不思議荘の住人紹介の続きだと思っていただけば……
身の危険を感じたので大急ぎで投稿しました。
「さて、というわけで今晩、新入居者の歓迎会を行おうと思うので、101号室に1800に集合」
全室に無線を入れてそう伝える。
全員から了解の返事が返ってきた。
みんなノリの良い人たちなんです。
無線をいれると101号室を宴会仕様に作り変える。
阿吞に料理を頼み、朱麗と草に飾り付け、防人に照明、音響その他を整えてもらい、準備を整えて全員を出迎える。
ミルたんが真っ先に部屋を訪れ、次に梵慈郎と忍が、五分前に森沢そして、普段はこの時間に寮にいないディアブロ・ギルガ、吸血鬼であり、夜の帝王なんかしちゃってる人です。
例の件とは関係のない別の
【DIO】の能力と【ギルガメッシュ】のスキルであるために、吸血鬼でありながら神性持ち。
しかし問題も多い。
DIOの能力で日光には全く当たれない。
ギルガメッシュの能力で少々慢心が入る。
わかりやすく保有スキルを上げると……
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・吸血鬼【石仮面】
筋力を最低でもBランクまで強化、馴染むほどに強化は強くなる。現状はAランクまで上昇
敏捷を最低でもBランクまで強化、馴染むほどに強化は強くなる。現状はAランクまで上昇
耐久を最低でもBランクまで強化、馴染むほどに強化は強くなる。現状はAランクまで上昇
日光(紫外線)耐性-Aを取得、ランクAでは陽の光に当たるとその部分が即座に灰になる。
・スタンド【The・World】
破壊力 C(A) / スピード C(A)
射程距離 C / 持続力 C(A)
精密動作性 C(B) / 成長性 B
時間停止の能力を持つ最強のスタンド
当人が扱い慣れていないため、成長性以外のステータスがCまで下がっている。
・黄金律:A
人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
・カリスマ:B(A+)
大軍団を指揮・統率する才能。ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。
しかし、当人が経験不足なためランクが落ちている
・神性:C(A+)
最大の神霊適性。しかし、当人の魂がまだ馴染んでいないためにランクダウンをしている
コレクター:EX
より品質の良いアイテムを取得する才能。レアアイテムすら頻繁に手に入れる幸運だが、本人にしか適用されない。
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夜の帝王といっても夜にしか出勤しないが、蹴落としようのない社長だというだけだ。
その王の如きカリスマと、独裁者のような事業展開によって、いつの間にかそう呼ばれるようになった。
まるで思いつきのようなものでも、なぜか成功するために各方面からいつ自分の分野にやってこられるのかと恐怖されている。
そして、ぼっちである。
もとい、友人が少ない。
両親はすでに死去した。
社員も完全に部下な感じであり、仕事の時間も違う、プライベートで会うようなことはない。
最後の頼みの綱である不思議荘の住人とも、生活のリズムが逆であったりで会うことがほとんどない。
というわけで残念なエリートである。
管理人にちょちょいと改造してもらえばいいものを、気後れしているのか、ヘタレなのか、踏み出せない残念なイケメンである。
不思議荘には夜型の人間もいるので、夜間の来訪も問題ない場合があるが、やはりヘタれ故に一歩が踏み出せない。
言動は威厳があるのにヘタれである。
ヘタレている故にぼっちである。
ビジネス関係の構築は上手いのに友好関係の構築は下手くそなのだ!!ヘタれ故に
大事なことだったから五回ほど言った。
要するにかりすまである。
場数が足りないのだよ、場数が……
そんな彼は入居してから3ヶ月。
歓迎会は会社が忙しいからと断っていたりするせいで、住民と初顔合わせだったりする。
そのためか、歓迎の横断幕には二人の名前が乗っている。
【ディアブロ・ギルガ】【
横断幕の下には二つの椅子が用意されており、すでにほかの席は全部埋まっている。
「おや……年齢から考えてあんたがディアブロ・ギルガさんかな、横断幕の自分の名前の下の席に座ってもうひとりの主役が現れるまでこれでも飲んで待っておこうや、大人の特権だ」
森沢の手には赤い液体の入ったボトルがある。
ラベルは無い。
「む、頂こう」
そう言って目の前に合ったワイングラスを手に取る。
森沢は片手で持ったボトルから赤い液体、赤ワインを注ぐ。
そして一口。
「ふむ……飲んだことがない味だな、我は付き合いで色々と飲んだが……どのワインよりも不思議な味わいだ」
