fate 新たなるアヴェンジャー   作:オメガリバイブ

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前回のあらすじ
アルトリア「カリバーン折れてしまいました」
ヴァイス「ウソダドンドコドーン」

今回はヴァイス君の存在が他者からどうみられているのかを書いてみました

それでは本編スタート


第25話 知らされる正体

 

 

 頑丈だったカリバーンが折れてしまったい、俺とマーリンは新たな剣をどうするか相談をしていた。

 

「カリバーンと同等な剣をどうやって見つけようか?」

 

「僕には一つ心当たりがあるよ」

 

「それは?」

 

「湖の乙女ヴィヴィアンがもつ剣、エクスカリバーだ」

 

「ヴィヴィアンか……」

 

 俺にはヴィヴィアンに対して苦い思い出がある。

 それは俺がこの国に来てそんなに経たない時、俺はある湖に休憩したときだった。

 

「この湖に何のようですか、闇の者よ」

 

 俺は声が聞こえた方を向く。そこには美しい女性が居た。

 

「ほう、俺の正体がわかるとは……。君は一体何だ?」

 

「私はこの湖の精霊、ヴィヴィアンです。貴方には即刻立ち去ってもらいたのですが」

 

「何故だ?俺はこの湖に休憩しに来ただけだ、それ以外何もするつもりはない」

 

「そうですか……。ですが貴方には即刻出ていってもらいます。貴方の力はここに悪影響を及ぼすので」

 

 そして俺はヴィヴィアンの力によって湖のある森の入り口まで飛ばされた。

 

 

 

 

「俺はどうやらヴィヴィアンに嫌われているからな。だからマーリンお前がアルトリアを連れて行ってくれ」

 

「わかった」

 

 そういいマーリンは部屋を出て、すぐにアルトリアを連れてヴィヴィアンの所に向かった。

 

 

 

──────────────────────―

 

 

 私は今愛馬ラムレイに跨って、折れたカリバーンの変わりになる剣をもらいマーリンと一緒にとある湖に来ている。

 

「──あら、珍しい人が来るなんて」

 

 湖から美しい女性が現れた。

 

「久しぶりだね、ヴィヴィアン。今日は君に頼みごとがあってね」

 

「わかっているわ、その子にエクスカリバーを渡せばいいのでしょ?いいわよ。ついでに貴方に私の加護を着けてあげましょう」

 

 そう言うと、ヴィヴィアンは湖からエクスカリバーを取り出して私に渡してくれて、そして加護を付けてくれた。

 

「はい、これで貴方は水の上を歩けるようになったからね」

 

「はい、ありがとうございます」

 

「あと、この辺りに闇の者が現れるようになったから気を付けてね」

 

私はヴィヴィアンの言葉にひっかっかた

 

「闇の者?それはなんですかヴィヴィアン」

 

「闇の者、《この世すべての邪悪(エルメキス)》彼は世界が産んだ悪意の集合体、そして心に闇を持つ者に力を与え戦乱を産む者、それが私達精霊の間で言われている言い伝えです」

 

 私は驚愕した、ヴィヴィアンの話にエルメキス卿と同じ名前が出てきたからであるから。

 

(まさか彼が?いや、それはない。たまたま同じ名前なだけだ)

 

 しかしここ最近、彼から妙な力を感じる事があり、このモヤモヤを払拭するために私は城に帰って問い詰めるようと思った。

 

「だけど彼は気紛れだから、いつその悪意が来るか警戒しとくだけでいいわよ」

 

「わかりました。今日はありがとうございましたヴィヴィアン」

 

「ええ、また来るといいわ」

 

 私はヴィヴィアンにお礼を言って湖から立ち去った。

 

 

──────────────────────

 

 夜、城の皆が寝静まった頃に俺の部屋に来客がやって来た。

 

「どちら様で?」

 

「私です、アルトリアです。入ってもよろしいでしょうか?」

 

「ああ、いいぞ」

 

 俺がそう言うとアルトリアは部屋に入って来た。

 入って来たアルトリアはただならぬ気配を纏っていた。

 

「エルメキス。貴方にとあることを聞きます、貴方は《この世すべての邪悪(エルメキス)》なのですか?」

 

 俺はドキッとした、まさかこんな早くにアルトリアに俺の正体を知られるとは。

 

(マーリンは話す訳はないから、だとすればヴィヴィアンか……余計な事を)

 

「ヴィヴィアンから聞いたのか……そうだ、俺が《この世すべての邪悪(エルメキス)》だ」

 

 遅かれ早かれバレるのだから、俺はあっさりと自分の正体をバラした。

 

「では、貴方は私を騙してこの国を滅ぼすつもりなのですか?!いままで私に尽くすと言って陰で笑っていたのですか?!」

 

「その答えはノーだ、俺はこの国を滅ぼすつもりもないし、お前を騙すつもりも無い。もし、俺がこの国を滅ぼすつもりだったらとっくに滅ぼしている」

 

 俺が言い終わると、アルトリアが泣き顔になりながら抱きついて来た。

 

「よかった、本当によかった……。なら私ははっきりいいます。私は貴方の事が大好きです、愛しています。しかし貴方がもしヴィヴィアンから聞いた通りの人ならば、私はこの国を守るために貴方を殺さなければならなかった、私は愛する人をこの手で殺したくないです。ですから貴方がこの国を滅ぼすつもりがなくて本当によかったです」

 

 アルトリアはそう言うと緊張が解けたのか、そのまま眠ってしまった。

 

 

(ヤベー、俺また女の子から告白された、これがオルトリンデ達やカーマに知られたら殺される)

 

 俺は取り敢えず、アルトリアを部屋に送りベットに置いて、すぐに自分の部屋に帰った。

 

 そして俺はもしアルトリアと彼女達が会ったときの弁明を考えながら眠りについた。

 

 

 

 

 




ヴァイス君またフラグが建つ

次回はランスロットさんがやらかします

では次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪

評価、感想お待ちしてます

新たなるアヴェンジャー一周年記念内容

  • オリジナル異聞帯予告
  • 水着回
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