fate 新たなるアヴェンジャー   作:オメガリバイブ

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どうもオメガリバイブです

更新遅れて申し訳ないです。前回ヴァイス君は死にましたが、今回は限定的に復活します。

それでは本編スタート




HFルート第10話

「ちくしょう、油断しちまったな…」

 

 言峰の黒鍵に串刺しにされた俺は、肉体を放棄して自分の世界に逃れてた。

 

「とりあえず、新しい体が欲しいな……」

 

 魂だけの俺は、だだこの世界を漂うだけしか出来ず、本格的に活動するには何か生き物に入り込まないといけないのである。

 

「俺に耐えれる体はそう簡単に見つからないし………そうだセイバーがいるじゃあないか!───でもセイバーの体は乗っ取ることは気が退けるからな……憑依ならあんまりセイバーに負担かからないだろう 」

 

 俺は自分の世界を出て、大聖杯のある空間に出た。

 大聖杯の前ではアイツと契約した桜とそれに従うセイバーがいた。

 

(すまんな……セイバー)

 

 俺はセイバーに近付き、セイバーの体の中に入った。

 

「ん?」

 

「どうしました?セイバーさん」

 

「いや、体に違和感を感じたのだが、気のせいだった」

 

『すまんが、その違和感は正常な体の反応だよ、セイバー』

 

「───エルメキス!一体どこから!?」

 

『今俺はお前の体に憑依している。自分の肉体が滅びたんだ。……俺はこの世界では不安定な存在になってしまうから、お前の体に憑依させてもらった、すまない』

 

「そうか……で、お前は誰に殺されたんだ?」

 

 セイバーからドス黒いオーラが立ち上がる。

 

『あ、いや……言峰に殺された。あっ、でもあいつの魂の気配を感じないから、どっかで死んだじゃあないか?』

 

「そうか……チッ!生きていたのなら、私の物を壊した罪を知らせる為に、私が粉微塵に切り裂いてやろう思ったのに!」

 

「セイバーさん、貴方何独り言を言っているんですか?」

 

「ん?ああ、私の体にどうやらエルメキスが憑依しているようなんだ」

 

「エルメキス?誰ですかそれ」

 

「桜は知りませんか?以前私達の前に現れた紫髪の青年です」

 

「ああ!あのアヴェンジャーですか」

 

 桜はなるほどという顔になった。

 

「では、申し訳ないですがアヴェンジャー。セイバーさんと一緒にここに来る侵入者の始末をしてもらえますか?」

 

『ああ、いいぞ』

 

「エルメキスがいいぞと言った」

 

「ありがとうございますね、アヴェンジャー。ああでも姉さんだけは殺さずこっちに通してくださいね」

 

「了解した」

 

 セイバーは桜の命令を聞くとこの大空洞の入口の方に向かった。

 

 

 

 

 大聖杯へ続く道の途中、セイバーが地面に剣を突き刺し、侵入者の来訪を待つ。

 すると入口の方から3つの人影が現れた。

 

「やっぱり、セイバー、貴方が門番をしているのね」

 

 赤い服を着て髪をツインテールにしてる女子、遠坂凛が言った。

 

「ここから先は通すなという命令ですから、しかし、凛。貴方を殺してしまっては桜からの命令に背いてしまう」

 

「それは、桜が私に会いたいと言っているの?」

 

「………」

 

 セイバーは無言で頷き、凛はそれを確認するとセイバーの横を通って行く。

 

「さて、シロウ。貴方がここに留まるのなら殺しはしませんが、ここを通るのであればここで殺します」

 

 セイバーが殺気を開放する。

 

「では、私達はこの奥に進まなければいけません。貴方を倒して先に進ませてもらいます、セイバー!」

 

 一緒についてきたライダーが、眼帯を外し戦闘体制になる。

 

『セイバー、俺があらゆるステータスを底上げする』

 

「感謝する、エルメキス」

 

 セイバーは魔力を開放し、ライダーを迎え撃つ。

 

 

 

 

 ライダーの閃光が如くの攻撃をセイバーが次々と弾いていく。

 暫くするとライダーの攻撃速度と精度ががどんどんと落ちていく。

 それでもライダーは速度を落とさずセイバーに連続攻撃を仕掛ける。

 ライダーが連続攻撃していくとセイバーの足にライダーの鎖が巻き、近くの岩肌に鎖が刺さった。

 

「この程度の足止めで……!」

 

 セイバーはすぐに鎖を破壊する。その破壊する時間にライダーはある攻撃準備をする。

 

(あの魔力量……宝具を使う気か!)

 

『セイバー、宝具を準備しろ!俺の魔力も注ぎ込んでやる』

 

「分かった」

 

 セイバーの剣に黒い閃光が纏い、ライダーは宝具の召喚陣を組んでいた。

 

「──────“騎英の(ベルレ)”」

 

「“約束された(エクス)──────”」

 

 魔力量はピークに達し、そして

 

「“手綱(フォーン)─────!!!!!!!”」

「──────勝利の剣(カリバー)!!!!!”」

 

 二つの宝具が放たれた。

 

 二つの光がぶつかり合い、この空間を呑み込もうとする。

 その時、光と光の境界線に花弁の結界張られた。

 

(あれは……熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)!あれでセイバーの宝具を弱めるつもりか、衛宮士郎め余計なことを)

 

 衛宮士郎がアーチャーの腕から熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)を投影し、セイバーの宝具を弱める。

 

(仕方ない、セイバーにもっと魔力を注ぎ込んでごり押しでこれを突破してもらうしかない)

 

 俺はセイバーにありったけの魔力を注ぎ込んでセイバーの宝具の威力を挙げる。

 その瞬間、セイバーの宝具に一つの小さい光の道ができる。そしてそれはセイバーの胸に到達した。

 

 セイバーとライダーの宝具は同時に終わり、両者それぞれ壁に打ち付けられた。

 

「アァ………うぐっ!」

 

『大丈夫かセイバー!?しかっりしろ!』

 

 セイバーは体を動かそうとするが、先程の宝具対決で筋肉が弛緩してしまい立ち上がることが出来ない。

 そこに、衛宮士郎がやって来て、セイバーに剣を向ける。

 

「ぁ────シロ、ウ─────?」

 

 そして衛宮士郎は、セイバーに剣を突き刺した。

 

『すまない、エルメキス……』

 

 セイバーは俺だけにそう言って、息を引き取った。

 

 セイバーが死んだことによって俺はセイバー体から排出される。

 

(まだ終わりじゃあない、セイバーの霊基は俺がもらうぞ、これは誰にも渡す気はないし、これ以上桜がサーヴァントの霊基を取り込むと、アイツの誕生に支障をきたす)

 

 俺はセイバーの霊基を抜き取ると、自分の世界に再び戻った。

 

 

 




HFルートも残り二話となりました。次回からヴァイス君の最終決戦になります。

それでは次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪

評価、感想お待ちしてます。

新たなるアヴェンジャー一周年記念内容

  • オリジナル異聞帯予告
  • 水着回
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