ヴァイス君第2覚醒
台風の風でビビってる作者です
今回北欧神話編最後ですがよろしくお願いします。
それでは本編スタート
第13話 別れの北欧
ラグナロクが終わり、この世界は変わった。
生き残った神はそれぞれの役割りを果たすため奔走し世界を修復していく。
俺は今オーディン様が喰われた中庭に来ていた。
「──同調、オルトリンデ」
俺はオルトリンデトと同調し始める。
『何でしょうかエルメキス?』
『城の中庭に来てくれないか?ヒルドとスルーズも連れて』
『ええ、わかりました』
そしてすぐにオルトリンデ達が来た。
「何の用でしょうか」
「なぁ、覚えているか?、俺がお前達と初めて会った時のこと......俺がこの世界に来てオルトリンデがこの城に運んでくれて、そこでヒルド、スルーズに出会って.......」
俺はこの世界でのオルトリンデ達との思い出を語った。
「何でその話今をするのですか?」
「単刀直入に言う、俺はもうすぐこの世界を立ち去らなければならない」
「「「え!」」」
「俺はこの世界には元々居てはならない存在、この世界に長く居れば世界が俺を排除しようとやってくる、そうなれば、ラグナロクもどきの戦いが起こってしまう、今その戦いが始まればこの世界はもっと壊れる」
「では、私達はどうなるのですか!……オーディン様が死んでしまった今、私達の存在意義が失われてしまいました、今こうしていられるのは貴方が私達の新たな存在意義としていてくれるからです!」
オルトリンデ達は泣きながら訴えてくる。俺にそれを見るのが苦しかった。
「私達は貴方が大好きです、愛しています。………だから貴方が居なくなれば私達は自分を保っていられなくなります」
彼女達の涙の訴えは俺の心に刺さった、それを聞いた俺は彼女達にこう言った。
「俺が立ち去るのはこの世界とお前達を守るため、死なせないためだ。俺もお前達と別れるのが悲しい、しかしそこをわかってくれ」
そして俺は彼女達の頭を順番に撫でた。
「それに、二度会えなくなる訳じゃあ無い、この世界がまた良くなったら俺はこの世界に来れる……だから泣かないでくれ」
俺はそう言って次元の狭間への扉を開いた。
「わかりました。でもこれだけ約束してください……絶対戻って来てくださいね」
「そうだね、私達は君の事が大好きだし」
「もし破ったら、天の果てまで追いかけてあげますからね」
「ああ、わかった。……それじゃあね」
そう言って俺は次元の狭間に入って行った。
北欧神話世界。それがこれからどうなるかはわからない。
俺は次元の狭間を飛びながらそう思っていた、しかし彼女達とはどこかで会えるそんな気がしていた。
彼がいた中庭を見ている人物が一人いた。メソポタミアでヴァイスと戦った白髪に赤い外套を纏った青年だ。
「この世界から立ち去ったか、次の世界も監視させてもらう」
そう青年は言い、姿を消した。
次の世界は彼にどんな事をさせるのか誰にもわからない。
北欧神話編はこれで終了させて貰います
短かったかもしれないですが、作者はこれで限界です申し訳ございません
次回インド神話編ではあの女神が登場しますのでお楽しみに
では次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
新たなるアヴェンジャー一周年記念内容
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オリジナル異聞帯予告
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