こっちも、そろそろ書きましょうかね。
流星 side……
流星は、ヘルヘイムの森に逃げ込んだ猛を追って、ヘルヘイムの森にやって来た。
猛「ちっ、しつこいハエめ…!!」
猛は戦極ドライバーを装着し、アーマードライダーフィフティーンに変身した。
流星「逃がしてたまるか!!」
《ジンバーレモン、ハハァッ!》
流星もアーマードライダー鎧武・闇に変身し、無双セイバーの銃口から無数の弾丸を乱射する。
フィフティーン「ぐおっ!?」
そのまま弾丸を乱射し続け、フィフティーンに近づき……
鎧武・闇「らぁっ!でぇやっ!どぉらぁっ!!」ザシュッ!ザシュッ!ザシュゥッ!
無双セイバーの刃で乱暴にフィフティーンを斬り続ける。
フィフティーン「ぐっ!?ヴッ!?ぐあっ!!」
鎧武・闇「おおぉぉらぁぁああああああっ!!」ズバァッ!
フィフティーン「ぐわあああぁぁっ!!」
最後のアッパーカットのような鎧武・闇の斬り技に、フィフティーンは吹っ飛ばされ、地面を転がる。
フィフティーン「ッ!!!!」
フィフティーンは戦極ドライバーのブレードを1回下ろす。
《フィフティーンスカッシュ》
フィフティーン「んぬぅぅううおおおおおおっ!!」
音声が響いた後、黄泉丸から紫色の衝撃波を飛ばす。
ガッ……
鎧武・闇「ぐっ、ううぅぅ…!!」
無双セイバーで衝撃波を受け止める鎧武・闇。
フィフティーン「ハハハハ!そのまま斬られて死ぬが良い!!」
フィフティーンは余裕そうに言うが……
鎧武・闇「ううぅぅっ、ううぅぅおおっ!!」
キィンッ!!
何と、鎧武・闇は無双セイバー1本で衝撃波を弾き飛ばしたのだ。
フィフティーン「何っ!?」
鎧武・闇「俺が手本を見せてやるよ!!」
《ソイヤッ!オレンジスカッシュ!…ジンバーレモンスカッシュ》
鎧武・闇も戦極ドライバーのブレードを下ろし、無双セイバーから真っ黒な衝撃波を複数放った。フィフティーンは最初は避けたりしたが、鎧武・闇は何度も放って来るため、受け止めることに専念した。
フィフティーン「はぁっ!!」ガキンッ!
鎧武・闇「…かかったな。」
フィフティーン「何っ!?」
ガッ!
フィフティーン「ぐわあっ!!」
鎧武・闇はフィフティーンが弾いた衝撃波のすぐ後ろに、もう一つの衝撃波を飛ばしていたのだ。その衝撃波がフィフティーンに命中し、フィフティーンは僅かによろける。それを見逃さなかった鎧武・闇はフィフティーン目掛けて走り、
鎧武・闇「オラオラオラオラオラオラオラオラァァァァアアアアアアアアアア!!!!」ズバァッ!ズバァッ!ドゴッ!ザシュッ!バキッ!ズガッ!ズパッ!ドカァッ!
無双セイバーを使った斬撃や肉弾戦といった打撃を、フィフティーンに撃ち込む。
フィフティーン「ぐおおああぁぁぁぁっ!!」
鎧武・闇のハイキックを受け、地面を転がるフィフティーン。
フィフティーン「ぐっ、うっ……おおぉぉ……」バチバチバチバチ……
フィフティーンの身体中に、稲妻が走る。彼もそろそろ限界のようだ。中々立ち上がれずにいる。鎧武・闇はすかさずドライバーのブレードを2回下ろす。
《ソイヤッ!オレンジオーレ!…ジンバーレモンオーレ》
その後、フィフティーン目掛けて走り……
鎧武・闇「でぇやぁぁあああああああああ!!」
黄色のオーラがかかった黒色のエネルギーを纏った無双セイバーで、フィフティーンを凪ぎ払った。
ズパァッ!!
フィフティーン「がああああぁぁぁぁっ!!」
フィフティーンは壁に大きくめり込む。鎧武・闇は戦極ドライバーのブレードを3回下ろした。
《ソイヤッ!オレンジスパーキング!…ジンバーレモンスパーキング》
音声が響いた直後、鎧武・闇はジャンプし……
鎧武・闇「父さんと母さんの仇だぁぁああああああああああああああああああああ!!!!」
オレンジとレモンの輪切り型エネルギーを交互に通り抜けてフィフティーン目掛けてライダーキックを放った。
フィフティーン「ッ!?」
ドッゴォォオオオオオオオオオオンッ!!
