fate 新たなるアヴェンジャー   作:オメガリバイブ

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前回のあらすじ
スルト「面白そうな奴だな」

今回は視点変更をいれてみたいと思います(主に主人公とワルキューレ達)

ではラグナロク編スタート



第11話 ラグナロクの神々

 エルメキスside on

 

 

 ロキ様との交渉が決裂に終わって数年後、ラグナロクが始まってしまった。俺はオーディン様達と離れて巨人達を迎え撃っていた。

 

「くそッ!敵が多すぎる」

 

 ロキ様やその息子であるフェンリル達がこのアースガルズに攻めこんでいる、もうすでに太陽と月の神はフェンリルの息子達に喰われてしまった。

 

「同調、オルトリンデ」

 

『オルトリンデ、そっちはどうだ?』

 

『まだなんとかなります』

 

『そうか、こっちを蹴散らしたらそっちに行く』

 

『了解』

 

「邪魔くさい、散れッ!《黒き闇の刃の雨(バッドフェイス)》!!」

 

 俺は多数の闇の刃の雨を敵の上に降らし、巨人達を倒して行く。

 俺はすぐにオーディン様のいるアースガルドに戻った。

 

「同調、ヒルド」

 

『ヒルド、大丈夫か』

 

『うん、私は大丈夫だけど敵が多くて』

 

『わかった、どこにいる?』

 

『城の中庭、オーディン様もそこにいる』

 

『わかった、すんでに行く』

 

 城の中にはロキ様の神殿で見たことがある異形達が沢山おり道を塞いでた。

 

「───邪魔だ」

 

 俺はそいつらを蹴散らしながら城の中庭まで進む、そしてそこにはロキとその息子フェンリルがいて、フェンリルがオルトリンデ達を喰らおうとした。

 

「やめろぉぉぉぉ」

 

 俺は瞬時に彼女達の前にワープしフェンリルを吹き飛ばした。

 

エルメキスside out

 

─────────────────────────

 

 オルトリンデside on

 

 私はワルキューレ、オーディン様に作られ、オーディン様のために働く存在だ。

しかしあの日、彼と出会った瞬間私の……いや私達統率個体にある物が出来た

 

「ハァ…ハァ…」

 

「大丈夫?オルトリンデ」

 

「大丈夫だよ、ヒルド」

 

「しかし数が多いですね」

 

 私達統率個体は他のワルキューレ達に指示しながらオーディン様を守っていた、すると……。

 

「ああ……ここに居たんだオーディン」

 

「来たか、ロキ」

 

 巨人達と協力しているロキ様とその息子フェンリルが来てしまった。

 

「お主達下がっていろ、お主達じゃああれは無理だ」

 

「「「しかし!!」」」

 

「代わりにお主達はフェンリルの方を頼むぞ」

 

「「「……わかりました」」」

 

 私達ではロキ様に負けてしまう、それがわかっている。私達はそこが悔しかった。

 私達はオーディン様の命令でフェンリルを相手にする。フェンリルは大きな狼の化け物で神をも殺す牙を持っている。

 

「ハァ!」

 

 私達が槍をフェンリルに当てようとするが、躱されその隙に一撃をもらってしまう。

 

「きゃあ!」

 

 オーディン様の援護をしたいがフェンリルがそれを阻止してくる。

 

「いまだ、やれフェンリル!」

 

 急にフェンリルが向きを変えオーディン様の方へ走っていく、そして──。

 

「グワワワァァァァ!!!」

 

 オーディン様がフェンリルに喰われてしまった。

 

「「「オーディン様ーーー!!!」」」

 

 私達はその場にへたりこんでしまい、それを見ている事しか出来なかった。

 

「フッハッハッハ、いやー間抜けな最後だねオーディン、フェンリルに噛み殺されるなんてね」

 

 ロキの笑い声が聞こえる。

 

(オーディン様が死んでしまった、私達はどうすれば)

 

戦う目的を無くしてしまった私達に無慈悲な死神がやってくる。

 

「さぁフェンリル、次はそこのワルキューレを喰らえ」

 

「グルルルルルル」

 

 大きな影がやってくる、その瞬間ある思い出がフラッシュバックしてくる。

 

 彼との楽しい一時、それが私の頭に流れた、とってもとっても楽しい一時。

 

(ああ、ヒルドもスルーズもこの感じは一緒だろうな)

 私達は同じ存在、だからヒルドもスルーズも一緒……。

 

(これがブリュンヒルドお姉さまが持った心……私達は彼が好きだったんだな)

 

 私もヒルドもスルーズも迫りくる死を受け入れ目を閉じた。

 

(彼にこの気持ちを伝えたかったな)

 

 その時………。

 

 バァン!!

 

 

 

 音を聞いて目を開ければ、そこには黒い服を着て黒い仮面を着けている彼が立っていた。

 

オルトリンデsideout

 

─────────────────────────

 

エルメキスsideon

 

 危なかった、もう少しで彼女達がフェンリルに喰われるところだった。

 

「まさか君が来るなんてね」

 

「来て悪かったか?」

 

 俺はロキ様……いやロキに向かって殺気を放つ。

 

「いや、むしろ好都合だよ」

 

「オーディン様はどうした?」

 

「喰ったよ、フェンリルがね。君にも最後を見せたかったよ」

 

「そうか、ならオーディン様を殺したことを後悔して死ね!」

 

 俺はオルトリンデ達が攻撃の巻き添えを喰らわないように障壁を張った。

 

冥きに眠る魂達よ 我の声に従いその力を解放しろ冥き魂の鎮魂歌(エンシェントダージャ)!》」

 

 その瞬間、辺り一面に闇の波動が広がっていく。そしてこれを耐えれる資格の無いものはその身を消滅させられる闇魔法。

 

「この僕がこんな所でェェェェェェェェ!!」

 

 ロキは耐えれる資格を持たず、闇に呑まれ消え去った。

 

「皆大丈夫か?」

 

「「「うん、大丈夫助けに来てくれてありがとう!」」」

 

「そうか、じゃあ俺は残ったらやるべき事しに行く」

 

「「「やるべき事?」」」

 

「そう」

 

 

 

 

 

 

 

「炎の巨人スルトを倒す事だ」

 




次回スルト戦

いやぁ……視点変更してみたけど難しいね、もっと練習しないと。

この北欧神話編もあと2話で終わりにしたいと思います
これが終わったらインド神話編か………頑張らないと

では次回もお楽しみにCiao
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新たなるアヴェンジャー一周年記念内容

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