CSM戦極ドライバーの発売が決定しましたね。それと同時に、新しい鎧武外伝も始まったし、すんげぇよ、鎧武祭り。
さて、こっちでも流星が鎧武・闇完全態になったので暴れ出貰おうと思います。
では、本編へどうぞ
鎧武・闇 side……
鎧武・闇「……。」
コツ…コツ…コツ…コツ……
荒廃した学園内を、鎧武・闇は周囲を警戒しながら歩く。その時……
タッタッタッタッタッーー
どこからか、こちらへ走ってくる足音が聞こえてくる。
鎧武・闇「っ!?」
鎧武・闇は足を止め、警戒心を強める。足音は段々こちらへ近付いてくる。その足音は、前方から聞こえてきていた。やがて、妃十三学園の制服を着た女生徒が、こちらへと走ってくる。その生徒は、オルタナではないようだ。
生徒「た、助けてください!!」
生徒は鎧武・闇に助けを求める。
鎧武・闇「どうした!?何があったんだ!?」
候補生「あの!あの!私、オルタナ候補生なんですけど!!他の候補生達が次々と、奇妙な実をオルタナ達に無理矢理食べさせられて!ば、化け物に変えられて!!」
鎧武・闇「そいつらはどこにいるんだ!?」
候補生「地下一階の拷問部屋にいます!!オルタナ達も、そこに!!」
鎧武・闇「分かった!」
鎧武・闇は通信機を取り出し、
鎧武・闇「こちら馬場、誰か一階の木工室前に来てくれ。オルタナ候補生を一人、保護した。」
救援を呼んだ。数分後、
「流星!!」
「流星さーん!!」
駆け付けた斬月・真とデュークが到着した。更に、バロンもいる。
鎧武・闇「この子を軍事施設まで連れて、保護してくれ。」
デューク「分かりました!」
斬月・真「さぁ、もう大丈夫だよ。」
候補生「えっ…その声……会長?」
候補生は斬月・真に尋ねる。
斬月・真「話は後で聞く、まずは貴女を保護しないとだから、歩ける?」
候補生「は、はいっ!」
斬月・真「ダリア先生と若菜は流星と一緒に行って。」
デューク&バロン「「了解!」」
斬月・真がオルタナ候補生を連れて、デュークとバロンは鎧武・闇と共に地下一階へ行くことになった。
地下一階に着くと……
鎧武・闇「……何だ、あれは…?」
奥の方に、ヘルヘイムの森の入り口があった。それは、まるでチャックのように開いていた。
バロン「あれが、ヘルヘイムの森に違いなさそうだな……」
デューク「あ、流星さん、先生…あれを…!」
ヘルヘイムの森から、オルタナ達が戻って来る。彼女達が持つカゴには、大量の奇妙な実がある。
鎧武・闇「…っ!?」
ふと、鎧武・闇が見た方向には、身体拘束され、身動きが取れなくなっている女生徒達がいた。恐らく、オルタナ候補生だろう……
鎧武・闇「二人とも、行くぞ…!これ以上、あの生徒達がインベスにされないためにも…!」
デューク「はい…!」
バロン「分かった…!」
3人のアーマードライダーは、突入し……
鎧武・闇「そこまでだ!!」
オルタナ達の前に、姿を現した。
シルビア「キャプテン…!!」
詩音「どうしてここが…!?」
突如現れた鎧武・闇とデューク、バロンに混乱し始めるオルタナ達。
愛梨「キャプテン……よくも、つむぎとこはるを…!!よくもよくもよくもぉぉおおおおおおおおおおおお!!」
愛梨はそう言うと、ヘルヘイムの実を一つ取って、かぶりついた。
直美「あかん!!愛梨、今すぐ吐き出すんや!!」
千穂「愛梨さん、何をして…!!」
直美と千穂が止めに入った時は、遅かった。
愛梨「ヴヴゥゥァァアアアアアアアアア!!」
愛梨はヘルヘイムの植物に包まれ、上半身が緑、下半身がグレーっぽい色のインベスへと姿を変えた。顔が虎のようなのが特徴の、『ビャッコインベス』である。
結衣「これが…ヘルヘイムの実の、力……」
玲「こんな力が手に入るなら……わたくしも!!」
玲までヘルヘイムの実を食べ、インベスへと変貌してしまう。玲が変貌したのは、頭部に伸びた長い2本角が特徴の『シカインベス』だ。
ナタリー「むむ、楽して強くなれるのか……それなら私も、食べるしかない!」
ナタリーもヘルヘイムの実を食べ、インベスになってしまう。黒い身体に、大きな翼のような腕が特徴の『コウモリインベス』だ。
鎧武・闇「ちっ、インベスになりやがった…!!」
デューク「お二人共、気を付けてください!」
バロン「フンッ、インベスが何だ!!あたしらは、オルタナ討伐軍のアーマードライダー(?)…だ!!オルタナだろうがインベスだろうが、恐れることはない!!」
鎧武・闇は無双セイバーを、デュークとバロンはソニックアローを構える。
鎧武・闇「くらぇぇええええええ!!」ズドドドドドドドーーーー!!
