イシュタルがギルガメッシュに求婚
UA1000突破ありがとうございます
これからも皆に楽しめるような物語を作って行くので何卒よろしくお願いします。
本編スタート
──耳を疑った。
何せあのギルに求婚する奴がいるだということに。
「私の夫に成れば、この世のすべての悦と快楽が得られるのよ、悪い話ではないと思うのだけど」
「ギル、良かったじゃあないか。女神に求婚されるなんて滅多にない話だぜ」
俺はとても嬉しかった。
何せギルを縛ってくれる人がまた増えるからである、しかし──。
「ふん、いい話も何もあるか。ヴァイスよお前は知らないから教えてやろう、こいつは自分が冥界から戻るために自分の愛人を生贄に生き返ったのだぞ、そんな奴の夫になんかなれるか」
「何を言うの?私はただあなたが欲しいだけなんだから」
「くどい、さっさ帰らぬか宴の興が削がれる」
「言ったわね、いいでしょうそんな事を言ったことを後悔することね」
そう言ってイシュタルは怒りながら帰って行った。
「おい、大丈夫なのかよギル?」
「フハハハ、お前は怖じけているのか、向うがこちらに攻撃をしてきたら、迎え撃てばいいだけの話だ」
ギルはそう豪語した。俺はその言葉を聞いて納得した、そして宴を続けた。
─────────────────────────
数日後、何やら騒がしいと思い目を開けて、部屋の外に出て空を見上げる……。
(巨大な牛がいるな…………え、巨大な牛!?)
そう、巨大な牛が空を覆っていたのだ。
俺はそれを見ていたエルキドゥに聞いた。
「おい!あれはなんなんだエルキドゥ」
「あれはグガランナ……アヌ神がもつ天の牝牛だ」
「それが何でここに?」
「多分、イシュタルがアヌ神を脅して手に入れたものだろう」
「おい、どうすんたよあれ?!」
「フハハハハハハハ、怖じけついたか?ヴァイスよ」
後ろからいつもの調子でギルがやって来た。
「何、心配するな。あれは我とエルキドゥでなんとかする、お前はこの都市を守ってくれ。それなら我達は心置きなく戦える」
俺は心配で仕方がなかった。あの巨大のやつに勝てるのかと、だが二人は勝つ!そう信じなければならない。
「ああ、わかった死ぬなよギル、エルキドゥ」
「誰にものを言っている、我がそう簡単には死ぬものか。………では都市は任せたぞ」
「ギルはあんなこと言ったけど、僕もまだこの世界でやりたいこといっぱいあるからまだ死ねないからね。じゃあいってくるよ」
「ああ、都市は任せろ!」
そう言ってギルとエルキドゥは空を飛ぶ舟に乗り、真っ直ぐグガランナに向かって行った。
俺は都市を守るため全魔力を使って都市を覆う巨大な障壁を作りあいつらの勝利を願った。
戦いは2日かかりギル達はグラカンナを倒した。
都市は障壁がもってくれたお陰で被害を最小限に押さえることができた。
ギル達はグガランナの死体を持ちかえり、心臓をシャマシュ神に捧げ、肉は貧しい子供達に分け与えられた
皆がギルを称え宴を開いた。
皆がとても楽しく笑い合い、俺達は心の底からその宴を楽しんだ、しかし俺はイシュタルがこの地から引くときある言葉が胸に刺さっているのだ。
「エルキドゥ、神達に背いた罰しっかり受けることね」
そうその言葉が俺の不安を掻き立てる、そして俺達は運命の分岐点に立っていることを、今の俺達は知るよしもしなかった。
次回、古代ウルク編最後になります、次の話の後北欧神話編に入りたいと思います。そして主人公がなぜアヴェンジャーになたっかも次回でわかります。
では次回もお楽しみに
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