さて、今年もあと何日で令和元年が終わってしまいます。そして今年の投稿も、次の話で終わりになります。
今の所、元日にこの新たなるアヴェンジャーと新作fate小説を投稿する予定です。
それでは本編スタート。
俺はある場所に立っている。……そう、ここは俺が
燃える大地、次々と死んでいく人達、何処と無く現れる異形の怪物達、そして空から降る凶星。
俺は今そんな場所に立っている、そして俺の前には一人の青年が立っている、その青年は俺の方に向き、こう言った……。
「この光景が、お前が今の聖杯戦争で己の願いを叶えず、その次の聖杯戦争で願いを叶えた結果だ………」
そして俺は意識が遠くなっていき目を閉じる。次に目を開けたときには、教会にある自分の部屋のベッドに寝転がっていた。
(あの夢は………未来の俺が今の俺に向けて送ったメッセージか………)
夢で見たあの光景が、現実として現れる。あの光景は世界の理だけでなく星の理さえも崩壊してしまっていたのだから。
(あの光景にさせないためには、全てのサーヴァントを倒して、聖杯を手に入れるか?それか別の方法で
俺は起き上がり、考え込む。
「───セイバー陣営に協力して、これからどうするか見定めることにしようか……。それならいいだろう」
部屋に付いてる窓からは夕日の光が零れ落ちており、それが俺に時間を教えてくれていた。
「もうすぐ夜か………俺も動くことにするか」
長い睡眠のお陰で魔力の充電は完了しており、俺は夜を待った。
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夜になると俺は教会を出て、冬木市の一番高い所に向った。
一番高い所に着くと俺は目を閉じ、流れてくる魔力を感じ取ろうとする。
「今日はどこでサーヴァント同士が戦っているかな?」
しばらくすると風に乗って、魔力が微かに流れてきた。
「これはセイバーの魔力か………流れてきた元は柳洞寺か……」
俺はすぐに柳洞寺に向かう。そしてに柳洞寺に続く正面参道に着く、そして参道の上の方にはセイバーと長い剣を持ったサーヴァントが打ち合いをしていた。
俺はすぐに近くの木陰に隠れ、様子を伺う。
(あのサーヴァントが持っている剣の形状……あれは刀か?だとすればあのサーヴァントは侍か!)
侍。それはこの日本に居た剣士のことを指す。
彼らは、刀という独特な形をした剣を使い、早さと次に相手がどのような動きをするかを予測する判断力で戦ってきた。
一般的な西洋の騎士のスタイルを軸にしているセイバーと主に早さを軸にしている侍サーヴァントでは相性が悪く、そしてセイバーは侍サーヴァントの下におり、攻めきれずにいた。
そしてセイバーはこの戦いの流れを帰るために、剣に纏わせてた風を解放していく。
(まさか……
そうして俺は木陰から出ようとした時、俺はふと今いる場所から少し下の方を見た。
そこにはセイバーのマスターであるあの少年、衛宮士郎がいた。
衛宮士郎はセイバーの放つ風に抗いながらセイバーの元に行こうとする。
(あの少年……死ぬ気か!?)
俺は彼を制止する為に、短剣を創り、それを衛宮士郎の前を通るように投げる。
「─────誰だ!?」
衛宮士郎は大きな声を出し、俺を探そうとする。
それを気にセイバーと侍サーヴァントが戦いを止める。
セイバーは戦いが終わると魔力切れか、その場で倒れそうになる、それを衛宮士郎はキャッチしてセイバーを連れ参道から降りて行く。
「そこにいるのであろう?姿を見せたらどうだ?」
あの侍サーヴァントは俺の存在に気付いており、俺は木陰から出る。俺はその気配の察知かたからサーヴァントのクラスを判別する。
「戦いの邪魔したか?アサシンのサーヴァントよ」
「いやあ……邪魔したとは言え、あのままではセイバーが自滅していたのがオチであろうな」
俺とアサシンの間に一触即発の空気が流れる。
「そうか……所でお前はこの国のサーヴァントか?」
「そうだがよくわかったな」
「この国には約200年前に訪れことがあってな……そこでお前と同じ種類の剣を持った人物と会ったことがあるからな」
「そうであったか……なら我が真名を言ってもよかろう。拙者はアサシンのサーヴァント、佐々木小次郎」
佐々木小次郎。その名は聞いたことがある、かの有名な侍、宮本武蔵が巌流島で戦った侍だと聞く。
「そちらが名乗るならこちらも………俺はサーヴァント、アヴェンジャー。真名は忌み名なので伏せるがそこはご了承願おうか」
俺は礼をして自身のクラスを明かす。
「アヴェンジャー……聞かないクラスだな」
「まぁ……例外なクラスどういうことだけ覚えて置いてくれ」
俺はそう言うとアサシンを背にして参道を下って行く。
「お主、この先に用があるのではないのか?」
「いやぁ……俺がここに来た理由はセイバーとそのマスターにある提案をするつもりだったが、あの状況では出来るはずが無いからな、だから今日はここで帰る。」
俺は手を振りながら参道を降りて行く。
「一応お前のマスターに言っておけよ、“俺はお前がどういう存在かを知っている”てな」
そしてこの日の俺がすべきことは終わった。
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翌日、俺はセイバーのマスターである衛宮士郎に接触するために、彼が通う学校の近くまで来ていた。
しかし、彼は現われずアーチャーのマスターの少女しか現れなかった。
(おかしいな?あの二人は協力関係を結んでるはず……彼は学校を休んだのか?)
俺は学校を離れ、次に彼が現れそうな場所に向かう。
次に来た場所は、彼の家に近い商店街である。
(ここなら彼が食材の買い出しに来るだろ)
俺は衛宮士郎を探すがてら商店街の中を散歩した。
しかし、衛宮士郎は一向に現れず、俺は商店街から少し離れた場所を探した。そして俺は衛宮士郎を見つけた。
(やっと見つけた)
俺は彼が対向になるように歩き、そしてすれ違う際に……。
「今日の夜、お前の家にお邪魔しに行くよ、衛宮士郎」
俺はそう言って彼の横を通りすぎた。
そして俺は夜まで新都などを歩き回り、夜になると彼の家に向かう。
「さて……ここだな。後は騒ぎにならないようにこの辺一帯を眠らせるか……」
俺は魔力を持たない人間だけが眠る魔術を発動して、そして家の敷地に入る。
そして俺はわざとこの家の結界を踏み、ここに彼らが来るのを待つ。
すると十数秒後、俺に向かって一発のガントが発射される。俺はそれを軽いはね飛ばして、正面を見る。
「手荒い歓迎ありがとう、そしてこんばんはセイバーのマスターとアーチャーのマスターよ」
「貴方……何者?」
「俺はサーヴァント、アヴェンジャー。今日は君たちにある提案をしに来た」
「提案?」
「そう、この俺と協力関係を結ばないか?」
補足
ヴァイス君が会った人物はこの後のヴァイス君ハーレムに入る人で、その人に第5次聖杯戦争から本文に書いてある年数引いたときに日本で有名な侍です。
次回はヴァイス君が士郎達と協力するかどうかの会談の話になります。
それでは次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
評価、感想お待ちしています。
新たなるアヴェンジャー一周年記念内容
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オリジナル異聞帯予告
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水着回