fate 新たなるアヴェンジャー   作:オメガリバイブ

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北欧神話編始まります

さあ抑止力に次元の狭間に追いやられた主人公
未開の地で何が起きる


第9話 雪の世界と戦乙女

 

 暗い暗い闇の中を俺は漂ってる、抑止力に負け、次元の狭間に追いやられて大分時が経った、俺の頭の中にはウルクでの思い出が流れている、楽しかったこと、嬉しかったこと、そして悲しかったこと……。

 

「ああ、憎い すべてが憎い……」

 

 俺の周りにある闇はとても心地良かった、そしてその心地よさに俺は目を閉じた。

 

 

 

『バフ』

 

 

 俺は背中の冷たい感触で目が醒めた、そして眼前に広がるのは白銀の大地だった。

 

「寒いいいいい、ここは何処だ?」

 

 そう、ウルクでは見ることがなかった雪景色だ。

 

「とりあえず、人がいないか探して見るか」

 

 俺は人を探すため歩き始めた、しかし歩いても歩いても辺りは銀世界、すなわち雪しかないのだ。そして俺は最大の敵に遭遇したのだ。

 

 

「ギュルルルル」

 

「……お腹がすいたな」

 

 そう、抑止力との戦いから何も食っていないのだ。この身が変わっても空腹は変わらず残っていた。

 

「もう無理、限界だ……」

 

 俺は前からぶっ倒れた、寒さは自身の魔力によってなんとか凌いでるが空腹には負けるのだった。

 

「俺の最後が餓死かよ、くそッ!」

 

 俺の意識が遠くなっていく………そんな時。

 

 

 

「大丈夫?」

 

 

 

 黒髪で白色フードを被った少女が見えた。俺はそれが空腹からの幻覚と思い、意識を手放した。

 

 

─────────────────────────

 

 

 

(……いい臭い)

 

 俺はその臭いで目覚めた。

 俺はベッドに寝かされており、横を見るとさっき見た黒髪の女の子がいた。

 

「……ここは何処だ?」

 

「ここはオーディン様の城の中だよ、君が外で倒れているからここに運んだの」

 

「そうか、ありがとう俺は うっ!」

 

 頭が割れるよな痛みが走った、なぜか自分の名前が思い出せない。

 

「大丈夫?」

 

「ああ大丈夫だ、助けてくれてありがとう。俺はエルメキス」

 

「私は統率個体、オルトリンデそう呼んで」

 

「統率個体?」

 

「そう、私はオーディン様によって作られたワルキューレ。その中ですべてのワルキューレを統率するワルキューレの一体が私オルトリンデ」

 

「その話じゃあ他にいるのか、統率個体とやらは?」

 

「うん、スルーズとヒルドあとブリュンヒルデお姉さまがいるよ」

 

「そうなんだ、あとワルキューレてなんだ?」

 

「ワルキューレは、死んだ人を勇士て言う強いものになれるかどうかを見定めて、勇士になれる人をここに連れて来るの」

 

「そうなんだ、ていうことは俺は勇士に選ばれて事か?」

 

「私もねあなたを見つけたとき、もしかしたら勇士になれるかもと思ったの。あと、あなたからとても不思議な感じが出てたからここに連れて来たの」

 

 俺達が話をしていると扉が勢いよく開けられた

 

「あーここにいた。さっきから同調拒絶しているから何か合ったのかなと思ったよ」

 

 桃色の髪にウサギの耳みたいなものを頭から生やしてる元気な少女が現れた

 

「ごめんヒルドこの人との話で夢中になって同調するの忘れてたわごめんなさい」

 

「えっとオルトリンデ、この子が」

 

「そう、私と同じ統率個体のヒルドよ」

 

「やっほー、君がオルトリンデに運ばれた人だね。私はヒルド、よろしくね」

 

「ああ、俺の名前はエルメキスよろしく」

 

「ねぇヒルド、スルーズは?」

 

「さぁね、おっと噂をすれば」

 

「ヒルド、オルトリンデこんなところにいるなんて」

 

 次に入ってきたのは黄色で髪の長く、ヒルドと同じものを頭から生やしてる少女だった

 

「オルトリンデ、ヒルドここに居たのね」

 

「彼女がスルーズ、私達と同じ統率個体の一体よ」

 

「うん?あなたがオルトリンデが運んできた人ですね、私はスルーズよろしくね」

 

「ああ、俺の名前はエルメキスよろしく、そういやヒルドが言ってた同調て何?」

 

「同調て言うのは、他のワルキューレ達とテレパシーで情報交換することよ」

 

「へぇ、すごいな……俺もやってみようかな?」

 

「「「え!」」」

 

 俺は頭の中にオルトリンデ達と頭の中で情報交換するイメージをした。

 

『あーもしもし聞こえてる?』

 

『すごい!私達と同調出来るなんて』

 

『ええ、本当にすごいことよ』

 

『ええ、すごいはこれ』

 

 俺は一旦同調を切った。

 

「でもこれ名前を言わないと出来ないぽいな」

 

「なんだかすごい人を私は連れて来てしまったわ」

 

「ねぇエルメキス、君ここに住まない?」

 

「え、いいの!?ありがとう。ではお言葉に甘えさせてもらって、ここに住ましてもらうよ」

 

「本当に!? じゃあこれからよろしくねエルメキス」

 

「ああ、よろしく」

 

 

 こうして俺はこの城に住むことになった、そして俺はこれから起こる未知に心が踊っていた。

 

 

 

 

 

 




北欧神話編始まりました

ヴァイス君は自分の名前を思い出せなくなりましたが
どっかで自分の名前を思い出せるようになります。

あとワルキューレ姉妹の口調ちゃんと出来たかな?

色々と始まる北欧神話編次回もお楽しみに Ciao

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新たなるアヴェンジャー一周年記念内容

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