エルキドゥ君が友達になった
この古代ウルク編もこの話を含めて4話ぐらいで終わろうと思いますので最後までお付き合いお願いします
本編スタート
「──フンババを狩りに行くぞ」
ある日、ギルがいきなりこんなことを言い出した。
「何で!?」
「レバノン杉の木がほしいからな!」
「誰かに反対されなかったのか?」
フンババはエンリルによって作られた存在で、レバノン杉を守護しているものだ。
「エルキドゥには反対されだが、なんとか言いくるめて協力してくれるようにした」
「エルキドゥが協力してくれるのは嬉しいな。フンババもいつかこの都市の脅威なるかもしれなからな、俺も付いて行こう」
「それでこそ我の友である、さっそく準備に取り掛かろう」
そう言ってギルは部屋を出ていった。
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レバノン杉の採集の準備をすること数日、俺達は都市を出て、途中でこの地の太陽の神シャマシュの助力も得ることができ、レバノン杉を取りに向かった。
フンババの住むレバノン杉の森はとても神秘的な場所であった、この場所にいるだけでとても澄みきった心になるような感じがした。
森に入りレバノン杉がある場所へ歩いていくと、奥の方からから大きな化け物が現れた。
口は竜、顔はしかめっ面の獅子、胴体は洪水と民は言っていたが、まさにそのとうりと言っていいほどの異形の者、フンババである。
「お前たち何しにこの森に入って来た?」
「我たちは、この森の杉を取りに来た、あとお前を倒すためにもな」
「フハハハ、いい度胸だ逆に俺が喰らってしまうぞ」
唐突に始まった戦闘、俺はシャマシュ様の13の風とギルの武器で応戦し、数時間後、ギルの武器はフンババを捕らえる。
するとフンババは──。
「俺の敗けだ……ここの杉をもっていけ」
フンババが敗けを認めたのだ。
しかし──。
「ギル!奴の言葉に耳を傾けるな!」
エルキドゥが声を張って釘を刺してきたのだ、するとフンババは──。
「お願いだ命だけは助けてくれ……」
しかしエルキドゥは──。
「ギル、こいつを早く殺せ!ここまでしてしまったんだ早く!エンリル神が怒る前に」
するとギルは手元に剣を出して──。
「──わかった。ではフンババよ、さらばた」
そう言うとギルは取り出した剣でフンババの首をはねた。
するとフンババから黒い何かが俺の所に来て身体に入り込んだ。
(──何だ?すごい懐かし感じがする)
こうして無事にフンババを狩り、レバノンの杉を手に入れることができた。
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フンババを討伐した俺達はレバノンの杉とフンババの首を都市に持ちかえり宴を開いた。
「だからな俺は言ったんだ、『ギル、そんな事すんなよ』てな」
宴は三日三晩続いた、王と民が一緒に酒を飲み、新たなる資源の確保を神に感謝するものもいた、皆がとても楽しく宴を過ごしていた。
皆が宴を楽しく過ごしているその時──!
「なんか面白そうなことをしてるじゃない」
──宴に紛れて美しい女性が立っていた。
それに彼女からはとても神々しい気配を醸し出ていた。
「私はイシュタル。この地の土地神であり、金星の女神よ」
イシュタル── そう彼女が言った。
アヌ、エンリル、エアに並ぶメソポタミア神話の神の一人であり、戦、金星、愛、豊穣を司る女神である。
「金星の女神とやらよ、何しにここに来た?」
「単刀直入に言うわギルガメッシュ、貴方私の夫になりなさい」
「ヘァッ!?」
俺は驚愕した。女神イシュタルがギルに求婚したのであったのだから。
そしてこれが俺達の最後の戦いの始まりになるとは、ここにいる誰もかが知らなかった。
イシュタル登場
因みにフンババから出たのは負の感情です、これが主人公が強くなるための栄養分になります
さあ次回はイシュタルとの激突。
果たしてどうなるのか?
次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
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