年明けまでにはサマーバカンス編を終わらせたいと思います。
何かに斬られた音が聞こえたのが最後に意識を失った俺は、誰かに体を揺さぶられる感覚を覚え目を覚ます。
(───これは……)
目を覚ました俺の前には鏡があり、そこに映っていたのは小さい鳥籠に入った、いわゆる人魂の状態になっている俺だった。
「目が覚めた?といっても目が無いから言い方がおかしいわね……。この場合は意識が戻ったかしらと言う方がいいのかしら?」
俺に声を掛けた者は、俺が入った鳥籠をそっと持ち上げて鳥籠が置いてあった石の台座に座り、鳥籠を膝の上に置いた。
鳥籠を膝の上に置いてくれたお陰でその者の顔と体の形が分かった。
俺に声を掛けた者は女性で、顔半部に道化師の仮面を着けており、髪は水色でその上に黒色のベールを被っており、服装は手足の先まで覆った黒色のドレスを着ていた。
(この気配どこかで……)
「貴方と私がちゃんと会うのはこれが初めてだから、まずは自己紹介ね。──私はヘル。ここ
──ヘル。その名は俺が昔北欧で主神オーディンからもしラグナロクが起きた時に要注意する人物の中で聞いたことがある。
そして彼女の名を聞いた俺はすぐさま鳥籠から逃げようとする。それは彼女がこのような事をする理由が一つ考えられたからである。
───それは俺への復讐。
父ロキを俺が殺したので、その敵討ちとして永遠に屈辱的な事をするためにこのような事をしたに違いないと俺は思った。
「そんなことしても無駄よ。その鳥籠から逃げようとすることも破壊することも不可能だから。──それに私は貴方の事を恨んでもないし敵討ちなんて考えていなきから。むしろ貴方をとても大好きだから」
(……は?)
ヘルは顔に手を当てて、体をくねくねした。
「あら?私が貴方を好きになった理由を聞きたいの?いいわよ」
ヘルは俺が言っていないのに自分の好きになった理由を話し始めた。
「──あれは私がたまたま父ロキが生きていた頃よ。私は用事があってこそっりと父ロキの神殿に来ていた時、貴方と父ロキが話すのを偶々物陰から見たの。……そして貴方を見た瞬間にこの死して冷たくなった体が熱くなった感覚がして、今で言う所の一目惚れてやつにねなっのよ」
(あの時か……)
あの時、俺が一度だけロキに話しに行った時に妙な視線を感じたが、まさかヘルだったとは。
「それで、私がここに帰ったあとそこにある鏡からずっと貴方を見ていたわ。でも貴方はあの忌ま忌ましいワルキューレにあんな笑顔を向けて、私は貴方に笑顔を向けられるあのワルキューレが憎くて憎くて、ラグナロクの時にあのワルキューレを殺す為に死者の軍勢を大量に送ったわ。──だけどそこで誤算が起きてしまったわ。貴方が送った大量の死者の軍勢を全て倒してしまい、余計にワルキューレに貴方の良いところを作ってしまったわ。でもその強さに私はより一層貴方に惚れたわ」
ヘルは泣いたり笑ったり怒ったりうっとりしたりとコロコロ変わっていって、俺は少し彼女に狂気を感じた。
「そして貴方は北欧から去って、あの時はショックで三日三晩泣いたわ。──でも私は諦めなかった。頑張って世界の壁を越えて貴方を見るために色んなことをしたわ。そして貴方をもう一度見た時、貴方は他の女と喋っていたわね?それを見た瞬間私はその女が憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて仕方かなかくて、また泣いたしまったわ。
──でもそんな私に転機が訪れたわ」
ヘルは指パッチンをして手の平を上にする。すると青白い炎が現れ、その中から聖杯が現れた。
「ある者がこの冥界に落ちてきたときに一緒にこの聖杯を持ち込んだのよ。そして私はこれを好機として貴方達が訪れたこの島を作り出して、特異点化したの。そして私の読み道理に貴方と忌ま忌ましいあの女達がここにやって来て、そして私自ら貴方の魂を刈り取ってここに持って来たのよ」
ヘルは自分のこれまでの話しとこの特異点を出来た理由を話してくれた。
「……さて、それじゃあ私と貴方の結婚式をしましょうか。大丈夫、あの忌ま忌ましい女達も参列させてあげるから。──ただし、魂の状態だけどね」
そういうとヘルは鏡に手をかざす。すると鏡にノイズが走り、ある映像が流れる。
それは皆がゾンビ達と戦っているようすだった。
「なかなかしぶといわね。でも時間の問題ね、あのゾンビ達は女に強い恨みがあるから相当強いし、私の特異点、私の領域内だから倒して進むなんて絶対に不可能。
──ああ見える。彼女達が魂の状態になって私と貴方の結婚式を見て悔しがっている姿が。
アッハハハハハハハハハハハ!!!!」
ヘルが高笑いしているその時!鏡とヘルの間に、カーマの三叉の武器が刺さった。
「──ようやく見つけたわ」
声のした方を見ると、
次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
新たなるアヴェンジャー一周年記念内容
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オリジナル異聞帯予告
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水着回