貴様にも味あわせてやる!ゲッターの恐ろしさをな!!外伝 作:小此木
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アーカムシティに住む三流私立探偵。過去にミスカトニック大学で魔術を学んでいた経緯をもつが、ある出来事がきっかけで大学を中退。その経歴に目をつけられ覇道財閥より力ある魔導書の捜索を依頼される。その中で状況に流されるまま魔導書「アル=アジフ」と契約してしまい、デモンベインを駆ってブラックロッジと戦うことになる。
初めは乗り気ではなかったが、マスターテリオンの残虐性などを目の当たりしてブラックロッジと戦うことを決意。アルに戦い方を学びながらマスターテリオンやアンチクロス等といった凶悪な魔術師達との戦いを繰り広げ、彼自身も成長してゆく。アルの断片を集める際にデモンベインを使うことが多くなり、それに見かねた瑠璃から正式に覇道財閥の依頼として受けることになる。
三流私立探偵ゆえに滅多に依頼が来ず、ゲテモノを食って生き延びたり、飲まず食わず生活して最終的に兄貴分である竜馬を頼ったが不在だった為、竜馬の義妹であるシスターのライカに養ってもらっている。そのため、覇道財閥から依頼を受けた際には本気で涙を流していた。基本的にはお人よしではあるが、本当に許せない相手を目の前にしたときは心底から怒りを露にする熱い魂を持っている。また、女装が恐ろしいまでに似合う。
戦闘時はアルによって「マギウススタイル」と呼ばれる超人形態に変身し、アンチクロスとの戦闘やデモンベインの操縦に臨む。この際には長髪となり、体にフィットしたボディスーツをまとう。また、アルの断片を利用して魔術を利用したりなど様々な戦い方を行う。
何億回と繰り返された世界で、唯一「兄」と慕うのが竜馬。竜馬とは小さい頃出会い面倒見の良さと、他を圧倒する力に憧れ「兄」と慕っている。今では「マギウススタイル」と云う超人形態を取得したが、子供のころから挑んでいる模擬戦で一度も竜馬に勝てた事が無い。さらに、隼人や武蔵といった女性にも負け続けている為、これではアルを守れないと日々隠れて特訓を行っている。
※1とある世界ではではアルと共に最も新しき神「旧神」となっているが、竜馬達の存在するこの世界ではアルと一緒に夫婦水入らずで……ライカの経営する教会に厄介になっている。
・アル=アジフ
幼い少女の姿をしているが、正体は魔導書「ネクロノミコン」の原典「キタブ・アル・アジフ」の精霊。ブラックロッジに追われていたところを九郎と出会い契約を結ぶ。九郎の魔術師としての素質を見抜き、九郎に魔術師としての施しを行う。
性格は傲慢不遜で瑠璃とはいわゆる犬猿の仲。基本的に世間知らずのため、人とは違う行動をとって九郎を焦らせる事が多い。だが、逆に九郎の生き様に対してツッコミを入れている場面もある。誰に対しても偉そうではあるが、彼女も基本的にはお人よしである。
九郎が「マギウススタイル」になった時は姿を小さくして寄り添い、九郎のサポートを行う。また、デモンベインを操縦するときは元の姿に戻り、魔術側で九郎のバックアップを行っている。その他、通常の状態でも一般人を吹き飛ばすほどの魔術も使うことができる。
当初はマスターテリオンとの戦いで自身を構成するページの一部を喪失していたため、本来の力を出せなかったが、九郎とともにアーカムシティに散らばったページの回収に奔走し、力を取り戻していく。
九郎から竜馬の話を何度も聞かされており、その異常な力から魔術師であり戦闘時に「マギウススタイル」を使っているのだと誤認していた。生身で数百キロ出ているロケットから飛び出し、ロットに突撃するというわけの分からない行動に度肝を抜かれて以来、竜馬を「人間」と認識していない。あと、同じことが出来る隼人と武蔵も。
本編後半で「ゲッター線」を多量に浴びた為、理想のグラマスボディ(見た目いの○えたくやver.)を手に入れており、任意で元のロリボディとグラマスボディ両方の体に変えられる。しかし、夫である九郎が夜の相手をしてくれるのは
