今回から、新たなライダーが登場します。
雪城若菜も、学園を去り…流星の元に向かおうとする。
その頃、傷が癒えた『クローバーラビット』のメンバーは、自慢の聴覚を使って、流星を探し……彼を見つける。そこに……
では、本編へどうぞ
学園を去った若菜は、まず美弥花を探すために、小百合と連絡を取っていた。
若菜『小百合、美弥花はそっちに来てる?』
……
小百合『ううん、来てないよ。』
若菜「…嘘…!」
若菜は危険なことを想定する。
若菜(オルタナ達に見つかったら、恐らく……連れ戻される…その前に、早く見つけないと!)
若菜は走り出した……と、思いきや……その場で耳を澄ませた……
その頃、美弥花は……
美弥花「う~ん…キャプテンはどこにいるんだろう?」
闇雲に流星を探していたため、迷子になっていた。
美弥花「フリージアドッグ…犬のオルタナだったから、嗅覚には自身があると思ったんだけど…ダメかぁ~…」
美弥花はとある廃線の駅舎に入り、休憩をすることにした。
若菜(…美弥花は…廃止された田中駅にいる!)
若菜は田中駅に向かった。
その頃、流星達は……
車で、廃止された駅舎を探していた。
乃々「キャプテ…りゅ、流星さん?」
流星「…ん?」
乃々「何故、廃止された駅舎を探しているんですか?」
流星「それは、雨から身を守れるのと、ある程度は暖を取れるからだよ。」
小百合「でも、駅舎で野宿を続けていると…」
流星「いずれはバレるよな…美弥花と若菜がこっちに来たら、キャンピングカーを買うよ。」
流星は言う。そして…無料の駐車場に車を停め、
流星「ここからは、俺が行ってくる。2人は車の中で待っててくれ。」
乃々「ですが…流星さん」
小百合「恐らく…私達が流星と一緒にいることを、アイツらにバレないように…あえて1人で行くことを選んだんだよ。そうでしょ?流星。」
流星「あぁ、小百合の言うとおりだ。」
乃々「…。」
流星「乃々、大丈夫だよ。俺には、コレがある。」
流星は『戦極ドライバー』と『ブラックオレンジロックシード』を見せる。
乃々「…分かりました、流星さん。…お気をつけて…」
流星「おう。それじゃあ、行ってくる。」
流星は車を降り、駅舎を探しに向かった。
運良く、少し歩いた所に廃止された駅舎を見つけた。それは、『田中駅』である。
流星「ここ、良いな。」
流星は、この廃止された駅舎で野宿することにしたが、そこに……
日奈「あ!キャプテン!!」
流星「!?」
オルタナチーム『クローバーラビット』の5人が現れた。
未幸「キャプテンキャプテン、どうして逃げるんですか?」
流星「わかんねぇのか…俺はてめぇらと一緒にいたくねぇからだよ!」
流星は恐怖をごまかすため、感情的に言う。
恋「だからって、逃げることないじゃん…!」
流星「うるせぇ!どうしようが、俺の勝手だろ!」
ナタリー「何故そんな事を言うんだ…」
流星「何故って?それはな、俺はもう…キャプテンを辞めたからなんだよ!」
千穂「そんな…私はこんなにキャプテンに尽くそうとしているのに…貴方という人は…」
流星「都合が悪くなりゃ手のひら返しかよ…ふざけんなよ…!」
流星はそう言うが、次第に顔が青ざめていく。
千穂「それなら…無理矢理でも、アナタヲツレモドシマス!」
千穂はそう言うと、ショーテルを構える。
千穂「安心してください…殺しはしませんから…♪」
流星(くそっ!こうなったら…)
流星side OFF…
若菜side…
若菜は、自慢の地獄耳で美弥花の声を聞き、田中駅に向かっていた。そして、近くにたどり着くと…
若菜(あれは…キャプテンと…オルタナ達!)
流星がクローバーラビットのメンバーに襲われかけているのが見えた。流星の表情は青ざめている。
若菜(いけない!助けないと!)
