fate 新たなるアヴェンジャー   作:オメガリバイブ

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今回は切嗣との邂逅です


それでは本編スタート


第3話 協力関係

雁夜side

 

 サーヴァント達の顔合わせがあった場所から少し離れた路上裏の壁にバーサーカーのマスター、間桐雁夜がもたれ掛かっていた。

 

「ハァ……ハァ……。アヴェンジャーの奴、何を考えているんだ?」

 

 俺はバーサーカーの受けたダメージの回復のための魔力を持っていかれて、体は悲鳴をあげていた。

 

「―――もう少しバーサーカーを制御してくれないと困るよ、雁夜」

 

 そんな時、俺の視線の先の夜の暗闇が歪み、その歪みからアヴェンジャーが現れた。

 

「……そんな無茶を言うなよ」

 

「このままバーサーカーを制御できなければ、お前がマスターを助ける前に死んでしまうぞ」

 

「じゃあどうすれば、バーサーカーを制御できるようになる?」

 

 俺はアヴェンジャーにバーサーカーの制御法を問う。

 

「今のお前じゃあ、バーサーカーを制御できない。なので大変面倒だが、お前に俺の力の一部を渡してやろう、まぁこういうことだかな!」

 

 そう言うと、アヴェンジャーは俺に手を向ける。

 

「グァァァァァァァァ」

 

 体が張り裂けそうな痛み、しかし徐々に慣れていき、痛みが消える頃は力が溢れてくる感じだった。

 

「後はお前の頑張り次第だ」

 

 アヴェンジャーがそう言うと、闇の歪みを作り消えて行った。

 そしてアヴェンジーは去り、俺はフードを被って夜の街に出た。

 

雁夜sideout

 

────────────────────────

 

アヴェンジャーside

 

 俺は雁夜に自分の力の一端を渡し、次の目的地の前にいた。

 

(ここがランサーのマスターの拠点だな)

 

 俺はまずランサー陣営と接触するために、ランサーの魔力を辿り、とあるホテルの前に立っていた。そしてホテルに入ろうとすると、ホテルから人が沢山出てきた。

 

「どうしたんですか?」

 

 俺は出てきた人に話を聞いてみた。

 

「ホテル内で火事が起きて、皆出てきたんですよ」

 

 俺が避難した人に話を聞いていると、突然ホテルが爆発した。

 

(……これまた大胆なことをするなあー)

 

 俺は直感でこのホテルの爆発が誰の仕業か分かった。

 

(これじゃあ、ランサーのマスターとの接触は無理だな)

 

 俺はランサーのマスターとの接触を諦め、次のマスターの拠点に向かった。

 

────────────────────────

 

 

「……次は森か」

 

 俺は次にセイバー陣営と接触するために、セイバーの魔力を辿り、冬木市から少し離れた森にやって来た。

 

「この森……色んな所に結界やらなんやらで埋め尽くすされているな……。まぁ俺には関係のないことだけどな」

 

 俺は結界の性質を視て、自分の回りに結界と同じ性質を持った障壁を展開させて、森の中に入って行く。

 そして小一時間程森の中を歩くと城が見えてきた。

 

(やっと着いたか、意外と歩いたな)

 

 城の近くまで行くと、俺はあることに気付いた。

 

(……この城、かなり重なった幻覚の魔術が張られているな)

 

 俺は次に城の正面の方に向かった。

 

(さてと……正面から行かせてもらいますか!)

 

 俺は城の玄関扉を静かに開け、中に入って行く。

 

(中は迷路になるよう魔術が施されているな、それに所々に罠が仕掛けられているな……まぁ、掻い潜ればいいでしょう)

 

 俺はセイバーの魔力の跡を辿り、城を登って行く。

 そしてある部屋の前で止まった

 

(中から話し声が聞こえる……3人、いや4人か?)

 

 俺はこれから起こす行動を考えた。

 

(このまま中に入ると敵意剥き出しで襲ってくるよな……)

 

 ………その時!

 

「そこに居るのは誰だ!」

 

 部屋の中から男の声がした。

 

(ハァ………仕方ない、覚悟して行きますか)

 

 俺は障壁を張り、部屋の扉を開けた。

 

″ドドドドドドドド″

 

 ドアを開けて入った瞬間、俺は銃による一斉射撃を喰らった。しかし、すべての弾は障壁に阻まれ、俺の足元に落ちていく。

 

「熱烈な歓迎だな」

 

「お前は、アヴェンジャー!」

 

 男が叫ぶと、そこにいたセイバーが武器を構える。

 

「落ち着けって。俺は戦いに来た訳じゃあない」

 

 俺は両手を上げ、敵意が無いことを示した。

 

「じゃあ何のようだ!」

 

「お前達を見に来ただけだ。証拠に結界を破壊してないし、他のマスターやサーヴァントには此処の場所を話ししてない」

 

 俺はこう言うと男は銃を降ろし、セイバーも剣を降ろした。

 

「とりあえず自己紹介。俺はアヴェンジャー、お前の名は?」

 

「衛宮切嗣」

 

「切嗣、覚えておこう。……さてと俺はお前達に大変興味が沸いた、そこで俺は今からお前達を視ることにした」

 

「視る?」

 

「そう、俺はこの聖杯戦争でお前達がどう行動するか視る、そしてお前達の行動で俺のこれからの方針を決める」

 

「分かった。では質問する、君は僕達の邪魔をすることはあるのかい?」

 

「邪魔をするつもりはない。お前達の行動次第で俺のこれからの行動が変わる、それだけだ」

 

「そうか」

 

「では俺はここで帰らせてもらう、そろそろマスターを心配しなくてはならないのでな」

 

 俺は視線の先に闇の歪みを作り、マスターの元へ帰った。

 

 

 

 

 

 




次回は聖杯問答です

次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
評価、感想お待ちしてます

新たなるアヴェンジャー一周年記念内容

  • オリジナル異聞帯予告
  • 水着回
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