※1参照
・デモンベイン
大十字九郎とアル=アジフが搭乗する覇道財閥が対ブラックロッジの切り札として用意した巨大ロボット。
覇道鋼造がデウス・マキナの構造と機能を模して造り上げたロボットで、魔術的存在であるデウス・マキナと、純粋に機械である破壊ロボの中間に位置する存在。
操作時は操作系を担当する者の脳に直接情報が流れ込み、強い意志がないと過剰な情報に脳が追いついてこれず廃人になる恐れがある。制御系はオペレーターが行い、常に魔術方式を処理しなければならない。初陣の際はでたらめな魔術方式だったため、アル=アジフがほとんど改修した。
固定武装としては頭部のこめかみ部分にバルカン砲、右手には触れた対象に無限の熱量を流し込んで滅殺する第一近接昇華呪法 「レムリア・インパクト」、両足に装備された断鎖術式ティマイオス・クリティアスの時空間歪曲機構による近接粉砕呪法「アトランティス・ストライク」がある。
また、この時空間歪曲機構の作用によって生み出される爆発的な反発力により推進する。携行武器として自動式拳銃クトゥグァ、回転式拳銃イタクァを持つ。さらに、邪神の策略により敵を完全消滅させる窮極呪法兵葬「シャイニング・トラペゾヘドロン」も使えるようになる。なお、レムリア・インパクトの発動には覇道財閥総帥である覇道瑠璃の承認が必要だが、ナアカル・コードの解除キーを使うことで瑠璃の承認無しでも発動が可能となる。アルの本来の
それでも進化した真・ゲッタードラゴンには勝てず、模擬戦で100戦全敗に陥っている。
・マスターテリオン
ブラックロッジの大導師(グランドマスター)。魔導書「ナコト写本」を所有し、
その正体は、アンチクロスが1人、ネロと、旧支配者ヨグ=ソトースとの間に生まれた邪神の御子である。
※2今は武蔵に助けられたエンネア(ネロ)の義姉であるライカの教会に、九郎同様とエセルドレーダと共に厄介になっている。
何度か竜馬達に生身とロボで模擬戦を行ったが、一度も勝てていない。武蔵との一対一の模擬戦は、何故か命の危険を感じる為何時も
・エセルドレーダ
人類誕生以前に古の種族によって書かれたという最古の魔導書「ナコト写本」の精霊。アルのように少女の姿を象る。マスターテリオンに異常なまでの忠誠を誓っている。アルに遅れる事数か月、遂にマスターテリオンと夫婦となっている。(
本編後半で「ゲッター線」を多量に浴びた為、アル同様理想のグラマスボディを手に入れており、任意で元のロリボディとグラマスボディ両方の体に変えられる。しかしこちらも、夫(仮)であるマスターテリオンが夜の相手をしてくれるのは、
※2参照
・リベル=レギス
魔導書「ナコト写本(エセルドレーダ)」を用いてマスターテリオンが召喚する深紅の
通常時はマントや肩アーマーのように機体上部を巨大な装甲が覆っているが、真価を発揮する際にはこれが展開し腰後部から生える翼となり、悪魔のような姿を曝け出す事となる。 変形の際は魔術な力でパーツの追加・排除がなされるため、構造は一致しない。
様々な魔術や武装や結界により遠近問わずに極めて高い性能を発揮する。これらの武装はデモンベインの武装・魔術と対をなすようなものが多い。
デモンベイン同様、敵を完全消滅させる窮極呪法兵葬「シャイニング・トラペゾヘドロン」も使える。
こちらも進化した真・ゲッタードラゴンには勝てず、模擬戦で50戦全敗に陥っている。しかし、デモンベインと共同戦線を行った場合、10戦2勝2分6敗と善戦している。
・エンネア/ネロ
「暴君」の異名を持つ魔道師で元アンチクロスの紅一点。魔導書「無銘祭祀書」を所有し、
ムーンチャイルド計画の成功例でウェスパシアヌスにとっての最高傑作だが、実はそう仕組まれた存在で一連の真相を知っている。「Cの巫女」として「C計画」になくてはならない存在でもあった。
