・

 

御手洗 優・・・12点

 

野島 元・・・13点

 

山本 真一郎・・・17点

 

御手洗「これは酷い・・・(汗)」

 

山本「『不可』確定か・・・(汗)」

 

野島「どこか挽回しないと・・・(汗)」

 

ドイツ語講師「え~皆さん 大変 出来が悪かったです。なので10点以上なら『可』20点以上なら『良』とします。」

 

ザワッ

 

山本・御手洗・野島『マジで!!?』

 

野島「やったな!まさかいけるとは!」

 

山本「だな!助かった!」

 

御手洗「ああ、まったくだ!・・・うん?下の方になんか書いてるぞ」

 

野島「俺もだ」

 

山本「俺のもだ『裏面を読むこと。』?」

 

3人はテストの裏面を見る。

 

ドイツ語講師『カンニングの疑いがあるので再試 あとで私の所に来るように』

 

カンニングしていたクズ達は全員カンニングがバレていた。

 

クズ達『ちくしょおおおっ!』

 

伊織「やっぱりアイツらカンニングがバレていたんだな・・・」

 

耕平「そりゃメチャクチャ怪しかったからな・・・」

 

千紗「自業自得よ・・・」

 

御手洗「北原!今村!お前らはどうだったんだ!?」

 

野島「古手川さんも!!」

 

伊織「ほら・・・」

 

ピラッ

 

伊織と耕平と千紗は御手洗達に点数を見せる。

 

北原 伊織・・・90点

 

古手川 千紗・・・83点

 

今村 耕平・・・70点

 

山本「はあっ!?古手川さんはともかく北原と今村まで!?」

 

伊織「そりゃ頑張って勉強したからな」

 

耕平「俺は北原にノート見せてもらった」

 

千紗「勉強しなかった皆が悪い」

 

クズ達『うわあああああ!!(泣)』

 

 

 

 

 

 

 

 




皆さんも感染には気をつけて!
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