fate 新たなるアヴェンジャー   作:オメガリバイブ

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どうもオメガリバイブです。
更新遅れて申し訳ありません。
少し家の事情で投稿できませんでした。
その分今週日曜に投稿しますのでどうかよろしくお願いいたします。

それでは本編スタート。


Fateルート第5話

 昼間に起きたライダーとそのマスターの一件は言峰が処理してくれて、幸いに死者は出ず、情報操作で只の集団貧血で終わった。

 その日の夜、俺は衛宮邸に来ていた。

 

「──来たわね、エルメキス」

 

 家の居間には衛宮士郎、遠坂凛、セイバーが机を囲んで座っていた。

 

「早速だけどあのライダーの真名、貴方は知っていると言ってたわよね?」

 

「……そうだが」

 

「教えて!」

 

「………純白の体と羽を持つ馬。それだけで真名の予想が付くだろ?」

 

 俗にいうペガサス。

 その生物がどうやって生まれたのかは有名な話だ。

 

「……メデューサ。でも何で英雄では無い存在が召喚されたの?」

 

「何でって……そもそも今回の聖杯戦争は異常だろ?そんな奴が召喚されてもおかしくはない」

 

「異常ってどういうことよ!」

 

 遠坂凛が机を叩いて、迫って聞いてくる。

 

「──本来、60年周期の筈が前回から10年しかたっていないこと、そして俺が今ここに居る事がその証明になる」

 

「言われてみれば……そうね」

 

 遠坂凛は冷静さを取り戻し、自分の席に座り直した。

 

「さて、俺から教えることは教えたし、今度はそちらが俺の知りたい事を教えてもらうおか」

 

「私達の答えられる範囲ならいいけど」

 

「ではライダーのマスター、君達はそいつの名前を知っているのだろう?それを教えてくれないか?」

 

 あの時、ライダーのマスターは学校に居た。それはあの者が学校の関係者であり、そしてあの学校に通ってる衛宮士郎、遠坂凛はその者をよく知っているといことだ。

 

「えぇいいわよ。ライダーのマスターの名は……間桐慎二」

 

「間桐……慎二」

 

 間桐。その名を聞いた瞬間あることを思った。

 

(──あの蟲が一枚噛んでいるのか?)

 

「貴方、慎二を知っているの?」

 

「いや、知らない……しかしどんな奴かは興味が湧いた」

 

 あの者がどのような形でサーヴァントを使役しているのかのに俺は興味が湧いた。

 

「さて俺は帰らさせてもらう。俺がお前達に手を貸すときは理不尽な状況になった時だ、それを条件に追加させてもらうから覚えておけ」

 

 そして俺は衛宮邸を去り、間桐邸に向かった。

 

 間桐邸に着くと俺は10年前に作った合鍵取り出し、それを使い屋敷の中に入っていく。

 秘密の地下への階段を見つけ、下って行ってあの蟲蔵の中に入っていく。

 蟲蔵は薄気味悪い雰囲気を出していて、耳をすませば蟲の羽音が聞こえる。

 

「ここにいるんだろ?臓硯」

 

 俺の呼び掛けに答えたのか蟲蔵の蟲達が一斉に飛び出し、それがひとつの場所に集り人の形をとっていく。

 

「カッカッカッ、とんでもない来客がきたのう。10年ぶりだな、アヴェンジャー」

 

 蟲達の中から一人の老人が現れた。

 間桐臓硯。蟲達を使って何百年生きている奴だ。

 

「──臓硯。聞きたいことがある」

 

「なんだね?」

 

「──間桐慎二。お前の孫だよな?間桐で今魔力を使えるのはお前と桜だけだ。なぜあいつがライダーのマスターとして聖杯戦争に参加できる?」

 

「フム、まずライダーは元々桜が召喚した者じゃ。しかし桜は戦うのを嫌ったからのう、そこでわしは桜に言って当時聖杯戦争の参加に強く意欲を見していた慎二に令呪の代わりとなる本を渡し、そこにライダーの使用権を移したのじゃ」

 

 俺との契約が切れた桜は新たなサーヴァントを呼び出せるが、まさかライダーを召喚していたとは驚いた。

 

「じゃから、慎二は聖杯に選ばれた者ではないがライダーを使えるから聖杯戦争に参加できるのじゃ」

 

 これで全てが繋がった。本来のライダーのステータスでは学校はあの程度ではすまかったが、そういう事情なら合点がいく。

 

「なるほど……教えてくれてありがとな、臓硯」

 

 俺はそう言って蟲蔵から消えた。

 

─────────────────────────

 

 夜の新都。沢山そびえ立つビルの一角の屋上に俺は居た。

 

「ライダーとセイバーが戦っているな……」

 

 俺の視線の先にはビルの外壁を登りながら戦っている2つの影が見える。

 魔力の質からライダーとセイバーである。

 

(ここで決着がつくか?)

 

 先にビルの屋上に着いたのはライダーで、ライダーは屋上に着くとすぐさまあの白い馬を召喚した。

 

「──あれは流石に一般人に見つかるだろう……仕方ない、この新都に魔力を持たない人間を人払いする結界を作るか」

 

 俺は手を掲げ、手から魔力を放出して新都全域を覆う人払いの結界を作った。

 

 セイバーもビルの屋上に着き、両者睨み合う。

 

 先に動いたのはライダーで馬を天高く飛び立たせ、急旋回してビルの屋上に突っ込もうとする。

 対するセイバーは剣に纏せていた風を解除して、剣に光を集める。

 どちらとも自身の持つ最強宝具で勝負を決めに行く。

──そして宝具同士がぶつかり光が生まれる。

 

 ぶつかり合う衝撃の風は離れた場所に居た俺にまで届き、威力を物語る。

 

 光が収まるとそこにはセイバーが立っており、ライダーの魔力を感じ取ることができなくなった。

 

(ライダーが脱落したか……)

 

 そしてセイバーはその場に倒れ、そこにたどり着いた衛宮士郎によって運ばれて行く。

 

 そして俺はセイバーが運ばれて行くのを見た後に、人払いの結界を解除し、夜の闇に消えていった。

 





次回もお楽しみに(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪

評価、感想お待ちしてます。

新たなるアヴェンジャー一周年記念内容

  • オリジナル異聞帯予告
  • 水着回
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