若菜は走り出すと、ゲネシスドライバーを装着し、エナジーロックシードのロックを解除する。
《レモンエナジー》
空がチャックのように開き、レモンを型どった物体が降りてくる。若菜はロックシードをドライバーに装着する。
《ロック、オン!》ブーン、ブーン…
そして、ドライバーの右レバーを押し込む。
《ソーダ》
若菜「変身!」
若菜はそう言うと、レバーを離した。ドライバーのポッドにロックシードのエネルギーがジュースのように注がれ、レモンのような物体が若菜の頭部を包んだ。
《レモンエナジーアームズ…ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファファイト!》
鎧に包まれた若菜は、レモンの鎧武者『仮面ライダーデューク』に変身した。デュークはソニックアローを持ち、流星を救うため、彼の元に向かって走った。
若菜side OFF…
流星side…
流星は戦極ドライバーを装着し、ロックシードのロックを解除する。
《オレンジ》
そして、ドライバーにロックシードを装着し、
《ロック、オン》
カッティングブレードを振り下ろす。
《ソイヤッ!》
流星「変身!!」
《オレンジアームズ、花道・オンステージ!》
流星は『仮面ライダー鎧武・闇』に変身した。
未幸「!?あの黒い鎧武者…キャプテンだったなんて…!」
日奈「そ、そそそそんな…!!」
千穂「キャプテン…こんなにも穢れてしまったなんて…」
ナタリー「さっさと連れ戻されたまえー。」
オルタナ達は、武器を構える。その時……
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…バチバチバチバチバチ!
オルタナ達「!?」
黄色く輝く、光の矢が飛んで来て、オルタナ達に降り注いだ。
???「穢れているのは…貴女達でしょう?」
鎧武闇「?」
鎧武闇が後ろを振り向くと、そこには……ソニックアローを構えた、鎧武者が立っていた。
鎧武闇「お前は…仮面ライダーデューク!?」
デューク「キャプテン、助太刀します。」
鎧武闇(その声は…若菜なのか?)
デュークは鎧武闇の隣に立つ。
日奈「また鎧武者!?」
ナタリー「どんだけいるんだか…」
恋「でも、数ならこっちの方が上だよ!」
未幸「その通りです。」
千穂「フフッ、鎧武者が1人増えた所であったとしても…私達が有利ですよ?」
オルタナ達は、余裕の表情を見せる…が、数で攻めれば相手に勝てる……流星にとって、そんな考えは甘過ぎた。
鎧武闇「数ならこっちの方が上?…笑わせんなよ。」
デューク「貴女達のその甘い考え…すぐに切り捨ててあげます。」
鎧武闇とデュークはそう言うと、オルタナ達目掛けて走り出した。鎧武闇はカッティングブレードを下ろし、デュークは右レバーを押し込む。
《ソイヤッ!オレンジスカッシュ!》
《レモンエナジースカッシュ!》
鎧武闇「セイヤァァアアアアアアア!!」
デューク「はぁぁああああああああ!!」
鎧武闇とデュークは必殺技を放ち、オルタナチーム『クローバーラビット』を倒した。
鎧武闇「ちっ、クソ野郎共…ホント理解力がねぇ奴らだな…!」
鎧武闇は変身を解除し、流星の姿に戻った。デュークも変身を解除し…
若菜「キャプテン。」
若菜の姿に戻った。
流星「やっぱり、若菜だったのか。」
若菜「はい!私も、キャプテンの逃亡をお手伝いします!」
流星「……。」
若菜「…あ、ひょっとして…迷惑でしたか?」
流星「えっ?あ、いや…そうじゃないんだ…ちょっと考え事しててな…」
若菜「…」
その時…
???「あれ?キャプテン、若菜ちゃん!?」
流星&若菜「「…へっ?」」
聞き覚えのある声が聞こえたため、流星と若菜は声が聞こえた方に振り向く。
美弥花「やっぱりそうだ!おーい!!」
田中駅から出てきた美弥花が、こちらに走って来た。
若菜「美弥花!ここにいたんだ!」
美弥花「うん、闇雲にキャプテンを探していたんだけど、疲れてあそこで休憩してたんだ。そしたら、寝ちゃって……えへへ…」
若菜「えぇっ!?美弥花、風邪引いてない!?」
若菜は美弥花を心配する。
美弥花「大丈夫!ピンピンしてるよ!!」
美弥花はガッツポーズを見せる。美弥花が元気であることを確信した若菜は、ホッとした。
流星「…。」
美弥花「あ、キャプテン!私も、キャプテンについていく!…ダメかな?」
流星「…美弥花…大歓迎だ。」
流星は口角を上げた。
美弥花「ホント!?やったー!!」
流星「美弥花、若菜、これからよろしくな!」
美弥花「うん!よろしくね♪」
若菜「はい!よろしくお願いします♪」
美弥花と若菜が流星の仲間に加わったことで……流星の味方の『元オルタナ』の4人全員が、流星の仲間となった。
いかがでしたか?今回はここまでです。『仮面ライダーマリカ』の美弥花、『仮面ライダーデューク』の若菜が仲間に加わった。「何かチーム名でも考えた方がいいのかな?」…っと、思っている、そんな私であります(笑)。
次回もお楽しみに。では、またね