貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!外伝   作:小此木

13 / 15
漸く執筆できる時間が出来ましたので、投稿します。
鳴神 ソラ様誤字報告ありがとうございました。


第11話 ???編

 

 

 

「……そ、そんな!アレを喰らったら、あの娘死んじゃうわよ!?」

 

此処は真っ白な大地に真っ白な空が広がる世界。そこには戦士達が戦っていた。

 

『力を以て山を抜き、気迫を以て世を覆う!我が武辺、此処に示さん!!セリャァァァァァァッッ!!!』

『あっはは、痛快だ!(合法的にリア充を叩ける!!)主砲、一斉射!薙ぎ払えぇぇぇぇぇぇ!!』

 

「…武蔵君、今日は荒れてるねぇ。ま、大分ストレス抱えてたから、良いガス抜きかな。」

「アレの何処がガス抜きよ!?」

 

異形の戦士の一撃で大地が割れるが、それを物ともせず軍服の女性は反撃する。地形が変わり、周りに甚大な被害を出すも二人は止まらない。

 

『これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮!吼え立てよ、我が憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)!!』

『真っ向勝負!!』

 

そして、別の場所ではバケモノ…もとい、モミアゲが特徴の男性と旗を持った黒い甲冑の女性が戦っている。

 

「おっと、あっちでは邪ンヌ君の特訓か。」

「あ、アレの何処が特訓なのよ!?」

 

男は大地から次々と生えて来る黒い槍を纏めて蹴散らし、旗を持った女性を

 

『はぁぁぁっ!機神(きしん)猛撃拳(もうげきけん)!!』

『もっと、手加減しなさいよ竜馬(マスター)!!』

 

蹴り飛ばした。

 

「いいか!攻撃を躱しつつ、自身の契約しているサーヴァントへ肉薄し〝令呪〟を切れ!!乱刺(ランス)!!」

「はい!!」

「先輩!私の後ろへ!『——真名、偽装登録——行けます!!』」

「あぁ、流石我が娘。」

 

その女性が全身の力を込めた直後、女性が立っていた地面にヒビが入り直線の蹴りが繰り出された。相対する盾を持った少女がその蹴りを防ぎ、少年はその蹴りを恐れず最小限の回避を行う。その様子をうっとりした表情で見る女性…は無視し、

 

「ここが勝負だぜマスター!それに、()()なら俺も全力が出せるから、遠慮も手加減も無しの良い経験になる!!(俺も戦いが楽しめるしな!!)」

 

その少年の傍で得意の槍を構える全身青い服の槍兵が獰猛な笑みを浮かべていた。

 

「私が寝ていた間に、何で、このカルデアは人外魔境になったのぉ!?」

「何を取り乱しているんだい?君が(立香君)や竜馬君の実力が見たいって言ったじゃないか…忘れたのかパイセン?」

「誰がパイセンよ()()!!」

 

そんな光景を眺めていた一柱の神に、仙女がツッコミを入れていた。

 

 

―数時間前―

 

 

項羽様の気配に跳び起きてみれば、私が所属していた秘密機関が良く分からない状態に変わっていた。何を言っているのか自分でもわからないけど、もう何が何だか…

 

「さて、Aチーム芥ヒナコ君…いや、()美人君の方がいいのかな。君には色々聞きたいことがあるんだが、先ずは―」

 

技術顧問ダヴィンと医療部門アーキマン、所長のアニムスフィアは変わらずだけど、

 

「女神ナイア、貴女に聞きたいことがいっぱいあるのだけど、いいよね?」

「な、何だろうかダヴィンチ君。女神たるこの僕に―」

 

何で神格が落ちているわけでも神霊でもない()がこのカルデアに召喚されているの!?それも、女神と呼ばれていたけど、あの神はそんな生易しいモノじゃない!この星その物を簡単に捻り潰せる()()よ!!…それが何故(今のところ)人畜無害で女神の神格も持ってダヴィンチに説教されているのよ!?