フィフティーン「ぎゃぁぁああああああああああああああああああああ!!!!」
鎧武・闇のライダーキックは、フィフティーンに命中した。フィフティーンの戦極ドライバーは破壊され、変身が解けて、猛の姿に戻った。
猛「ぐっ…く、くそぉ……!!」
鎧武・闇「……。」
ザッ…ザッ…ザッ…ザッ……
鎧武・闇はうつ伏せに倒れた猛にゆっくりと近付く。
猛「き、貴様…この、私に……こんなこtぐわっ!!」
鎧武・闇は猛を蹴り、仰向けにさせる。
鎧武・闇「お前、まだそんなこと言ってんのか?いい加減現実見ろよ。」
猛「な、なん……だと……!?」
鎧武・闇「お前に俺の大切な肉親を奪われた時の俺は…どんなにお前を憎んだか……お前に殺された時に父さんと母さんが感じた痛みや無念さ……大切な存在を奪われた奴の気持ちを、お前は考えたことあんのかよっ!!」
喉が潰れるような大声で猛に怒鳴る鎧武・闇。
猛「う、うる…さい……そんな、こと…知った、ことkうぐっ!?」
身勝手な発言をする猛の腹を、鎧武・闇は思い切り踏みつける。
鎧武・闇「…想像以上だ……ここまでクズ野郎だったとは、救いようがねぇなぁ!?」ググググッ……
猛「ぐっ、あぁぁあああああああ…!!」
鎧武・闇はゆっくりと無双セイバーの切っ先を、猛へと向ける。それを見た猛は……
猛「ひっ!?や、やめろぉ…た、頼む……許してくれ、謝るから、許してくれぇぇええええええ!!」
顔面を涙と鼻水、涎でグシャグシャにしながら許しを求め始めた。
鎧武・闇「今更
ふざけんじゃねぇぇええええええええええええ!!!!」
ドスッ!!
猛「ッ!?」
ズチャッ!グシュッ!ブチュッ!ザシュッ!!
鎧武・闇「死ね!死ね!シネ!シネ!シネェッ!!
シンデシマエェェエエエエエエエエエエエ!!」
怒りで理性を失った鎧武・闇は、無双セイバーを乱暴に振るい、猛の全身をただ……ひたすら突き刺し、切り刻んだ……
鎧武・闇「……。」ゼェッ……ゼェッ……
数時間後、鎧武・闇は理性を取り戻し、変身を解いた。彼の足元には、何のモノなのか分からない肉片が転がっていた。
流星「……。」
流星はクラックがある方を向く。だが……
流星「……?」
そこには、何もなく……どこへ続いているか分からない道が続いていた。歩く気力も失せていた流星は、ただただ……その場で立ち尽くしていた。
流星「……は、はははは……」
流星(マジかよ…俺は、ヘルヘイムの森から帰れなくなっちまった、のか……)
流星「くふっ…ふふふふ……ふっはははははははははは!!!!」
元の世界に変えれないと思った流星は、狂ったように嗤っていた。その時……
???「おにーちゃん、どーしたの?」
???「流星、こんなところで何をしているでありますか?」
夜鬼の『ベルル・フォンテーヌ』と『メーヤ・フォンテーヌ』が現れた。彼女達も流星の味方であり、流星がキャプテンだった時は、影で彼をサポートしてくれていた。かつては、夜獣との繋がりがあったため、オルタナ達には敵視されていたが、流星と元オルタナ達は大切な仲間として接していたため、彼らのことを信頼し、影で手助けをしていたのだ。
流星「…あぁ……ベルル、メーヤ……なにやってんだよ、お前らこそ……」
ベルル「あたちはね、りゅうちぇーおにーちゃんをたしゅけにきたの!!」
メーヤ「わたくしもであります。」
ベルル「みゅ?なあに、こえ…?」
ベルルが流星の足元にある肉片を見る。
流星「……。」
流星は何も答えない。メーヤは流星に歩みより、
メーヤ「あのクズを…妃十三 猛を、討ったでありますね?」コソッ…
と、耳打ちした。
流星「……あぁ。」コソッ…
ベルル「おねーちゃんとりゅうちぇーおにーちゃん、なにをおはなししてゆの?」
ベルルの質問に、
メーヤ「流星は、悪者をやっつけたでありますよ。」
と、メーヤは答えた。
ベルル「しょーなんだ!じゃあ、りゅうちぇーおにーちゃんはヒーヨーだね!!」
流星「…ベルル。」
ベルル「りゅうちぇーおにーちゃん、みんなのとこよにかえよ?」
ベルルは流星に言う。
流星「…けど、どうやって帰るんだ……?」
メーヤ「わたくしとベルルで力を合わせて、ヘルヘイムの森と現実世界を繋げるクラックを生み出すであります。ベルル。」
ベルル「はーい♪」
メーヤとベルルは何やら呪文を唱え始めた。すると……
流星「……おぉ…!!」
クラックが現れ、現実世界へと繋がった。
メーヤ「流星。」
ベルル「りゅうちぇーおにーちゃん♪」
メーヤとベルルは、流星に手を差し伸べる。
流星「…ベルル……メーヤ……ありがとなぁ……!」ポロポロ……
大粒の涙を流し、流星は2人の手を取り、現実世界へと帰って行った。
馬場 流星……彼の復讐の物語は、終わったのだ。
いかがでしたか?今回はここまでです。
全ての元凶とも言える妃十三 猛が遂に倒れ…馬場 流星の復讐は幕を降ろした。
次回、最終回です。