コツコツ
千紗「今日からは伊織がいるんだっけ・・・いくらイトコだからって年の近い男と一緒に暮らすなんて・・・十年ぶりか・・・」
ガチャッ
千紗が店のドアを開けると・・・
千紗「?」
時田・寿「「うははははは!!」」
伊織「だから服を着ろよ!!(怒)」
千紗が見た光景は全裸飲み会をしている時田達に注意してる伊織だった・・・・
登志夫「おう、お帰り千紗」
奈々華「千紗ちゃん お帰りなさい」
千紗「・・・・ただいま」
寿「なにを言っている伊織?」
時田「服着て酒飲んだら命に関わるぞ?」
伊織「どういう理屈なんですか!?むしろその大量の酒飲んだら命に関わりますよ!あんたらの肝臓どうなってんだ!?」
Pab全員「「「???」」」
伊織「駄目だ・・・・・この人達何言っても通用しない・・・・」
千紗「・・・・伊織」
伊織「ん?お前、千紗か!?」
千紗「そうだけど・・・・どうして伊織が料理作ってんの?」
伊織はエプロンを着け、調理場に立っていた。
伊織「いや、お前が帰ってくる少し前に先輩達に無理矢理酒飲まされそうになって俺が酒に合う料理を作るって言ったんだ。」
千紗「それで飲まされずに済んだと?」
伊織「ああ・・・・ていうか先輩達いつまで全裸でいるんですか!?千紗と奈々華さんもいるんですよ!!」
登志夫「大丈夫だぞ伊織 二人はもう諦めてるから」
伊織「どれだけ見せていたんだ!?」
時田「失礼だな伊織、見せていたなんて・・・」
寿「それじゃあ、俺達が変質者じゃないか」
伊織「あんたらはもう立派な変質者だ!!」
奈々華「千紗ちゃん上着洗濯機に持っていってあげる。」
千紗「ありがとう お姉ちゃん」
千紗は上着を奈々華に渡し、自分の部屋に戻った。
寿「伊織、千紗ちゃんと奈々華さんとは10年ぶりの再会なんだろ?」
伊織「えぇ・・・二人共 綺麗になって・・・言い寄ってくる男も結構いるんですよね?」
時田「だが、彼女達は絶対に男になびかない」
伊織「二人共 恋愛に興味無いんですか?」
寿「千紗ちゃんの場合はそうなんだが・・・奈々華さんは・・・」
時田「奈々華さんは隠してるつもりだろうし 実際 当事者にだけはバレちゃいないんだが・・・」
伊織は奈々華の方を見てみると奈々華は・・・
ボフッ クンクン
奈々華「ぷはああああ」
千紗が着ていた上着に顔を埋め、匂いを嗅いで至福の顔をしていた。
時田「あの人 重度のシスコンなんだ。」
伊織「この十年であの人に何があったんだ・・・!?(汗)」
寿「昔はあんなんじゃなかったのか?」
伊織「えぇ・・・十年前は妹思いの優しいお姉ちゃんって感じだったんですが・・・あんなに酷くはなかったですよ」
時田「まぁ、十年も経てば人は変わるさ!」
伊織「あんな風に変わってほしくはなかった・・・(千紗には絶対黙っておこう)」
そして時間が経ち、時田達は片付けをした後自宅へ帰り、伊織は食器を洗っていた。
ジャアアアア
伊織「本当にすごい量の酒飲んでたな・・・あの人達は絶対アルコール中毒で死ぬか・・・公然わいせつ罪で捕まるな・・・」
登志夫「すまないな伊織、引っ越し初日に手伝ってもらって」
伊織「いえ、お世話になるんで当然です。あの・・・いつもあの人達、こんな飲み会を?」
登志夫「まあな、面白い奴等だろ?」
伊織「あ・・・ハイ」(いい人達だと思うけど只の変態にしか思えん・・・)
店長「明日は入学式だろ?もう残りは俺がやってくから部屋に戻っていいぞ。」
伊織「じゃあ、部屋に戻ります。」
伊織は部屋に戻ってすぐに眠った。そして翌朝も起きてみるといつものように涙を流していた。原因はわかっている・・・亡くなってしまった恋人の夢を見たから・・・
次はいよいよあのオタクが!