東方茶娘録   作:べにいも

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遅れてすいません
前回の終わり的に最初の数行は現状の解説を地の文でするような感じになりました。
書き方がよくわからなかったもので。申し訳ありません
東方キャラはまだ出ません


第一話 妖怪生活

 

 

 

 

いままで普通の女子高生だった私が急に死んだかと思えば妖怪に転生した。

まるで物語のようだが、夢のようでもないので、受け入れることにした。

しかし茶の妖怪というすごい微妙な種族。せめて花の妖怪とかにしてほしかった。

 

謎の畑で気を失ってから数日。

森の中で目覚めた私は狼のようなナニカや人型のよくわからない生物...おそらく妖怪に襲われたりもした。

しかし妖怪というものは身体能力が高いらしく、高校時代に50m走8秒程度と非常に遅かった私でもかなりの速さで走れていた。

 

 

 

 

 

「そういえば閻魔様が『あなたには自然を操る程度の能力が~』とか言ってたっけ。

でもどうやって使うんだろう...?」

 

 

と、いうことで能力を使う練習をすることになった。

 

「自然を操る程度の能力っていうぐらいけど、お花出したりできるのかな...?

こういうのは目を閉じて念じれば...ブツブツ」

 

目を開けると――

 

 

 

 

 

 

何もなかった。

 

 

 

 

「......えっと...いったいどうすれば...」

 

何回も繰り返したがやはり何もできない。

 

私はヤケクソで

 

「花よーー出てこーい」

 

とか言ってみた。

 

 

その瞬間、一つのタンポポが地面からいきなり生えた。

 

「...??」

 

「...タンポポ出てこーい...」

 

もう一つ生えた。

 

「...?どういうことだ?」

 

少し考える。

自然を操る程度の能力...自然...ヤケクs..じゃなくて投げやり...

 

 

そうか。考えて、意図して使おうとしてはいけないのか。

 

自然に、息をするように自然に考えればこの能力は発動する。

...よし、とりあえず色々試そう...

 

 

 

結果としては、草を成長させたり、木に洞を開けたりできる程度だった。

木を倒すとか雨を降らしたりすることはできないらしい。

 

 

 

能力のことはわかった、次は妖力とやらだ。

話によれば空を飛んだり攻撃したりできるらしい。

体に流れている力なのだろうから、まずは集中して...

 

 

よし、なんか感じるぞ...体を流れてる血とはまた別の何か...これが妖力か。

しかし集中力も随分とついたものだ。

以前は集中なんて全くできなかったのに...って...あ

 

集中を切らしてしまった。別のことを考えてしまう悪い癖だ。

 

今度は別なことを考えずにもう一度...

 

 

よし、次はこの力にさらに集中して...

 

ん?なんか流れが止まったな。...動かせるかな?

 

 

...動かせそうだ。空を飛ぶってことはつまり妖力に集中しながら自分を浮かせる

イメージで...

 

ふわり。

 

「...お、なんか足が浮いてきた...そのまま集中して...」

 

ふわり、ふわり。

 

どんどん浮いてゆく。

 

目を開ければ周りにあった木の頂点程まで浮くことができた。

 

「おお......よし、このまま前に進めるかな?」

 

自分が前に飛ぶ様をイメージして...

 

「お...おおお!」

 

前に進む。

 

「もう少し速くできるかな...?」

 

自分が鳥のように素早く飛ぶ様をイメージする。

その瞬間、頭に鈍い衝撃が走る。

 

「へ...?」

 

目の前にあるのはざらざらした茶色いもの。それは木。

間もなく、私は背中を下にして落ちていった。

 

「え...やばいって!浮いて!浮いてくれ!いきなり死ぬの!?」

 

願いも空しく背中を地面に打ちつけ、肺から空気が押し出される。

常人なら即死だ。しかしさすが妖怪パワー。生きている。

それどころか痛くもない。これも妖怪パワー...かと思ったが、能力パワーであったらしい。自分を守るために勝手に能力が発動し、自分の真下にツタや葉で厚く柔らかいクッションを作っていたらしい。

一言でいえば自衛本能だろう。

だが痛くないとはいってもダメージを受けたのは確実。

しばらく寝て休むことにした。高い所から落下したにも拘らず生きているどころか

気絶ではなく自分から寝れるようだ。妖怪というのは恐ろしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起きると、あたりは暗くなっていた。昼頃に寝てしまったから夜におきてしまったのだろう。寝た後だからか眠くはない。とりあえず散策することにした。

少し歩くうちに目が慣れてきた。あまり暗くは感じない。もう妖怪のハイスペックさには慣れてしまった。

歩いていると白っぽい狼がトコトコ歩いてきた。敵かと思って身構えたが攻撃してくる様子ではない。よく見てみると背中になにか括り付けられている。

手紙のようだ。表になにか書かれているが日本語で書かれていないので読めない。

開けてみる。中身は...

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

茶神 姫子様

 

突然の手紙、申し訳ありません。

 

妖怪としての生活には慣れましたか?

 

とはいってもまだ一日程しか経っていませんが。

 

能力や妖力についての説明が少なくなってしまい、申し訳ありません。

 

あなたの能力はおそらく花を生やしたりする程度であると思います。

 

ですが、一生そのまま、というわけではありません。

 

何度も使っていくうちに、できることの幅が広くなっていきます。

 

能力の行使には妖力が必要です。何度も能力を使ったり、妖力を使って戦うと徐々に

妖力が増えて、できることが増える、ということです。

 

食べ物に関して、ですが食べなくてもあなたは死にません。もちろん人を食べる必要もありません。

 

ですが人を食べると一気に力は付きます。

 

妖怪は一部を除いて人に危害を加える生物です。

 

あなたが仮に人を食べたとしてもそれは間違いではありません。

 

それでは、左様なら。あなたが幸せであり続けることを願います。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「...人を、食べる。力が付くとはいえ、やりたくないものだなぁ」

 

少し嫌な想像をしながら、手紙を持って、また歩き出す。




ここまで遅くなった理由としては、マリオメーカー2に嵌ってしまったこと、
windowsの更新によって下書きが消えうせたこと、リアルで忙しかったことがあります
言い訳のつもりはありません。(そもそも言い訳になってない)
これからもよろしくお願いします
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