貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!外伝   作:小此木

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第12話バビロニア編

 

 

 

さて、()()!今日も、此処から先は一歩も通さねぇぜ!!

 

()さん!牽制(けんせい)頼みます!!」

「お任せください!!」

 

さぁて、大盤振る舞い冥土直行切符をプレゼントだ!ま、片道だけどな!!

 

「聖観世音菩薩。私に、力を!旭の輝きを!『真言・聖観世音菩薩(オン・アロリキヤ・ソワカ)』!!」

 

巴さんの矢が放たれると共に俺は!

 

「行くぞ!!」

 

壁を飛び降り、()()()()()で闘気と共に練り上げた技を!

 

()()!!」

 

恐怖を知らない獣共の!!

 

()()()!!」

 

()()へ叩き込む!!(脳内BGM:テーレッテー推奨)

 

「アタ!アタァ!!ホアタタタタァー!!」

 

文字通り百体を一撃で屠り、そして最後は!!

 

「北斗有情破顔拳!ホワタァー!!」

 

俺を中心とし、左右に展開している獣共を一掃!!

 

「流石、竜馬殿!では、第2波を我らが殲滅します!ファランクス前へ!!」

 

巴さんと俺が先陣を切り、派手に第1波の獣の大軍を殲滅。その後にレオニダス率いるウルク軍が第2波を蹴散らして行く。

 

「そろそろ(やっこ)さん、痺れを切らして出て来ねぇかな?」

「そうですね。敵の主力をもっと減らし、早く司令塔…いえ、王のご友人の()()()を好き勝手にしている、不敬の輩に天誅を下したいのですが…」

「そうだな。デッカイ獣も何体か倒したし、そろそろ躍起になってくれねぇと、熨斗付けてボッコボコに出来ねぇじゃねぇか。」

 

俺達は、あの()()によってサーヴァントとして呼び出されたんだが…今の俺は、流派東方不敗や機神拳の類が()()使()()()()

 

代わりに俺は「りょ、竜馬殿!東門を防衛している武蔵殿が!!」って、()()かよ!!

 

「チッ、俺が行く!武蔵に絶対男共を近づけさせるな!最悪、殺されるぞ!!」

 

俺は、報告に来た兵士にそう伝え、

 

「りょ、了解しました!男兵士は直ちに、この西門へ撤退!()()様へ、帰還の狼煙を挙げます!!」

「竜馬殿、こちらはこの巴にお任せあれ!!」

「スマン!後は頼んだぜ!!」

 

俺は巴さんに後を頼み、武蔵が守っている東側へ急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「■■■■■■■■―――――!!」

<ドゴン!!>

 

ちっ、無差別に攻撃してやがる!それも、城の一部崩れてんじゃねえか!!トホホ、また王様にどやされる。

 

「早く、()()()()()よ!武蔵!!」

「■■■――!!」

 

全く、困ったヤツだ!!

 

「…致し方無い!これ以上被害を広げない為、お前を止める!!」

「■■―ァァァァァァリア充死スベシ!!」

 

って、コイツ本当に正気を失ってんのか!?っとと、そんな事を考えるより、コイツを早く止める為…突撃力のある、この業を使う!!

 

「北斗…羅漢拳ィ!!」

「グオォ■■■■―――――!!」

<ガガガガガガ、ガインッ!!>

 

硬ってぇ!殴った時の音がドラ○ンボールじゃねぇか!?

 

「チッ、()()()()()()()〝艦娘〟ってのが、此処まで厄介だとはな!!」

「■■■■■―――!!」

 

まだか!まだなのか!!

 

「クソッ!北斗飛衛「待たせたわね!」(ようや)く来た…って、違う!!」

 

テメェじゃ火力不足だ!!

 

「そう期待するのは無理もない!そう!この私、ジャガーマンお姉さんが来たからには、武蔵ちゃんの暴走も片手間で片付けてあげるわ!!そして、颯爽(さっそう)と助けた私の下がり続ける好感度と云う株が、逆に爆上がり!!みんなに頼られ信頼される、頼れるお姉さまポジションが私の定位置にッ「■■■■■―――!!」まだセリフの途中だったのにー!!」

<ドゴン!!>

 

ポケ○ンのロ○ット団よろしくジャガーマンの姉さんはぶっ飛んで行った…何しに来たんだあの人?

 

「ハァ、獣共相手なら無双出来るのに、武蔵相手じゃ残念過ぎるんだよなあの人。」

 

でも、時間稼ぎにはなったぜ。

 

「ハァ~イ、竜馬ちゃーん待ったかしら?」

「いいや、ナイスなタイミングだぜ。」

 

此処からは、()()様に交代だな。ナイヤもこんな感じになってくれれば…ま、考えないでいよう。これで一息つけるぜ。

 

「後は任せてくだサ~イ!」

「おう、任せたぜ女神様。俺は前線にいる隼人に合流するわ。」

 

そう言って、俺は前線に向かう為走り出す。

 

『自由なる闘争、それがルチャリブレ!今は大人しく、自由にぶちのめされて下サーイ!』

『■■■――ォォォォォォオオオ、おお!!合法的に女性とつんぐほぐれ…オホン!さぁ!此処がパラダイスだ!!(掛かってこい!!)』

 

…オイ、武蔵!心の声がただ漏れじゃねぇか!!