 

「芥先輩!マシュと同じ特攻野○Aチームだったんですよね!!その時の訓練内容とか教えてください!!俺、もっともっと強くなりたいんです!!」

「誰が野郎よ!誰が!!」

「まぁ、まぁ、ヒナコさ「ふん、真顔…マシュ・キリエライトか。」ん゛ん゛!?」

「…あはは、マシュに辛辣なんですね(小声)ま、まぁヒナコ先輩、そこを何とかお願いします!!」

 

…しつこいわね。

 

「はぁ、そんな事言われても、君の実力を私は知らないし(別に知らなくてもいいし)教える義理もないわよ。」

 

このグイグイくる後輩は…あぁ、あの(所長が説明していた)時、居眠りして外に叩き出されたヤツだったわね。

 

「す、済みません。()()()()()も必要ですけど、正式な訓練を積んで来た先輩からぜひ聞きたいんです!!」

 

私たちが受けた訓練って、そんな特質した事なんか…え、まって、この子()()()()を受けてるって言ったわよね!?魔術の()()なら分かるけど魔術の()()なんて、いまあの子がやっても焼け石に水。なら武術か何かの修行ってこと!?此処は魔術師集団の拠点よ!!このカルデアに武術の達人なんて居なかったわ!!

 

「ちょ、ちょっと待って!し、()()との修行って君は言うけど、魔術の?」

「ん?いいえ。()()武術の修行と、()()()()行っているどんな戦場でも()()()()為の訓練ですけど?」

 

()()()()為の戦闘訓練ですって!?そんな事教える連中は現代じゃ殺し屋や裏社会の奴等、それに狙われるような存在だけよ!!一体誰がそんな事教えているの!?

 

「そ、その()()()に会わせて頂戴。私が受けた訓練の話をするのはそれからよ。」

「分かりましたヒナコ先輩!」

 

そして、この子―立香だったかしら?―に連れられて来たのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂だった。

 

『チャーハンセット一丁上がり!!』

「竜馬さん、何時もごちそうさまです!」

『そいつは、食ってから言ってくれや!!』

「イヤイヤ、何時も美味しですって!!」

 

何故食堂?

 

「おい、後輩何故私を此処へ連れて来たんだ?」

 

食事でもしながら、その師匠とやらを待つのか?

 

「此処に師匠がいらっしゃるからです!!師匠ぉ!俺達の修行が見たいって人連れてきました!!」

「へぇ、此処に師匠が…此処に君の()()がいるの!?」

 

何でこんな所に居るのよ!?

 

『よう、立香。で、修行が見てみたいだぁ?…ちょっと待ってろ。あと5人前のカレーとサラダセット作ったら終わりだからそれが終わってからだな。』

「分かりました!!」

「…この食事を作っている男が、後輩の師匠?」

 

コイツが、師匠の一人?見たところ()()はゼロ。何らかの魔術を使って身体強化を行う訳ではなさそうね。…なら、()を操るタイプか。

 

「はい!!」

 

ま、気を操る人間なんて昔は腐るほどいたし、気に留める程でもな<スカカカカン!!>って、今のは何!?

 

「おぉ!今日も竜馬さんの包丁さばきは凄いっすね!!」

「まさか、中華○番の本物が見られる時がこようとは!!」

『6番から10番までの札持ってる奴、呼んできてくれ!直ぐ出来るってよ!!』

「「はい!料理長!!」」

『って、誰が料理長だ!!俺は、戦闘訓練の責任者兼技術顧問補佐だっつってんだろ!!ちいせぇ頃は、俺が孤児院のガキ共にメシ作ってたからこんなの朝飯前だ。だが、今じゃ義妹のライカとエンネアに旨さだったら、抜かれちまってな…(って、感傷に浸ってどうする!?)ッチ、オラ!カレーセット出来上がりだ!持ってけ!!』

 

い、今の技術は!?

 

「い、今の男がお前の師匠の一人なのか!?」

「はい!師匠は、何かと面倒見がいいんですよ。俺達を鍛えてくれるし、手が足りない部署にも分け隔てなく出来る事を手伝ってくれる。此処も忙しい時手伝いに入って、そのまま料理長なんて呼ばれるようになってますしね!!」

 

い、いや、違う!論点がそもそも違う!!私が言いたいことは!!

 

「おい後輩!お前は奴を見て何も感じないのか!?今奴は、()()()も使わず、自身の身体能力だけでキャベツの千切り5人前を数十秒で刻んだんだぞ!?」

 

信じられんが奴は、()()()()だけで手の残像が残るほどの速さを出していた事だ!神か私達幻想種の混血なのか!?

