ヴ「よしギルを止める者を作ろう」
シ「いいですね」
いやー、一体何キドゥ来るのですかね(すっとぼけ)
では本編スタート
シドゥリさんがアルル神に、枷となる者を作っていただくよう依頼して数日後──。
「──おい、ギル。いい加減仕事しろ!」
「……ふん。我は今、新たなる珍味を食っておる、邪魔をするではない」
ギルは相変わらず傲慢でいて、俺は心の中で『枷となる者は来ないかなー』と、そう思っている。すると──。
「……王よ、民から沼地に現れた化け物を調査してほしいと」
シドゥリさんが部屋に入ってきた。シドゥリさんは俺に目配せをして俺は悟った。
(──やっと来たか、枷となる者が)
「……ほう、それは面白い我自ら見に行こうではないか」
「いや、それは俺が行こう、その代わりにちゃんと仕事してろよ、ギル。でもすぐに飽きてしまうよなお前」
「ふん、誰に指図している、仕事ぐらい飽きずにすぐに片付けるわ」
「言ったな、俺が帰ってきたときに片付いていなかったからマジで殴るぞ」
「フハハハハハハ、やってみろやれるものならばな」
俺達の間に火花が散るのが見える。
「じゃあいってくるよ。後、少し間シャムハトさん連れていくけどいいよな?」
「ああ、構わないが」
ギルはそう言い、俺はシャムハトさんを連れて行くことができた。
シャムハトはギルガメッシュがどっか旅してたときに連れて帰ってきた娼婦で、とても美しい女性である。
そうして俺はシャムハトさんを連れ、沼地に向かった。
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都市から数時間かけて化け物が現れた沼地に着いた。
報告にもあったように、沼地の中央に泥でできた何かがいた。
「シャムハトさん、あれに理性と知恵を与えることは出来ますか?」
「ええ、出来ますけど」
「では、俺が奴を押さえるのでその間に理性と知恵を与えてください」
「わかりましたわ」
とりあえず穏便に済ませようと泥の塊に近づくと泥の塊は襲って来た。
「くうッ!なんて馬鹿力だ!」
直ぐさま障壁を出し、その間に奴の回りに深紫の渦を出現させ、その渦から沢山の深紫色の鎖を奴の身体に巻き付けた。
「今です!」
俺がそう言うとシャムハトさんは泥の化け物に手をつけた。
俺はシャムハトさんが気が散らないように、シャムハトさん回りに障壁を張り、シャムハトさんが理性と知恵を与え終わるまで障壁の外で待っていた。
一週間が経つとシャムハトさんが障壁から出てくる、隣にはシャムハトさんに瓜二つな青年(?)がいた。
「その子の名前は?」
「この子の名前はエルキドゥ、ほら挨拶して」
「初めまして、エルキドゥと申します、これからよろしくお願いします」
「俺はヴァイス・アーロと言う、これからよろしくな」
エルキドゥと握手する。これが第2の友との出会いだった。
エキルドゥとシャムハトさんを連れてウルクに戻るとギルガメッシュが出迎えてくれた。
「ようやく帰って来た、してそこの者は?」
「こいつはエルキドゥ、お前の枷となる者だ」
「ほう、我を諫める者か面白い、我を諫める者などどこにもおらんわ」
「君がギルガメッシュだね、僕が君の傲慢を正すとしよう」
「いいだろう、表に出ろすぐに貴様を消してやろう」
「いいよ、僕を消せるものならばね」
そしてギルとエキルドゥは戦い、それは三日三晩続き、彼らがぶつかった土地は荒野と化した。
そしてギルとエルキドゥは互い認め合い、友になった。
うん?俺がその間何してたって?ずっと都市に障壁を張っていたよ、あいつら技のぶつかり合いの余波で何回壊れるかと思ってヒヤヒヤしたよ。
「もう厭だ」
しかしそう呟きながらも、俺はギルにまた新しい友達が出来たことに嬉しく思いながら、戦いが終わるまでずっと障壁を張っていた。
エルキドゥ君登場
もう少しでウルク編終るなー
次の章は今のところ北欧神話編にしようかなと思っています。ワルキューレ姉妹のフラグ取りに行かないと(使命感)
では次回もお楽しみに
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