姿を消した流星を探すオルタナ達…その一人、『西園寺玲』は、西園寺家全勢力を使ってまで、流星を探す。SP的な黒服の男達が流星を捜索する中、3人目の鎧武者が姿を現す。では、本編へどうぞ
妃十三学園、ラウンジにて……
護「皆、馬場君は見つかったのかね?」
詩音「ダメです。見つかりません…」
真知「何か手掛かりがあれば…!」
流星を発見できず、オルタナ達は焦っていた。
勝「とにかく探すんだ!」
玲「私は引き続き、西園寺家全勢力を使ってキャプテンを探しますわ!」
玲は西園寺家に連絡をとり、専属SP(?)を呼び出した。
乃々「…。」
こはる「あ…乃々ちゃん…」
たまたま乃々と廊下で会ったこはるは、オドオドしながら乃々に話しかける。
乃々「…まだ懲りてないの?」
乃々の声は、とても冷たかった。
こはる「だって……私達には、キャプテンに謝る義務が」
乃々「あのときの私達の話、聞いてなかったの?」
こはる「…えっ?」
乃々「キャプテンは言っていたよ…『俺はてめぇらがどれだけ謝ろうが優しく接しようが、絶対に許さねぇし、ましてや絶対に信頼しねぇ…2度と俺の前に姿を現すな。』…そう伝えたよね?」
こはる「…。」
乃々「それなのに…馬場キャプテンの思いは無視?」
こはる「そ、そこは…乃々ちゃんの『仲良しさんパワー』で」
乃々「もう、仲良しもパワーもないよ!!!!」
こはる「…!?」
乃々「その『仲良しさんパワー』を台無しにしたのは、貴女達でしょ!?そこで、都合の良いように言わないでもらえるかな?」
こはる「…ごめん、なさい…」
こはるは暗い表情を浮かべ、俯いてしまった。
護「広瀬君?」
勝「…あ、乃々…」
そこに、護と勝がやって来た。
護「…朝比奈君…」
乃々「理事長と勝キャプテンにも言いますね…馬場キャプテンの思いを無視して、彼を連れ戻そうとするのは辞めてください。」
護&勝「…!!」ゾクッ
護と勝は、乃々の冷めた声に、思わずゾッとした。乃々は、その場を立ち去っていった。
乃々が去った後…
玲「…?…勝キャプテンさん、理事長さん、こはるさん…?」
こはる「…。」
護「…馬場キャプテンの思いか…」
玲「馬場キャプテンのことならご安心くださいませ!西園寺家全勢力を使って、探しておりますので♪」
勝「…。」
護と勝は、玲の言葉に頷けなかった…。
隠し研究室にて……
乃々が戻ってきて、自分のバッグから『ゲネシスドライバー』と『ソニックアロー』、『チェリーエナジーロックシード』を取り出していた。
美弥花「乃々ちゃん?」
乃々「玲ちゃん、やっぱり西園寺家全勢力を使ってキャプテンを探そうとしてる……私、その人達の足止めをしようと思ってね…」
乃々は、『ソニックアロー』をギリリと握りしめる。
美弥花「…気をつけてね。」
乃々「うん。じゃあ、行ってくるね。」
乃々はゲネシスドライバーを装着し、奴らの足止めに向かった。
乃々は奴らに見つからないように、校舎外に移動した。そして、人気のない路地裏に入り込み、『チェリーエナジーロックシード』を取り出し、ロックを解除する。
『チェリーエナジー』
空がチャックのように開き、何やらサクランボに似た物体がゆっくりと降りてきた。乃々は、ロックシードをドライバーに装着する。
『ロック、オン!』
ブーン、ブーン…
そして、右のレバーを押し込む。
『ソーダ』
乃々「変身。」
乃々はそう呟くと、レバーを離す。すると、ロックシードのエネルギーがコンセントレイトポッドに、まるでジュースのように注がれていく。次の瞬間、乃々の頭上に浮かんでいる物体が、乃々の頭部を包み込む。
『チェリーエナジーアームズ』
そして、乃々は鎧に包まれ、サクランボの鎧武者『仮面ライダーシグルド』に変身した。シグルドは、ソニックアローを手に持って、廃ビルの屋上に上がった。
玲「皆さん、行きますわよ!」
黒服達「はっ!」
玲をはじめとする西園寺家の関係者達は、流星を探すため、行動を開始しようとしていた。そこに、光の矢が飛んで来た。
ドカンッ!ドカンッ!
玲&黒服達「!?」
それは、玲達の前に落ちて爆発した。
玲「誰ですの!?出てきなさい!」
黒服A「お嬢様、あそこに!」
黒服Aの指差す方向を見ると……
玲「!?…別の鎧武者!?」
廃ビルの屋上に、『ソニックアロー』を持った『仮面ライダーシグルド』がいた。
シグルド「…。」ギリリッ
シグルドは、ソニックアローを引くと、光の矢を放つ。
黒服達「うわぁぁあああああああ!!!!」
シグルドの攻撃を受け、混乱状態になる西園寺家。
玲「皆さん!!…よくも!」
玲はオルタナ覚醒をする。
シグルド「私と戦うんだ…自分がどれだけ努力を怠っていたのか、思い知らせてあげる!」
シグルドはジャンプして、廃ビルから降りてきた。
シュタッ
シグルドは地面に降り立ち、ソニックアローを構える。
玲「はぁっ!」
玲はサテライトを飛ばす。しかし…
ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!…カランカランッ…
シグルドはソニックアローの刃で、飛んで来たサテライトを全て弾き落とした。
玲「…ウソ…こんなの、あり得ませんわ…」
玲は表情を青ざめ、その場に立ち尽くした。
シグルド「…もう終わり?」
玲「!!」
シグルドの問いかけに、玲は何も言えなかった。シグルドはロックシードを外し、ソニックアローに取り付けた。
『ロック、オン!』
そして、ソニックアローを引き、エネルギーをためる。
黒服達「お嬢様!」
黒服達が玲の元に向かう。次の瞬間、シグルドはソニックアローを空に向け、エネルギーを放った。
『チェリーエナジー!』
そして、光の矢の雨が玲達に降り注いだ。
玲「いやぁぁあああああああ!!!!」
黒服達「ぎゃぁぁあああああああ!!!!」
玲達は矢の雨の餌食になり、全員…戦闘不能になった。
シグルド「…。」
シグルドは戦闘不能になった玲達に背を向けると、その場を立ち去っていった。
シグルド(キャプテンが受けた痛みは、この程度じゃない…いずれ皆は、キャプテンに始末されることになるよ…?)
いかがでしたか?今回はここまでです。流星の味方のオルタナの一人『朝比奈乃々』は、『仮面ライダーシグルド』に変身し、無双しました。今後も、流星の味方による無双シーンを書いていくので、それまでしばしお待ちを…。次回もお楽しみに。では、またね。