「そうだろう、こういった祝い事の時に管理人の灰根さんが用意してくれる特別なワインだ。
これを飲むと他のものが雑に思える。濃厚で芳醇だが雑味がなく……ククク、そしてなによりな、こいつで悪酔いは絶対にない。後に引かないんだ明日が仕事だろうが、好きなだけ飲める」
「ほう、なぜそう言い切れる」
「今までがそうだったからさ。普通なら二日酔いになるものでも、コイツではならない。コイツに限らず、ここの宴で出てくる酒は全部そうさ」
そう言って、ぐいっと酒をあおる。
「これも試しているといいぜ」
そう言って森沢は酒を混ぜ始めた。
「どの組合せでもハズレが無い不思議ってな」
その手に持つグラスには黄金色に輝く酒が出来上がっていた。
「適当にやめてておくにょ、主役の片割れも、主賓も来ていないウチから酔っぱらいが出ていたら余りにも失礼にょ。森沢さん、乾杯もせずにお酒を進めた挙句に飲み始めるのはどうかと思うにょ」
「お、おう。悪かったよ」
「うむ、そうだな」
それから間も無く、常世稀輝と管理人達が部屋に集まった。
「やっぱりか……どう考えても広すぎる」
「フハハハハ、気にするだけ無だぞ、ここから貴様の既知は通じぬと思え!!」
「はいはい、阿吞、通路で止まるな、早く仕上げを終わらせてこい」
「うむ!!」
「さーて、それじゃみんなに飲み物注いでいくね~」
「……」
防人が大量の飲み物を抱えて朱麗の背後を無言でついていった。
「えーそれでは、新入居者歓迎会を開始したいと思います。
今回の入居者は常世稀輝くんですが、三か月前に入居したディアブロ・ギルガさんも一緒に行いたいと思います、理由は以前に言ったとおりなので面倒な内容はオールカットで、それじゃ、かんぱーい!!」
《《《《( ゚∀゚)ノБ□ カンパーイ》》》》
「あ、お兄さんも最近ここに入ったんですか?」
「ああ、我は三月前にここにな、体質上昼夜が逆転するので、理解のあるここは実に良い。
我は入居してからすぐに忙しくてな、結果として貴様と同時に歓迎会ということになったのだ」
「日が沈んで出かけていくのは知っていたが、体質なら仕方ないな。専用の部屋を用意してもらっているんだろ?」
「うむ、陽の光が生活空間に差さぬようにしてもらっている」
「なるほどな、そんな俺はでっかいサーバールームを用意してもらっているんだけどな」
「ミルたんは魔法少女ミルキースパイラルのグッズをしまう部屋を用意してもらったにょ」
「俺は残念ながら金銭的に余裕がないので基本のみ」
「私もよ」
「え?追加ってどういうことですか?」
住民同士での会話、稀輝が気になったところを尋ねてみると、管理人の灰根が料理を持って入ってきた。
「ふむ、ちょうどいい。それの説明と、今後の変更を説明しようか」
そう言うと、どこからともなく、プロジェクターとスクリーンを出して、資料を配り始めた。
「まずはじめに基本プランがある。
それに追加オプションという形で部屋だったり機材の追加が可能だ。
例えば地下室。これは家賃+5万から部屋のサイズや加工によって費用は要相談だ。
言ってしまえば、こんな部屋が欲しいと相談してもらって、そこから金額を割り出すようになっている。
まあ、正直言ってしまえば、お金は必要なだけあればいいんだけどね最低金額をこっちが提示するという形をとっているんだけど、所得の大きい人たちは毎回多めに包んでくれるんだよね~」
そうおどけた感じで言うが、理由は分かる気がする、返せる恩は返すということだ。
「で、明日から新規の物を追加する。特殊な回線を開くから、使いたい人は後で管理人室のポストに申請書類を出してくれ。詳細は先ほど配った資料を見ておいてくれ」
内容は言ってしまえばSE.RA.PHだ。セラフの微か一部をサーバーとして登録。それの利用契約のようなものだ。なんと月千円で10Pbpsという規格外の通信量の回線が利用できる。
森沢さん大歓喜で合った。
ちなみに、この契約はテスター登録も一緒にされるようになっている。
あっという間に馴染んだ稀輝くんではあるが、ほかの人は皆、超越者であり、稀輝くんは既知感がひどいというだけである。
「なんかあったらちょっと介入するかな……どうも、彼は面倒に巻き込まれそうだ。
ま、力あるものは巻き込まれやすい。その中にいるのだから仕方ないな」
いつの間にか、最も危険で最も安全な場所に来た稀輝くんであるが、その未来がどうなるかは、あまり良くわかっていない。
とりあえず、面倒事に巻き込まれるのは確定しているようである。
第二回抽選
月の聖杯戦争 20D【+2】 目標100
SAO 30D【+5】 目標150
AW 30D【+15】 目標150
オリジナルOG 15D【-1】 目標75
・結果
聖杯戦争 75
SAO 97
AW 109
OOG 63
結果
・外伝昇格なし
・抽選終了3点(切り上げ)につき-1点
・投票権リセット
次回抽選をお楽しみに