鎧武・闇は無双セイバーの銃口から無数の銃弾を乱射した。銃弾は大量のヘルヘイムの実をダメにし、インベス達をも怯ませた。更に、
シルビア「ひゃっ!?」
美幸「はうっ!? 」
桜子「あうっ!!?」
3人のオルタナを捉えた。
詩音「シルビアさん!美幸さん!桜子さん!!」
千穂「そんな、美幸…!!」
鎧武・闇「フンッ。」ズダダダダーー!!
鎧武・闇は駆け寄ろうとする詩音と千穂にも、銃弾を放った。
詩音「きゃっ!?何をするんですか!?」
千穂「キャプテン…貴方、いつから人間性を無くしたんですか…?」
銃弾の餌食にならなかった詩音と千穂は、鎧武・闇に言う。
鎧武・闇「黙れ!オルタナ候補生達に無理矢理ヘルヘイムの実を食わせ、インベスにしていた奴らに言われる筋合いはない!!」
鎧武・闇は無双セイバーをギリリッと握りしめ、インベス達に向かって走り出す。デュークとバロンも鎧武・闇に続いて走り出す。
鎧武・闇「ちぃっ!!」
3体のインベスは鎧武・闇に襲いかかって来た。
鎧武「おらっ!そらよっ!どらぁっ!!」
インベス「「「っ!?」」」
怒り任せに無双セイバーで斬りかかる鎧武・闇に、インベス達は怯む。
デューク「シュバッ!えいっ!」
怯んだコウモリインベスに、デュークが攻撃を仕掛け…
バロン「はっ!」ピュッ!
シカインベス目掛けて、バロンはソニックアローから矢を放った。
シカ「っ!!」ガッ!
シカインベスは、頭の角で攻撃を防いだ。
バロン「この弓は、矢を放つためだけにあるのではない!!」
バロンは近接攻撃でシカインベスと戦い始める。
デューク「はっ!くっ!!」
デュークも近接戦でコウモリインベスと戦うが、コウモリインベスは腕に隠していた剣で、反撃してくる。
鎧武・闇「うらぁっ!こんにゃろっ!!」
ビャッコ「っ!?ウガァァアアアアアアア!!」
ビャッコインベスは、両腕の爪を乱暴に振るう。
鎧武・闇「っ!?…っ!!」
ビャッコインベスの攻撃を受ける鎧武・闇だが、
バロン「あたしの教え子に何をする!!」
バロンの放ったソニックアローにより、ビャッコインベスは怯んだ。すかさず、鎧武・闇はブレードを一回降ろす。
《ソイヤッ!オレンジスカーッシュ!……ジンバーレモンスカッシュ!》
鎧武・闇「おらぁっ!!」ズパァッ!
そして、無双セイバーでイアイギリを繰り出し、ビャッコインベスを斬った。
ビャッコ「ぎゃあああああぁぁぁぁ……」
ビャッコインベスは断末魔を上げ、爆散した。
コウモリ「がぁぁあああああ!!」
デューク「ひゃっ!?」
コウモリインベスの剣で攻撃され、吹っ飛ばされるデューク。
デューク「っ!」
ソニックアローで反撃を試みるが……
デューク「いつっ!?」ズキッ
右腕に激痛が走り、ソニックアローを落としてしまった。そこに、コウモリインベスがデュークに馬乗りになり、一方的に攻撃を仕掛ける。
バロン「若菜!」
バロンはデュークを助けに行こうとするも、
シカ「ぐぁぁあああああ!!」
バロン「くそっ!邪魔をするな!!」
シカインベスに妨害され、中々助けに行けない。
鎧武・闇「このやろぉぉおおおおお!!」
《ソイヤッ!オレンジオーレ!……ジンバーレモンオーレ!》
鎧武・闇「おらぁっ!!」ズパァッ!
コウモリ「グギッ!?」
鎧武・闇はデュークに馬乗りするコウモリインベスを斬り、
鎧武・闇「おらよっ!」ドカッ!
その後、蹴りを入れてデュークから離れさせる。
鎧武・闇「はあああああぁぁぁぁ……はあっ!!」
最後に、無双セイバーの銃口から矢のような形の光の弾丸を放った。
コウモリ「グギァァァアアアアアアアア!!」
弾丸はコウモリインベスに命中し、消滅させた。
鎧武・闇「若菜、大丈夫か!?」
デューク「ありがとうございます、私は大丈夫です。」
鎧武・闇「後は…」
鎧武・闇は無双セイバーを握りしめ、バロンとシカインベスの方に振り向く。
シカ「ギャァァアアアアアア!!」
シカインベスは発狂しながら、バネのように発達した腕でパンチを、足でキック攻撃を繰り出してくる。
バロン「ぐっ!?がぁっ!……くそ、何て力だ…!」
膝をついたバロンに、シカインベスは踵を落とそうと足を振り上げる。
鎧武・闇「させるかっ!」ズダダダダーー!!
