【完結】オルタナ達に、『復讐』を…   作:やさぐれショウ

10 / 34
やさぐれショウでございます。今回から、新しい仮面ライダーが登場します。
姿を消した流星を探すオルタナ達…その一人、『西園寺玲』は、西園寺家全勢力を使ってまで、流星を探す。SP的な黒服の男達が流星を捜索する中、3人目の鎧武者が姿を現す。では、本編へどうぞ


サクランボの鎧武者

妃十三学園、ラウンジにて……

護「皆、馬場君は見つかったのかね?」

詩音「ダメです。見つかりません…」

真知「何か手掛かりがあれば…!」

流星を発見できず、オルタナ達は焦っていた。

勝「とにかく探すんだ!」

玲「私は引き続き、西園寺家全勢力を使ってキャプテンを探しますわ!」

玲は西園寺家に連絡をとり、専属SP(?)を呼び出した。

乃々「…。」

こはる「あ…乃々ちゃん…」

たまたま乃々と廊下で会ったこはるは、オドオドしながら乃々に話しかける。

乃々「…まだ懲りてないの?」

乃々の声は、とても冷たかった。

こはる「だって……私達には、キャプテンに謝る義務が」

乃々「あのときの私達の話、聞いてなかったの?」

こはる「…えっ?」

乃々「キャプテンは言っていたよ…『俺はてめぇらがどれだけ謝ろうが優しく接しようが、絶対に許さねぇし、ましてや絶対に信頼しねぇ…2度と俺の前に姿を現すな。』…そう伝えたよね?」

こはる「…。」

乃々「それなのに…馬場キャプテンの思いは無視?」

こはる「そ、そこは…乃々ちゃんの『仲良しさんパワー』で」

乃々「もう、仲良しもパワーもないよ!!!!」

こはる「…!?」

乃々「その『仲良しさんパワー』を台無しにしたのは、貴女達でしょ!?そこで、都合の良いように言わないでもらえるかな?」

こはる「…ごめん、なさい…」

こはるは暗い表情を浮かべ、俯いてしまった。

護「広瀬君?」

勝「…あ、乃々…」

そこに、護と勝がやって来た。

護「…朝比奈君…」

乃々「理事長と勝キャプテンにも言いますね…馬場キャプテンの思いを無視して、彼を連れ戻そうとするのは辞めてください。」

護&勝「…!!」ゾクッ

護と勝は、乃々の冷めた声に、思わずゾッとした。乃々は、その場を立ち去っていった。

 

 

乃々が去った後…

玲「…?…勝キャプテンさん、理事長さん、こはるさん…?」

こはる「…。」

護「…馬場キャプテンの思いか…」

玲「馬場キャプテンのことならご安心くださいませ!西園寺家全勢力を使って、探しておりますので♪」

勝「…。」

護と勝は、玲の言葉に頷けなかった…。

 

 

隠し研究室にて……

乃々が戻ってきて、自分のバッグから『ゲネシスドライバー』と『ソニックアロー』、『チェリーエナジーロックシード』を取り出していた。

美弥花「乃々ちゃん?」

乃々「玲ちゃん、やっぱり西園寺家全勢力を使ってキャプテンを探そうとしてる……私、その人達の足止めをしようと思ってね…」

乃々は、『ソニックアロー』をギリリと握りしめる。

美弥花「…気をつけてね。」

乃々「うん。じゃあ、行ってくるね。」

乃々はゲネシスドライバーを装着し、奴らの足止めに向かった。

 

 

 

乃々は奴らに見つからないように、校舎外に移動した。そして、人気のない路地裏に入り込み、『チェリーエナジーロックシード』を取り出し、ロックを解除する。

『チェリーエナジー』

空がチャックのように開き、何やらサクランボに似た物体がゆっくりと降りてきた。乃々は、ロックシードをドライバーに装着する。

『ロック、オン!』

ブーン、ブーン…

そして、右のレバーを押し込む。

『ソーダ』

乃々「変身。」

乃々はそう呟くと、レバーを離す。すると、ロックシードのエネルギーがコンセントレイトポッドに、まるでジュースのように注がれていく。次の瞬間、乃々の頭上に浮かんでいる物体が、乃々の頭部を包み込む。

『チェリーエナジーアームズ』

そして、乃々は鎧に包まれ、サクランボの鎧武者『仮面ライダーシグルド』に変身した。シグルドは、ソニックアローを手に持って、廃ビルの屋上に上がった。

 

 

玲「皆さん、行きますわよ!」

黒服達「はっ!」

玲をはじめとする西園寺家の関係者達は、流星を探すため、行動を開始しようとしていた。そこに、光の矢が飛んで来た。

ドカンッ!ドカンッ!

玲&黒服達「!?」

それは、玲達の前に落ちて爆発した。

玲「誰ですの!?出てきなさい!」

黒服A「お嬢様、あそこに!」

黒服Aの指差す方向を見ると……

玲「!?…別の鎧武者!?」

廃ビルの屋上に、『ソニックアロー』を持った『仮面ライダーシグルド』がいた。

シグルド「…。」ギリリッ

シグルドは、ソニックアローを引くと、光の矢を放つ。

黒服達「うわぁぁあああああああ!!!!」

シグルドの攻撃を受け、混乱状態になる西園寺家。

玲「皆さん!!…よくも!」

玲はオルタナ覚醒をする。

シグルド「私と戦うんだ…自分がどれだけ努力を怠っていたのか、思い知らせてあげる!」

シグルドはジャンプして、廃ビルから降りてきた。

シュタッ

シグルドは地面に降り立ち、ソニックアローを構える。

玲「はぁっ!」

玲はサテライトを飛ばす。しかし…

ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!…カランカランッ…

シグルドはソニックアローの刃で、飛んで来たサテライトを全て弾き落とした。

玲「…ウソ…こんなの、あり得ませんわ…」

玲は表情を青ざめ、その場に立ち尽くした。

シグルド「…もう終わり?」

玲「!!」

シグルドの問いかけに、玲は何も言えなかった。シグルドはロックシードを外し、ソニックアローに取り付けた。

『ロック、オン!』

そして、ソニックアローを引き、エネルギーをためる。

黒服達「お嬢様!」

黒服達が玲の元に向かう。次の瞬間、シグルドはソニックアローを空に向け、エネルギーを放った。

『チェリーエナジー!』

そして、光の矢の雨が玲達に降り注いだ。

玲「いやぁぁあああああああ!!!!」

黒服達「ぎゃぁぁあああああああ!!!!」

玲達は矢の雨の餌食になり、全員…戦闘不能になった。

シグルド「…。」

シグルドは戦闘不能になった玲達に背を向けると、その場を立ち去っていった。

シグルド(キャプテンが受けた痛みは、この程度じゃない…いずれ皆は、キャプテンに始末されることになるよ…?)




いかがでしたか?今回はここまでです。流星の味方のオルタナの一人『朝比奈乃々』は、『仮面ライダーシグルド』に変身し、無双しました。今後も、流星の味方による無双シーンを書いていくので、それまでしばしお待ちを…。次回もお楽しみに。では、またね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。