 

「えっ、()()()()()ですよ?」

「い、何時もの!?」

 

もうどこをツッコんでいいのか分からない!!邪神が崇められ、驚異的な身体能力を料理に使う男!?一体此処はどうなってんのよ!!

 

 

そして何だかんだあったけど、司令室のコンピューター配線を組み替えていた女職員神隼人。そして、項羽様のマスターになった憎っくき女医、武蔵と私のコフィンをダヴィンチやロマニ達に黙って保管していた女神?にDr.ロマニとダヴィンチも連れてゾロゾロと私達が来たのは、

 

「な、何なのこの世界!?」

『フフフ、気に入ったかい?()()()()!!』

 

世界全てが真っ白な世界だった。

 

 

 

―現在―

 

 

 

武蔵 VS 項羽

 

武蔵が項羽へ八つ当t…自身の力を項羽へ示す為に戦闘。

 

竜馬 VS 邪ンヌ(ジャンヌ・ダルク・オルタ)

 

日課になりつつある特訓。

 

神隼人 VS 立香&マシュ&ランサー(クー・フーリン)

 

次のレイシフト先が決まるまでの特訓兼チームプレイの確認…だが、隼人の傍に源頼光がいるのは、仕方ない事と皆諦めている。

 

そして、立夏達の戦闘訓練(と称されたドッカンバッカンバトル)が終わり、本日のメインイベントと呼べるのが此処から始まる事だ。

 

「ダヴィンチ!お前はコイツの正体に気付いているだろう!!」

「…ああ、気付いているよ。恐らくロマニも。」

「なら何故!?」

「落ち着きたまえヒナコ君…いや、()美人君と呼んだ方が良いかな?まぁ、彼女が()()だと云うのは初めて会った時、私は直ぐに分かったけどね。ロマニは最近かな?」

 

竜馬達が準備を進めている間に、虞美人とダヴィンチは話し合っていた。

 

「でも、彼ら…竜馬君達と接している間は本当に無害なんだ。それに、この騒動の首謀者にご執心でね。ソイツを何とかするまでは一応私達の仲間さ。」

「…はぁ、今はそれでいいわよ。」

 

 

 

 

■□■□

 

 

 

 

『さて、この僕の造り出した空間で、にっくk…オホン。君達が見たがっていた()()()()()()の性能のお披露目だよ。』

「え?でも、ロボットじゃなくて三機の戦闘機ですよ?」

『良い所に目を付けたね立香君。戦闘機が三機なのにロボットの影がない。と、言う事は?』

「ま、まさか夢の合体変形ロボかい!?」

『おぉっと、ダヴィンチ君ネタバレは良くないよ?せっかくこの僕が、勿体ぶってじらしてじらして「そんな事はどうでもいいんだ!早く!早く私に見せてくれ!!」…ハァ、この(宇宙)の科学者もこの手のロボットが好きだね。お~い、竜馬君!チャチャっとやってくれ!!』

 

今まさに、竜馬達が以前言っていた()()()()()()の戦闘訓練が行われようとしていた。

 

『分かった!行くぞ!隼人!武蔵!!』

『何時でも良いぜ!!』

『同じく!!』

 

そして、

 

『じゃ、真・ゲッタードラゴン!発っ!?』

 

彼らは、

 

『うわ!?』

 

眩い光に包まれ、

 

『眩し!?』

 

ゲッターロボを残し、

 

『何だこの光は!?』

「女神ナイヤこれは!?」

『分からん!一体どうなったんダ!?』

 

女神ナイヤが造った空間から消えて行った。

 

「嘘、ですよね。師匠!師匠ぉぉぉぉぉぉ!!」

 

その場には途方に暮れる女神達と、一人の少年の叫びが木霊す声が響いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと立香達にゲッターを見せれると息巻いたんだが、目の前が真っ白になったと思ったら、

 

「…これは、よく来た異邦人。」

 

良く分からん格好をしたヤツの目の前に、

 

「フ、フフハハハハハ!(おれ)にこんな未来を見せたのはお前達が初めてだ!!」

 

俺達三人は立っていた。

 




FGO編と次の世界の大体の流れは出来ていますので、頑張って書いて行きます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。