家事全般が凄く得意で、特に料理に関してはプロ並みの腕前。教会の料理はライカとエンネアなので、実質ライカに並ぶ教会の権力者。皆の胃袋は既に掌握されている。
今は、同じムーンチャイルド計画に巻き込まれたライカが、勝手に義妹認定を行い半ば無理やり教会で生活を送っている。初めて我が子(マスターテリオン)と生活を共にしている為、今の生活に不満は無い。
・ライカ=クルセイド/メタトロン
アーカムシティの教会で孤児達の世話をしているシスター。この世界では、竜馬の義妹。この世界の九郎を子供時代から世話しており、義兄である竜馬に良く懐いていた子供と認識している。竜馬に頼まれ、生活能力のない九郎を実質的に養っている九郎の姉的存在。
実はアンチクロスの実験体ムーンチャイルドの生き残りで、サンダルフォンこと実弟のリューガが暴走した際に殺してしまった事を悔い、修羅としてブラックロッジを倒すために行動していた。
デモンベインが活動する以前から活躍しており、破壊ロボが現れるとメタトロンとして颯爽と現れては撃破することから、一次的にアーカムシティの守護者と認識されていた。顔を含めた全身を魔術が施された白いアーマーで包み隠しているため、一般人の認識では正体は不明。ライカとしては正義の味方を気取るつもりは無く、自身の個人的な理由で独り戦っていた。
白い翼で空を翔る姿はまさに天使の名に相応しく、右手を変形して放つレーザーと、両手甲のビームサーベルを主な武器にするほか、全身に火器が仕込まれている。
この世界では、竜馬と共に機神拳や流派東方不敗等の型を修行しており、武器を使わなくても破壊ロボくらいは簡単に倒せてしまう。
今は実弟のリューガと義妹のエンネア、その子供のテリオン夫妻、九郎夫妻、元々住んでいたジョージ、アリスン、コリンと共に竜馬達と暮らしている。
そして、異性として認識しだした義兄の竜馬の貞操を虎視眈々と狙っている。現在、隼人という
・リューガ=クルセイド/サンダルフォン
ライカの実弟で元メタトロンと対極をなす黒い天使。名前には「堕天使」という意味合いがある。以前はブラックロッジに与し、メタトロンに一度殺されたことから憎悪を抱き、殺してメタトロンを超えることに激しく執着していた。全身に黒いアーマーをまとい、魔術的に力を高められた拳のみで戦うスタイル。
竜馬の鉄拳制裁で大人しくなり、今では一緒に暮らし「兄」と慕っている。以前までの凶暴性は無くなり、今まで戦うことしかしなかった為あまり人とのコミュニケーションは上手く出来ない。偶にライカの買い出しの手伝いを行っているので、近所に住む奥様方からクール系美男子として有名になりつつある。
・女神ナイア
邪神にして外なる神々であるナイアルラトホテップ。デモンベイン世界(竜馬の生まれた世界)の元凶にして黒幕。最悪にして最凶のシナリオライターであり、デモンベイン世界という劇場を支配する諸悪の根源。善意と努力を嘲笑い、正義と希望を唾棄し、絶望と悲劇を謳う、まさに吐き気を催す邪悪な存在だった。
本性を表すと顔に影がかかったように黒く染まり、三つの燃え上がるような目と嗤っているような形の亀裂のような口が浮かび上がる。外なる神々が封じられたシャイニング・トラペゾヘドロンを二つに分割し、それをぶつけ合うことで破壊することを目的に世界を無限と言えるループへと陥らせる。そのために様々な貌である化身を用いて世界の裏で暗躍していた。
ゲッター線でしか倒せない存在〝インベーダー〟なるものに自身が造った世界を破壊されそうになり、全ての力を用いてこれを防いだ。その必死に地球を守ろうとする姿勢に生き残っていた人間や魔物等の「生物」から感謝され、その力で善の力を持つ邪神へ進化してしまった。邪神と女神の力を手に入れたが、信仰(善性)の方が力が以前の倍以上上昇する事を知り、今は竜馬達の住む地球をアザトースの邪神達と守っている。
稀に邪神の本領を発揮し、人々を絶望の底へ叩き落す為行動をしているが、悉く竜馬に邪魔をされ今は全て未遂に終わっている。