仮面ライダー鎧武・闇の正体が、『馬場 流星』であることを知ったオルタナチーム『クローバーラビット』は、他のオルタナチームに、それを伝える。
妃十三学園にある、女子寮の食堂にて……
オルタナ達は、女子寮の食堂を、会議室代わりに使っている。ここには、チームリーダー以外の『フリージアドッグ』、『アイリスキャット』、『クローバーラビット』のメンバーが集まっている。
日奈「み、皆さん…突然集まってもらって、申し訳ありません…」
直美「気にすんな!」
こはる「大丈夫ですよ~♪」
恋「今回は、皆にお知らせがあってね…」
ここで、千穂が言う。
千穂「あの黒い鎧武者の正体が、分かりました。」
千穂の言葉に、周りはざわつく。
千穂「静粛に!」
千穂がそう言うと、周りはすぐに黙った。その後すぐに、未幸が口を開く。
未幸「あの黒い鎧武者の正体は……」
オルタナ達「…。」
未幸は、重い口を開いた。
未幸「……馬場キャプテンです……」
未幸がそう言った瞬間……
桜子「そ、そんな!?」
シルビア「…う、嘘……」
真知「…ば、バカな!?」
愛梨「あり得ないでしょ…!」
ザワザワ、ザワザワ
食堂内は、大騒ぎとなった。その様子を、こっそり見ている者達がいた。ダリア、リリー、牡丹である。
ダリア「おい、流星の居場所がバレたのか…!?」
リリー「ううん、まだ流君の居場所はバレてないみたい。」
牡丹「ただ、馬場が黒い鎧武者に変身していたことが、バレたみたいだな…」
3人の先生達は、小声で話す。
ここで、オルタナ達の騒ぎを静めたのは…玲だった。
玲「黒い鎧武者がキャプテンであることが分かった今、我々西園寺家にお任せください!」
先生達(…まさか…!)
先生達は、最悪な事態を思い付く。それは…西園寺家の存在もあるが、彼らは莫大な資金があるのだ。
玲「3日後に、羽山空港から特殊捜索部隊を派遣致しますわ!これで、馬場キャプテンをすぐに連れ戻せるでしょう!」
オルタナ達「やったね!」「これでまた、キャプテンと一緒にいられるじゃん!」「わーい!」
喜びに満ちるオルタナ達……その目には、光がなかった……3人の先生達は、急いで隠し研究室に向かい、辞職願を書き上げ、理事長室に向かった。
理事長室にて…
ダリア「理事長、こちらに判子をお願いします…」
リリー「私にも、お願いします…」
牡丹「私にも…」
3人の先生達は、理事長の『妃十三 護』に、辞職願を提出する。これを見た護は、驚いたが…1度冷静になり、理由を訊ねる。
ダリア「私には、教師としての資格がなかったんです…大切な生徒1人を、守れなかったので…」
リリー「私は、いろんな生徒達の相談に乗ってきましたが…結局、解決策を出せなかったので…」
牡丹「私は、生徒達に厳しくしすぎたあまり…竹刀で生徒を何度も叩き、体罰といえる行為をやっていました…」
先生達は言う。護は……
護「…分かりました、皆さん自身が決められたことなら…私に止める権利はありませんから…」
辞職願に、判子を押した。こうして、ダリア、リリー、牡丹…3人の先生達は、教師を辞めた。
隠し研究室にて……
ダリア達は、妃十三学園を出るため…荷物を纏めていた。
牡丹「なぁ、ゲネシスドライバー、ソニックアロー、エナジーロックシードのレシピやデータを、失くした方が良いと思うんだが…」
ダリア「確かに…アイツらに使われたら…マズイからな…」
リリー「私が処分しておきます。」
リリーは、『ゲネシスドライバー、ソニックアロー、エナジーロックシード』のレシピやデータ全てを、シュレッダーにかけ、証拠を隠滅した。その後、ダリア達は学園を去っていった。
ダリア達は、リリーが運転する車で羽山空港近くのホテルに移動した。
リリー「西園寺家の足止めは、私がやります。お2人はホテルで待機していてください。」
牡丹「リリー、1人で抱え込もうとするなよ。」
ダリア「あたし達にできることがあれば、何でも言ってくれ。今までずっと支え合って来ただろ?」
リリー「牡丹先生…ダリア先生…」
リリーは、牡丹とダリアに言う。
リリー「羽山空港に向かって、西園寺家の足止めを手伝っていただけませんか?あの空港には、知り合いが多いので、分かっていただけるかと。」
牡丹「OK!」
ダリア「分かった!」
一同は、ホテルにチェックインをした後、一部の荷物を預け、羽山空港に向かった。
いかがでしたか?今回はここまでです。
遂には先生達も、妃十三学園を去って行きました。先生達も、流星の味方ですが…流星達とは別々に行動することを考えております。
次回は、先生達が『仮面ライダー』に!?…お楽しみに。では、またね