規格外の長期休暇(仮)   作:獅狼

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久しぶりの規格外でどうも元がつかめてないです。

開き直って行きます。


そして相変わらずのバグだらけ……誰かデバッグしたげて!!


誤字脱字及び修正すべき点、及び感想がありましたらお願いします。


はじめに

時間は大きく飛んで場所は日本、世は平成

 

「ミルたん、今月の家賃の回収に来たよ」

「はいですにょ、ハイネさんこれが今月の分ですにょ」

「………はい、確かに。それにしても………やっぱり語尾変えた方がいいと思うよ?やっぱり自然な感じじゃないと」

「これでいいんだにょ、この姿は世を忍ぶ道化なんだにょ?」

「アッハイ」

 

 

201号室住人:ミルたん、職業:不詳

なぜか常にパッツンパッツンの魔法少女服を来ている厳つい顔の巨漢

 

魔法少女を思わせるカラーリングのライダースーツを見に纏い、フルフェイスヘルメットをかぶってどこかへ出かける姿が希によく見られている。

そのときはリムジンだったりキャンピングカーの出迎えが来ており、車から出てくる黒服にはメイルタイタンと呼ばれている。

悪即懺(正義の魔法少女)を背負い、その拳で相手の懺悔を聞く小さな巨人(皮肉)。

身長2mと大きいがその見に宿る力は10m級の巨人。時折物理法則を無視する。

 

そんな彼が止まっている御部屋は、

1LDKに(二階なのに)地下室、隠し部屋、トイレ風呂付き

基本料金にプラスで家賃は30万から

 

ちなみに今月分で渡してきた封筒は厚さが1㎝程。

 

 

 

 

「森沢さーん家賃の収集です」

「んぁ………ああ、20日か。ほら、今月分だ。今後もよろしく頼むよ」

 

203号室住人:森沢彬、職業:ハッカー

主に専守防衛(ただし攻性防御が多いよ)のフリーハッカー、時折ヘルプでサイバーポリスをやっている。

サブカルチャーにどっぷり浸かった重度のオタク。

 

部屋の構成は1LDKにサーバールーム、隠し部屋、シアタールーム。

 

家賃は40万から、ちなみに彼も厚さが1㎝の封筒で支払った。

 

 

 

ここはアパート不思議荘。

各部屋1LKトイレ風呂付きで5万からと言うどう考えても訳アリっぽい物件。

さらに見た目はくすんで古い感じがするが、あくまでそう言うデザインであって、台風が直撃しても揺れない、防音などの追加設備を備えておけば暴風雨の音すら聞こえないという作りだ。

 

 

次の部屋から出てきたのはスキンヘッドでスポーツ用の外から目が見えないミラーコーティングがされたサングラスのようなものをつけた男だ。

 

「どうも、本日はなんのようでしょう」

 

低い、重さを感じる声だ。

 

「家賃の回収です」

「ああ、そんな時期か……申し訳ない、今月はこれだけです」

 

男が渡してきた封筒は薄い。

中身には十枚紙が入っていない厚さだ。

 

「こんないいところに住まわせてもらって、最低限しか払えなくて申し訳ない気分ですよ」

「仕方ないですよ、学生なんですし、卒業して就職した後も契約続けてくれると幸いですね」

「仕事だからって敬語使わなくてもいいですよ、灰根さん」

「いやいや、公私は分ける性分ですので」

「俺なんかよりよっぽど偉いってのに……阿吞先生の主人なんでしょう?」

「まあ、そうですがね、今はお仕事中なんで」

「もう家賃は渡したでしょう?」

「じゃあ、ここからは私事ということで、どうだい、学校の方は」

「このサングラスのおかげで割と快適だ」

「そうだろ?外をお前の『眼光』から守って尚且つ着けている事が当たり前だと周りに認識されるようにしてあるお前は眼光(それ)がなければガタイの良い大男に過ぎない」

「ああ、今までの顔を見た瞬間にガタガタ震えて軽くて転倒、ひどいと失禁までされて、視線が会った時には救急車を呼ぶ事態になったのに比べれば天国みたいなもんだ」

 

この会話からこの男も普通でないのが解るだろう。

 

 

部屋数不明、在住者五人、そして管理人も五人、

不思議荘は訳ありが集まる駒王町の不思議スポットだ。

 

 

 

そして今日もここから二人の学生が、駒王学園へと通学する。

 

一人は先のグラサン大男の梵慈郎(ぼんじろう)、苗字は知らない。

もう一人は阿良々木忍、金髪金眼で腰に届く長髪、それでいて先端が重力を無視するように跳ね上がっている。

 

そう、しのぶちゃんです。

彼女は吸血鬼……だった。

ヴラド、ツェペッシュ両家とつながりのないバグのような吸血鬼。彼女もまた、超越種である。

 

ついでにいわゆる転生者というものである。

 

彼女は突然発生し(うまれ)た。

そしてしばらくした後に、陽の光に焼かれそれでも再生速度が勝り、死にたくても死ねない状態でいる時に灰根に遭遇し、ここに拾ってこられたのだ。

 

現在はちょちょいと細工をされて、人類として生活をしている。

中身が違うせいか、随分と年相応な感じで可愛らしい。

 

この二名は学生である故に、最安のプランで部屋を持っている。

それでも十二分に住みやすく、お値段以上である。

 

なぜこの値段で提供できるかであるが、単純にかかっている費用がライフラインに税金だけであるから。

修理は自分たちでできるために、それ系支出がない。

電化製品でも壊れたら新しく作り変えるし、なりより壊れない。

全部に見たことのないロゴが付いたオリジナル製品、太陽光発電で電気代はむしろプラス。

だからもっと安くても儲けは出せるのだが、流石にそこまですると色々問題が出るので追加オプション付けることで値上げを行った。

そしてここを知るものは少ない。

社会的に異端な問題を持っている人しか見つけられない様に成っているのだ。

 

その結果、集まったのは何処か超越したものを持っている者達。

 

 

有る意味最強の一角を担える場所である。

全員が全員、軍を相手にしても勝ちかねない。

 

 

 

そんなこれまた常識を無視したアパートをのんびりと営む規格外達の日常のお話である。

 

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