 

「な~んで、アイツは()()()()の女と戦う時だけ()()()()()んだ?だが、この方法以外まだ正気に戻った事ねぇから仕方ねぇか。」

 

っと、そろそろ前線だn『裂破(レイピア)ァァァァァァ!!』やべ!?衝撃波が来る!!

 

「北斗神拳!()()()()()!そこからの、北斗剛掌波ぁぁぁぁ!!」

 

コイツで相殺だぁぁぁぁ!!

 

「ん?竜馬じゃねぇか。ここいらの獣はこれで殲滅出来たぜ!!」

「バッカ!危ねぇじゃねぇか!!味方まで殲滅するきかぁ!!」

 

あ、危なかった。今の俺は()()()()しか使えねぇから、隼人の業を相殺するのも一苦労だぜ。

 

「あ゛!す、済まん!!…そう言や、また武蔵が暴走して後方に突撃して行ったけど、大丈夫だったか?獣共が()()()()()()()()()急に増えて、対応できなかったぜ。」

「あ~、一部大丈夫じゃなかったぞ…それより、()()()()か?」

「ああ、そろそろだ。()()()()()()()()()()()、近々痺れを切らして()()()()ぜ。」

 

此処で焦って司令塔っぽいヤツをボコボコにしてとっ捕まえてても、バックにいる女神が出て来なかったら、骨折り損だ。その女神が、()()()みたいに話し合いであわよくば仲間に…は出来ねぇな。この獣共をけしかけてんだ、絶対俺達を見た途端『おのれ人間風情が!!』的な事になりかねん。

 

「おっ、獣共が後退しだしたぞ。こっちも、帰還して王様にこの事を報告しようぜ竜馬。」

「了解。とっとと武蔵回収して帰還しよう…武蔵の所為で、精神的にスゲー疲れたわ。」

 

獣共を一方的に蹂躙しつくした俺達は、視線のヤツをワザと泳がせながら、戦況を報告する為王様の居るウルクの神殿へ戻った。

 

 

 

■□■□

 

 

 

武蔵を女神様と隼人に任せて、さっきの戦闘の報告に王様のいる玉座まで来たんだが…お、あの特徴的な紫のナス頭は!!

 

「よう、ウルクにレイシフトして来たんだなマシュ。」

「…え、あっ、はい…?」

「そろそろ来る頃だと思ったぜ。」

 

立香の女房、鉄壁の盾マシュちゃんがいた。俺達が此処へ召喚されて約1カ月。思ってたより来るのが遅かったな。ま、通信や俺達のバイタルチェックが出来るナイア様が一緒に召喚されていなかったのが大きい。

 

「立香の坊主はしっかり修行してるか?」

「えっ、ぼ、ぼうず?修行??」

 

ん?この反応は…ハハーン、俺達が居ないからって修行サボってたな。

 

「おっと、話を折って申し訳ないが、ここはお姉さんに任せてくれないかな?ちょっと話が食い違っているようなんだ。」

 

俺とマシュの間に入って来たのは、真っ白な格好でキャスターとして此処へ一緒に召喚された()()()()の嬢ちゃんだ。

 

「う~ん、マーリンの嬢ちゃんがそう言うならいいけどよ。話が食い違ってる?何で?」

「竜馬君何時も言ってるけど、ボクは嬢ちゃんじゃないからね。お姉さんだからね。さて、竜馬君、君の後ろを振り返ってごらん。きっと驚くと思うよ。」

 

は?後ろを振り向けだぁ?

 

「マーリンの嬢ちゃん、後ろに何が居るんだ?」

「いいから、いいから。」

 

渋々俺はマーリンに言われたように後ろを振り返った。

 

「え、えっと、始めまして?このウルクに召喚されたサーヴァントだよね!!」

「お、おう。」

 

()()()()()の嬢ちゃんが嬉しそうに俺へ話し掛けて来た。

 

「声は一緒でも何故か顔は違うんだね。」

「は?」

 

この嬢ちゃん何が言いたいんだ?

 

「これまで神霊とか色々なサーヴァントに出会って来たけど、アニメのキャラに出会ったのは初めて!!アニメのキャラも英雄になれるんだ!!って、あれ?でも顔が違うから他人の空似?」

 

何で一人で盛り上がってんだ?

 

「なぁ、嬢ちゃん。何が言いたいのかハッキリ言ってくれ。何が何だかサッパリだ。」

「あっ、うんそうだね。先ずは自己紹介から!私の名前は()()()()!!それと、フフフ。貴方の真名を当ててあげる!!」

 

…ふじ?

 

「貴女の真名は()()()()()でしょ!だって、()()()()使ってたもの!!」

 

……ふじまる??

 

「いや、俺の名前は()()だが?」

「…?え?」

 

………ふじまるりつか???って、

 

「「えぇーーーーー!!??」」

 

俺と立香の叫びは神殿全体へ響いた。

 

「五月蠅いぞ貴様ら!!」

 

王様の存在を完全に忘れて。

 

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