しかし、鎧武・闇に銃弾を乱射され、バランスを崩して転倒した。そこに、鎧武・闇が無双セイバーで頭の角を1本折った。そして、折った角を掴むと、
ドスッ!!
シカ「ギャオッ!?」
シカインベスの腹部に思い切り突き刺した。
鎧武・闇「俺の受けた痛みはこんなもんじゃねぇぞ!!」
《ソイヤッ!オレンジスパーキング!……ジンバーレモンスパーキング!》
その後、シカインベスに『無頼キック』を繰り出した。
ドッゴォォオオオッ!!
シカ「ギョェェエアアアアアアアア!!」
鎧武・闇のキックを受けたシカインベスは、仰向けに倒れ、爆散した。
鎧武・闇「ダリア先生!!」
バロン「ありがとう流星、あたしは平気だ。」
鎧武・闇「良かったです。あ、オルタナ達は…!!」
デューク「逃げていった見たいです、あの森に…」
鎧武・闇「…逃がしたか、まあ良い。それより、あそこに捕まってる人達を助けよう。」
3体のインベスを倒した鎧武・闇は、デュークとバロンと共に、オルタナ達によって囚われたオルタナ候補生達を全員解放した。
鎧武・闇「こちら馬場、アイリス・キャットの『水島 愛梨』と『西園寺 玲』を討伐。更に、クローバー・ラビットの『中田 ナタリー』を討伐。オルタナ達はヘルヘイムの森へと逃げた模様。尚、地下室にて囚われの身となったオルタナ候補生達を発見、直ちに学園前に来てください。オルタナ候補生達は、我々が誘導します。」
黒影『了解。すぐに隊員達を送る。後、ヘルヘイムの森への入り口は、具体的にどんな感じ?』
鎧武・闇「えっと、ダリア先生が調査してくれてます。調査結果を送るよう、お伝えします。」
黒影『分かった。オルタナ候補生達を全員助けたら、撤収するように。』
鎧武・闇「分かりました。」
鎧武・闇は通信機を通じ、黒影に戦闘報告をした。
デューク「流星さん!オルタナ候補生の皆さんは全員、解放しました。乃々と美弥花と小百合を呼びましたので、もう少しここで待機しようと思います。」
鎧武・闇「了解、まぁ…ダリア先生、まだ調査中だからな。」
鎧武・闇はデュークに言う。バロンはヘルヘイムの森の入り口を、細かく調査していた。
候補生1「あの、ありがとうございます!!」
候補生2「ううぅぅ……怖かったよぉぉ…!!」
候補生達は鎧武・闇達に助けられ、安心していた。中には、よほど怖かったのか、泣き出す者も現れた。
鎧武・闇「……。」
鎧武・闇は候補生達に歩み寄り、
鎧武・闇「…済まない……君達をもっと早く助けられなくて……そのせいで、君達の仲間が……」
彼女達に謝罪する。
候補生1「ご自分を責めないでください、馬場キャプテン。」
鎧武・闇「…っ!?」
候補生の一人に言われ、驚く鎧武・闇。
候補生1「貴殿方が来てくださらなければ、私たちもオルタナ達によって、怪物にされるところでした。他の候補生達は、怪物にされてしまいましたが……その時は、彼女達を倒してあげてください。あの姿では、恐らく……この世界では生きていくことはできませんから。」
鎧武・闇「……。」
候補生1「彼女達も、それを望んでいると思います。それに、1度怪物になってしまえば、もう元には戻れません……人助けだと思って、彼女達を苦しみから解放してください。」
鎧武・闇「……分かったよ。」
鎧武・闇は候補生1に頷いた。その後、シグルド、マリカ、斬月・真が到着し、オルタナ候補生達を出口へと誘導した。鎧武・闇、デューク、バロンは調査を終え、その場を後にした。
類「へぇ、これがヘルヘイムへと続く門か……」
ダリア「あぁ、何だか…チャックみたいだな……」
リリー「ホントねぇ…」
牡丹「オルタナ共は、ここに逃げたらしいが……ここに、あの化け物達がいんのか?」
ダリア「恐らくな…」
拠点へと戻った流星達は、調査結果を元に、報告会を行っていた。類曰く……護と勝は、警察に身柄を拘束されたという……生き残った候補生達は、無事に保護者の元へ届けられた。その前に、彼女達の証言により…オルタナ達はヘルヘイムの森に逃げ込んだということが分かった。
報告会を終えた流星達は、シェアルームで休んでいた。
流星「……。」
流星はベランダにて、夜空を眺めていた。
流星(インベスはオルタナ候補生達……彼女達には何の罪も無いのに……)
彼は、候補生1の言葉が忘れられず……オルタナ達に対して、尋常な怒りを震わせていた。
流星(覚悟しろ…俺が……いや、俺達が、ぜってぇ始末してやる…!)
いかがでしたか?今回はここまでです。
CSM戦極ドライバーだけでなく、凰蓮が作った“あれ”もCSMになったことに、思わず笑いましたw
次回も、お楽しみに。