では、本編へどうぞ
隠し研究室にて……
若菜「美弥花…大丈夫かな?」
若菜は、美弥花を心配していた。流星の元に向かっている途中で事故や事件に巻き込まれたらどうしようとか、道に迷ったらどうしようとか…そして、何より…オルタナ達に捕まったらどうしようとか…
ダリア「若菜、心配しすぎだぞ?」
ダリアは言う。
若菜「ダリア先生…でも、美弥花は1人で行ったんですよ?」
リリー「若菜ちゃん、美弥花ちゃんを心配する気持ちはすごく分かるわ。」
そこに、リリーがやって来た。
若菜「リリー先生。」
リリー「でもね、親友なら…美弥花ちゃんを信じましょう。あの子なら、きっと大丈夫だから。」
リリーは若菜に笑顔を向ける。
若菜「リリー先生…ですが…!」
牡丹「雪城。」
牡丹先生とやって来る。
若菜「牡丹先生。」
牡丹「お前に伝えてなかったんだが…悠木の奴、徹夜までするほど、戦闘訓練を誰よりも頑張っていたんだ。」
若菜「そうなんですか?」
牡丹「あぁ、何せ…その悠木を指導していたのは、あたしなんだからさ。」
牡丹はそう言うと、ニッと笑った。
若菜「牡丹先生……」
ふと、若菜は別室へ向かう。
ダリア「若菜?」
若菜「先生方、ちょっと待っててください!」
数十分後…若菜は別室から出てきた。
若菜「先生方…これを。」
若菜が先生方に渡した物…それは……
ダリア「これ…『ゲネシスドライバー』じゃないか…!」
リリー「若菜ちゃん、これは一体…?」
牡丹「あたしらはそれが無くても戦えるぞ?」
先生達は若菜に言う。
若菜「万が一のために、持っててください!戦いが苦しくなって来た時や、あのオルタナ達に追い詰められた時とか、それから」
リリー「…若菜ちゃん、ありがとう。」
リリーは若菜にお礼を言うと、若菜の頭を撫でた。
牡丹「馬場もそうだが、お前もあたしらのことを思ってくれているんだなって、改めて感じたよ。」
牡丹先生は口角を上げた。
ダリア「若菜、このゲネシスドライバー…使わせてもらってもいいか?」
ダリアは若菜に言う。
若菜「…!はい!お願いします!!」
若菜は先生方にゲネシスドライバーを渡す。
ダリアには、ゲネシスドライバーとソニックアロー、『レモンエナジーロックシード』を…
リリーには、ゲネシスドライバーとソニックアロー、『マツボックリエナジーロックシード』を…
牡丹には、ゲネシスドライバーとソニックアロー、『ドラゴンフルーツエナジーロックシード』を…
牡丹「てか、ソニックアローも作っていたのか。」
若菜「えへへ、ソニックアローは事前に作っておきました。」
若菜は言う。
ダリア「さて……若菜、お前も流星の元に向かってやれ。」
若菜「…でも、先生方は!?」
リリー「大丈夫よ、私達は後から向かうから。」
牡丹「あたしらにも、ゲネシスドライバーがあるんだ。戦いが楽になりそうだからな。」
若菜「…。」
若菜は黙り込んでしまう。すると、ダリアが若菜の右手を両手で優しく包んだ。
ダリア「若菜、大丈夫だ。あたし達を信じてくれ…!」
ダリアは優しい笑顔を、若菜に見せた。リリーも牡丹も頷く。
若菜「先生方……分かりました!」
若菜はそう言うと、『オルタナ引退届け』と『退学届け』を書き上げ、理事長室に向かった。
理事長室にて……
護「勝、馬場君はまだ見つからないのか!?」
勝「すみません、父さん…別の鎧武者から襲撃されて…」
護「何!?また別の鎧武者が!?これは…馬場君の怨念なのか…!?」
護は傷を負った勝から、別の鎧武者の出現を知り、焦っていた。そこに…
コンコンッ
護「…どうぞ。」
ガチャッ
若菜「失礼します。」
若菜が入って来て…
若菜「理事長、勝キャプテン、こちらの書類に判子を……」
オルタナ引退届けと退学届けを出した。
護「雪城君、君もか…」
勝「…若菜…」
護と勝は、残念そうな顔をする。
護「だが、君自身が決めたことなら…私達は止めないよ。」
護の言葉に頷く勝。
若菜「はい、私自身で決めたことです。早く、判子を…」
護「…分かったよ。」
護と勝は、書類に判子を押した。こうして、若菜はオルタナを引退して、妃十三学園を退学した。
若菜は隠し研究室に戻り、荷物を纏めて学園を去ろうとする。
ダリア「若菜、気を付けてな。」
若菜「先生方…ありがとうございます。」
若菜は先生方に見送られ、妃十三学園を去っていった。
いかがでしたか?今回はここまでです。先生方にも『ゲネシスドライバー』、『ソニックアロー』、『エナジーロックシード』を持たせました。そして、若菜もオルタナをやめて、流星の元に向かった。
次回もお楽しみに。では、またね