ヴァイス「俺と友達になろう」
カーマ「よろこんで」
どうも作者です
前回カーマの世界を脱出できたヴァイス君。果して5王子と出会えるのか?
それでは本編スタート
あとがきで重要なお知らせがあるよ
久々に現実世界に帰ってきた俺はある違和感に気付いた。
「時間があまり経っていない?」
俺がカーマの世界に連れ去られた場所に戻って来たが、辺りはカーマと戦闘した後がまだ残っていた。
「私の世界で1週間ぐらい居てもここではほんの数十分ですからね」
俺が出て来た歪みからカーマが出てきた。
「そ、そうなんだ。まぁ出してくれてありがとうな、じゃあまた何処かで会おう」
俺は彼女に手を振って別れた。そして俺は当初の目的だった5王子にあうためにパンチャーラ国の宮殿に向かって歩るいていった。
スタスタ
コツコツ
スタスタ
コツコツ
「………何でお前は付いてきているんだ?カーマ」
俺の後ろをぴったりと付いてきているカーマ。
「だってあんまり貴方と離れなくないですし、何かあったら私が困るので付いてきているのです」
「はぁ……まぁいいけど要らないことするなよ」
「それはわかってます。それで貴方は今どこに向かっているの?」
「この国の宮殿に向かっているが」
「そう、じゃあ一緒に行きましょうか」
そうカーマは言うと、俺の腕に抱きつきニヤニヤする。俺はやれやれと思いカーマと一緒に宮殿へ向かった。
カーマと俺は普通の人から見えないようにして、人の流れに乗って行く。すると目の前にひときわ大きな建物が現れた。建物の周りには沢山の衛兵がいる。
「これがこの国の宮殿ですよ」
カーマが隣から言ってくれて、それを聞いた俺はこれから5王子に会えるとワクワクした。
しかし俺はひとつあることを忘れていた。
「どうやって入ればいいんだ?」
今までは誰かに連れていれてもらったが、今回は誰も知り合いが居ないので今宮殿に入ると不法侵入になって捕まってしまう。それは面倒だ。
「勝手に入ればいいんじゃないですか?誰も私達の事気付いていないし、5王子に会うんでしょう。さあ、行きましょう」
彼女はとんでもないことを口にして俺を無理矢理宮殿に行かせそうようとする。
俺は抵抗するが、その抵抗も虚しく終わってしまい……。
(ええいままよ、行ってしまえ!)
俺は半分ヤケクソになりながらカーマに連れられて宮殿の中に入って行く。
宮殿の中は豪華で、一つ一つが高級な物ばかりだった。
俺は宮殿の柱などを見ていると後ろから声を掛けられた
「何者だ貴様達!」
(……やっぱりこうなるのか。でもこいつ俺達を認識できているぞ)
俺は手に魔力を纏い始め、いつでも相手を気絶させることができるようにしていたが。
「待ちなさい!私はカーマ。愛の神です。この者は私の付き人です」
カーマは咄嗟に俺を付き人ということで庇ってくれた。
(そうか、カーマはここの神。だから俺を連れて入る事ができたんだ)
俺はカーマに感謝した。
「なんとカーマ様でしたか。これは失礼、私はこの国の5王子の1人、アルジュナと申します。本日どのようなご用件で?」
5王子。それを聞いた瞬間俺は驚いた、こんなに早くに5王子の1人に会えるなんて。
「今日は5王子がどのくらいの者か見にきただけです」
「そうですか、では私に付いてきてください他の5王子の所へ案内いたします」
こうして俺は他の5王子達に会うことが出来た。
ユディシュティラ、ビーマ、ナクラ、サハティーヴァ。それぞれが俺達を認識していて、どの王子も神の子に恥じない知恵と力があり、俺はそれを見れて大いに満足できた。
「それでは私達はこの辺で、また来るかもしれません」
「わかりました。それではまたお会いしましょう」
俺達はアルジュナと別れ、今日の宿を探した。
「さてとどこで泊まろうかな?」
「ねぇ、今日何処にも泊まるとこないのなら、私の世界に来ない?貴方をゆっくり休ましてあげるから」
「お前、俺を明日出してくれ「それじゃあレッツゴー」おい、グワァ!」
俺はカーマの分身に捕らえられそのまま俺は有無を言えず、カーマの世界に引きずり込まれてしまった。そして俺はまた貞操の危機に陥り、必死に貞操を守りながら眠りについた。
アルジュナの口調に疲れた、これであってるよね?
次回アルジュナと有る人がぶつかります
次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
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※お知らせ
この度作者の身勝手な都合により新しい小説を書くことにしました
新しい小説は作者の息抜き程度に書くので、できしだいお知らせします
新たなるアヴェンジャー一周年記念内容
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オリジナル異聞帯予告
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水着回