今回は真アサシン戦と黒い影戦です。
それでは本編スタート
柳洞寺にとどまって一日が経ち、次の夜が来た。
(誰か来たな……)
寺の正門に近付く人の気配を感じた。
「───チ、ひどい匂いだ。鼻が曲がるどころの話じゃあねえな」
青い痩身で紅い槍をもったサーヴァント、ランサーがやって来た。
(ランサー!お前が来たということは、言峰がここを調査しに行けといったのか)
ランサーが寺の敷地内に入ると、寺の本殿から短剣のようなものがランサーに向けて放たれた。
俺は短剣が投げられた方を見る。そこには白い髑髏の仮面を被ったサーヴァントがいた。
(あれが、新たに召喚されたサーヴァントか……)
白い髑髏のサーヴァントは自分の攻撃はランサーに効果がないとわかると、柳洞寺の裏山に逃げていく。
ランサーはそれを追い、俺もそれを追う。
白い髑髏のサーヴァントは近くの水辺まで逃げ、ランサーがそれを追うように水の中に入って行く。
すると水の中から黒い影が現れた。
(まさか…ここにもいたのか!)
ランサーは黒い影に対処していたとき、白い髑髏のサーヴァントがその手に巻き付けられた布をとり、現れた″手″をランサーの心臓のあるとこに触れさせた。
「な─────に?」
白い髑髏のサーヴァントは手の中には心臓のようなものがあり、それを握り潰す。
そしてランサーはその場を動かなくなり、黒い影に呑まれていった。
「────ダれか、ソコに、イルのか?」
白い髑髏のサーヴァントがこちらの方を見る。
(これだけ気配を遮断しているのに、こちらを見破るとは………この特性、アサシンか?」
アサシンはランサーの時と同じように短剣をこちらに投げ、そしてそれに反応して黒い影もこちらにやってくる。
(────チッ………)
俺は心の中で舌打ちをしてそれを避ける。しかし影の速度は早く障壁を張っても侵食し、俺を捕まえた。
「────
宝具を展開したアサシンが、その手を俺の方に伸ばす。
「なめるなッ!!」
俺は体の回りに濃密な闇の魔力を集め。
「───
闇の魔力を放出し、辺り一面を吹き飛ばした。
アサシンは撤退し、俺を拘束していた影はちぎれた。しかし影はちぎれても活動し、俺を吸収しようとする。
「─────ふんッ!」
俺は影を逆に吸収し、自分の魔力に当てた。
(しかし、俺まで吸収しようとしてくるとは………全く面倒な奴だ)
俺は自身に付いた埃を払い、柳洞寺を後にした。
その日の昼、俺は黒い影の出現ポイントを探るためこの町を一日巡回し、次に現れそうなポイントである橋の近くの公園に来ていた。
(夜まで待ってみるか)
そして夜、点いていた街頭が点滅し始めた。
(ビンゴ!ここで待っといて正解だった)
そして俺はあの黒い影を発見し、それを追いかける。
黒い影を追った先には、セイバーとアーチャーが死んだはずのキャスター、そして前回の聖杯戦争で雁夜をマスターに仕立てあげた間桐臓硯がいた。
皆、黒い影の出現に驚いていた。
キャスターは大きな火の玉を黒い影に向かって撃つ、しかし火の玉は黒い影に吸い込まれるよう消えていった。
(虚数空間!?………なぜだ?彼奴にそんな力はなかったはず、まさか…)
そして黒い影は自身から影を伸ばし、キャスターを呑みこみ、アーチャーのマスターに向かって影を伸ばす。
それをとっさにセイバーのマスターがアーチャーのマスター突飛ばし影に触れてしまうコースに入ってしまう。
(まずい!!)
俺は一歩でた瞬間、影は急に角度を変え、マスターの少年に掠めるように曲がり俺の方に向かって来て、黒い影の触手もこちらに向かってくる。
(懲りない奴だ……)
影の触手が俺の体に纏わり付くが、瞬時に影の触手を切り、影から体を引く。
そして俺はまた吸収し己の魔力に変える。
黒い影は俺を吸収できないと見ると、夜の闇に消えていった。
「大丈夫か?少年」
俺は影を掠めたセイバーのマスターに近付く、
「お前は?」
「正体はそこのセイバーに聞いてほしい、それにすごいなお前、あの影に少し触れてもまだ理性を保てるとはな」
「お前、あれが何か知っているのか?」
アーチャーが俺に問い投げる。
「ああ……知っている」
俺がそれを口にした瞬間、皆が驚いた。
「だが、あの正体は教えられん。それはお前達で答えを見つけろ」
そうして俺は振り返り。
「じゃあな………またすぐに会うだろうな」
そうして俺はその場を去った。
次回はバーサーカーVSセイバーオルタまで書けたらなと思います
それでは次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
評価、感想お待ちしてます。
新たなるアヴェンジャー一周年記念内容
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