今回から本格的にHFに入って行きます。
それでは本編スタート
セイバーが召喚されてから数刻、俺は今拠点にしてる隣町の教会に帰って来た。
「帰ったぞ、言峰」
「帰ってきたか、アヴェンジャー」
教会の奥から出てくる一人の神父。
彼の名は言峰綺礼。前回の聖杯戦争で生き残ったマスターだ。
「ギルはいるのか?」
「英雄王なら外出中だ」
「そうか…」
ここにはもう一人、前回の聖杯戦争で召喚されたアーチャー、俺の友であるギルガメッシュがいる。
ギルは前回の聖杯戦争で聖杯の泥を被って受肉し、今は俺と一緒にここで世話になっている。
「そういや言峰、お前セイバーが召喚されたのは感じたか?」
「ああ、お前は見てきたのだろう………。どんなサーヴァントだった?」
「お前がよく知っているサーヴァントだよ」
「そうか……」
それを聞くと言峰は、ニヤリと笑った。
「もうすぐ、私の弟弟子がセイバーのマスターを連れてくるだろう」
「そうか……。じゃあ俺は隠れてお前たちの会話を聞かせてもらうよ」
そう言って俺は教会の奥に入って行く。
少したってたから、さっきの少年とアーチャーのマスターが入って来た、それに言峰が対応する。
俺は聞き耳を立てて言峰達の話しを聞く。
(なるほど……あの少年、衛宮士郎と言うのか、それとアーチャーのマスターが遠坂 凛か)
言峰達が会話するのは途切れ途切れしか聞こえず、さっきの少年少女の名前しか聞こえなかった。
そして少年少女は教会から出ていった。俺はそれを確認して奥から出る。
「今回の聖杯戦争でお前の望みは叶うか?言峰」
「さぁ……だが、面白い物が見れそうだぞ、アヴェンジャー」
言峰はまたニヤリと笑い、俺は言峰の笑にゾクリと感じた。
「そうか……じゃあ俺はまた出るよ。ギルもいないことだし、聖杯戦争は始まったのだから、この夜にあの少年少女が何か起こすかも知れないからな」
そう言って俺は教会を出て、再び夜の冬木の町に出た。
教会を出た俺はあの少年が気になったので、あの少年の家に向かうことにした。
家に向かう途中、また戦闘音が聞こえた。
(もしかしたらと思ったが、まさか……あの少年もう他のマスターとエンカウトンしたのか!)
俺は急いで戦闘音の発生元に向かう。
そしてそこで俺が見たのはセイバーと戦う巨漢だった。
(あれはバーサーカーか……)
俺は10年前、あのサーヴァントと同じクラスのサーヴァントを見たことがある。
狂化というスキルによって理性を失う代わりに絶大な力をてに入れる狂戦士のクラス、バーサーカー、力だけでは全サーヴァントの中で最も強いサーヴァントと言われている。
(不味いな、このままだとセイバーは負けてしまうな……それだけは避けないと)
俺はセイバーの援護に回ろうしたが、セイバーとバーサーカーの剣戟が激しく入り込む余裕が無い。その時
「が─────は」
あの少年……衛宮士郎がセイバーを突飛ばし、バーサーカーの攻撃を真っ向から受けたのだ。
(あのっ、馬鹿!)
俺はすぐにバーサーカーに手を向け……。
「
あらゆる存在や概念を縛る鎖をバーサーカーに向けて放ち、バーサーカーを拘束する。
「な、何!?」
その場に居たものは驚いたが、セイバーと遠坂凛はバーサーカーが拘束されている間に、負傷した衛宮士郎を連れてその場を去っていく。
俺はセイバー達が遠くへいったのを確認すると、俺はバーサーカーに巻き付けた鎖を解除する。
「貴方なんなの……。やっちゃて、バーサーカー!」
バーサーカーのマスターの少女はそう命令し、バーサーカーが俺に攻撃してくるが。
「まだまだだな」
バーサーカーの攻撃は俺が作った見えない障壁で阻まれる。
「ぶっ飛べ!」
俺はそういい、バーサーカーの腹に手を置くと魔力を集め、それを放出してバーサーカーを彼方へぶっ飛ばす。
「バーサーカー!」
マスターの少女は叫ぶが、それも虚しくバーサーカーは彼方へぶっ飛んでいった。
「貴方はなんなの?」
少女が俺に問いをかける、俺の答えは……。
「今は名乗らない。然るべき時に俺の名を知るだろう……。それじゃあな、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。哀れな少女よ」
俺はそう言って少女の横を通って、冬木の町の夜の闇に消えて行く。
次回に少しだけセイバーオルタが出てきます。
それでは次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
評価、感想お待ちしてます。
新たなるアヴェンジャー一周年記念内容
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オリジナル異聞帯予告
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水着回