ヴァイス「さようなら北欧世界」
お気に入りが30件を越えてて驚いてる作者です。
さあ始まりましたインド神話編
はたしてヴァイス君はこの世界で何をするのか
では本編スタート
北欧世界から出た俺は次元の狭間を飛んでいた。
次元の狭間はとてつもなく広い闇の空間である。
(この辺のはず)
俺は今次元の狭間と世界をつなぐ闇の穴を作れるところを探していた。
(ここだな………よし!)
俺が手をかざすと闇に穴が開き、俺は穴に入っていった。
ワイワイ ガヤガヤ
俺は穴から出ると人混みの中に落ちた、しかし誰も自分の事に気付いて居ない。
(なぜだ?オルトリンデ達は気付いていたのにこの世界の人はなぜ気付かない?)
俺は人混みを避けて考えていた、そしてひとつの仮説を思いついた。
(オルトリンデ達は神性が強かったから俺を″認識″できた、逆に神性の弱いここの人達は俺を″認識″できていないんだ)
こう仮説を立てた俺は次に服をここの人に合わせて変え、人混みに戻ると……。
「お兄ちゃん、ここら辺では見かけん顔やな、どこから来たん?」
俺は近くの商店のおっちゃんから声をかけられた。
(成る程……あの服の時だけ普通の人に″認識″されないんだな)
「はい、少し遠くから旅をしていてこの町に着きました」
「そうか、なら無料でおしえたるわ」
おっちゃんはここの事を話してくれた。
「ここはパンチャーラ国て言ってな、ここの国の王子は5人いてな、それぞれ何かしらの神の子供でな皆強く
カッコいいと噂されてる。まぁ俺は見たこと無いけどな
ハハッ」
(どのくらい強さなんだろう見てたいな)
このおっちゃんからこの町に何があるか教えて貰い、俺は次の目標として5王子に会って見ることにした。
「ありがとうな、おっちゃん」
「気にすんな、この町を楽しみな」
こうして俺はおっちゃんと別れ、5王子のいる宮殿へ歩き始めた。
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(誰かにつけられている?)
俺はいつもの服装に戻し宮殿に向かって歩いてたが、
何者かにつけられている感じがしていた。
(誘い込んでみるか)
俺は路地裏に入りひとけ無い場所で立ち止まった。
「誰だ!俺をつけているのは?」
すると前の方の家の影から人が出てきた。
「あら、ばれてしまいましたか」
出てきた人は少女で白銀の髪で紫色の服を着ている。
「俺の存在を″認識″できるてのは、神性の強い奴だお前は何なんだ?」
俺は少女に問いかけた。
「人を何なのか呼ばわりは心外ですね....まぁいいでしょう私はカーマ、愛と情欲を司る神様です。貴方は?」
(真名は伏せておくほうがいいだろう)
「俺はエルメキス、しがない人だ」
「嘘ですね」
「なぜそう言える?」
「貴方から暗いオーラを感じます、それが人なんて可笑しいでしょ」
何でも見透かされている、そんな感じが彼女から受け取れた。
「確かに俺は人ではないがな……で、カーマだっけ?俺に何のようだ」
「最近暇でしてね、偶々貴方が見かけて面白そうだなと思いつけ回しただけですけど」
「そうか……じゃあ俺は用事があるんでここでおいとまさせてもらうぜ」
俺がカーマに背を向けた瞬間、顔の横を何かが通りすぎた。
「逃がすと思いで?」
振り向くとカーマは弓を俺に向けて矢を放っていた。
「そっちがその気ならやるしかないか」
この世界に来て初めての戦闘が始まろうとしていた。
いかがだったでしょうか
ヒロイン予定のカーマと戦闘になってしまったヴァイス君
果してどうなるのか?
次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
感想欲しいです(泣き)
新たなるアヴェンジャー一周年記念内容
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オリジナル異聞帯予告
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水着回